幼児 発達障害

発達障害 ADHDタイプの子どもの睡眠問題解決法とは?

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寝かしつけに時間がかかったり、寝てもすぐに起きてしまう子どもに疲れ切ってしまっていませんか?発達障害・ADHDタイプの子は、脳のネットワークの特性から、睡眠障害を引き起こしていることもあります。そこで、子どもがスッと眠れる秘策をお伝えしていきます。
 

【目次】

 

1.なかなか眠れないのは、発達障害が関係している?

 
 
小さな頃から周りの音に敏感で、寝かしつけにものすごく時間がかかったり、やっと寝たと思ったらすぐに起きてしまったりするお子さん。
 
 
睡眠リズムが大切である、と言うことはわかっていて、毎日頑張って同じリズムを作っている方も多いでしょう。それなのになかなか寝てくれないのは、私の寝かしつけ方が悪いせい?と悩んでいませんか?
 
 
 
 
私が勤めていた保育園では、様々な年齢や月齢の子どもたちがいて、それぞれの子どもに合わせたお昼寝時間をとっています。でも、なぜか小さな頃から寝ることが苦手な子もいました。
 
 
特に発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症傾向のお子さんは、気になるものが多いと不安になったり落ち着かないという特性から、睡眠が苦手なお子さんが多かったように感じます。
 
 
保育園では、集団の中なので限られたスペースではありましたが、できるだけその子が落ち着いて眠れるように、場所を工夫したり、明るさの調整をしたりしていました。
 
 
また眠ることが苦手なお子さんの中には、ベッドに寝かせると起きてしまうので、ずっと抱っこやおんぶで寝ている子もいました。
 
 

2.いつも元気なADHDタイプの子は、疲れれば寝ると思っていませんか!?

 
 
なかなか眠れない子や、眠ってもすぐに起きてしまう子は、日中の活動量が足りてないのでは?と思ったことがありました。
 
 
特に私が担任をしていた年中さんのクラスでは、お昼寝をしない子どもが多く、夕方まで体力が持つか心配して悩んだこともあります。
 
 
まだまだ成長過程で、お昼寝が大切であるこの時期に、眠れない子が多いのは問題であると感じ、クラスの先生と相談し、日中の外での活動を増やしてみることにしました。
 
 
そこで少し広めの公園に遊びにいき、鬼ごっこや尻尾取りゲームなどで、思いっきり走って体力を使い、疲れさせるという作戦を取ることに。
 
 
そして帰り道、「もう歩けない!」という言葉が出るぐらいしっかり遊びこんできたので、今日はみんなが眠れると期待していました。
 
 
ところが、お布団に入った瞬間に眠ってしまった子もいたのですが、いつも眠れない子は、やはり寝られなかったのです。
 
 
こんなにも体力を使ってお昼寝しないなら、お家でもしかしたら、早く寝過ぎてしまい困っているのでは?と思い、お母さんにお家での様子を伺ってみました。
 
 
すると、お昼寝をしてもしなくても、やはりお家でも眠れないことが多いということを教えてくださいました。
 
 
考えるより先に体が動いてしまう、いつも元気いっぱいの発達障害ADHDタイプの子は、保育園のお迎え後も、公園に寄ってからお家に帰っていたそうです。
 
 
保育園がお休みの日も、日中はお友だちや親戚のお家に遊びに行き、汗だくになるまで遊んでいる。
 
 
沢山遊んで、さぞかし今日は疲れただろうと思っていても、少しウトウトしたかと思ったらパッと目が覚めてしまい、それきり全然寝られない日もあるのだそうです。
 
 
 
 
しっかり運動したら疲れて寝るはず、という考えが通用しない子どもたちがいるのです。
 
 
なぜこんなに体を動かしているのに、なかなか眠ることができないのでしょうか?
 
 

3.睡眠を促すコツとは?

 
 
最近の研究で、子どもの眠れない原因はお母さんの寝かしつけ方が問題なのではなく、脳の発達の特性が関係しているということが、わかるようになってきました。
 
 
発達障害の子どもたちの睡眠問題は、脳のネットワークの特性だったのです。
 
 
つまり体力は関係なく、沢山遊んだから眠れるというようなことはなかったのです。
 
 
では、どのように眠りに誘って行ったら良いのでしょうか?
 
 
今までは、なかなか寝てくれない子がいると、どうしても「早く寝ないと、起きられないよ」と少し強めの声で注意をしてしまっていました。
 
 
注意された子はほんの少し黙っているものの、3分後には目がパッチリ開き、騒ぎ出してしまう…騒ぐと先生が、また注意しに行くという悪循環を辿っていました。
 
 
そんな声がけに、子どもたちは少し騒げば注目してもらえるし、ずっと寝なければ先生が近くにいてくれると思ってしまったのでしょう。
 
 
そこで、「先生もお仕事があるけれど、時計の長い針が6までは側にいられるからね」と時間を決め大人も目を瞑り、優しくトントンしたり、マッサージして入眠へと導きました
 
 
すると、先生がいつ居なくなってしまうかわからない不安が解消され、落ち着いて眠ることができるようになっていったのです。
 
 
こうして、子どもにとって心地の良いコミュニケーションを取ることで、安心して眠りにつき、心も体も成長することができました。
 
 
布団の重さ、いつもの匂い、快適な温度、そしてやさしい吐息。
 
 
刺激の少ない場所でゆっくりと眠れる体験を積んでいけば、自分の世界に入り落ち着いて眠ることができるようになっていきます。
 
 

 
 
お家でもぜひ、お母さんの優しい笑顔と、心地よいコミュニケーションで、お子さんの睡眠を促してみてくださいね。
 
 
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執筆者:古関ときこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 

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