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宿題バトルを卒業しよう!ADHDの子どもが集中力を発揮できない理由

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お子さんに宿題をやらせようとして、親子バトルになったことはありませんか?特にADHDで集中力がないお子さんの場合、スムーズに宿題に取り組ませるためにはポイントを押さえた声かけが大切!そこで、2つの声かけの具体例をご紹介します。
 

【目次】

 

1.もう宿題バトルは卒業したい!それならお母さんの声かけがポイントです!

 
 
コロナ休校中の発達障害グレーゾーンのお子さんを持つ多くのお母さんたちの大きなお悩みは、課題をさせる時間が親子バトルの原因になってしまうということでした。お子さんはどうでしたか?
 
 
そして学校の再開後、宿題の量も増えてきているので、今度は家で宿題をやらせる時に親子バトルになっていませんか?
 
 
・なんて言ったらやるの?
・取り掛かるまで時間がかかりすぎ!
・なんで集中できないの?
 
 
こんなお悩みがあるお母さんに、宿題にスムーズに取り組ませるためのポイントをお伝えしたいと思います!
 
 
実は私も、子どもの勉強問題ですごく悩んだ時期がありました。長男はADHD(注意欠陥多動性障害)グレーゾーンで集中力がなく、宿題をやらせるのは大変!ひどい時は全く宿題をやらない時期もありました。今は、なんと!自分から宿題をやるようになりました!
 
 
宿題をやらなかった時期は大変でしたが、思い返すとADHDタイプの長男が宿題を嫌がるのは当然だったと思います。なぜかと言うと、私が長男の感情を逆なでするような声かけをしていたからです。
 
 
「宿題やろう!」と言ってもやらない。初めは優しく言っているんです。それでもやらないし、やらせないと!と自分の気持ちは焦るし…こっちもイライラしてくるという悪循環でした。
 
 
でも今なら、これじゃあ宿題やらないよね!ということがわかります。なぜなら、宿題をスムーズにさせるには、絶対に子どもをイライラさせちゃいけないから!
 
 
それなのに私は怒って宿題をさせるという真逆な対応をしていたんです。これでは宿題に嫌な感情しかわかないし、集中力のないADHDの子には逆効果!
 
 
だから、宿題にスムーズに取り組ませるためには子どもを興奮させない声かけが必要なんです。感情的にさせない声かけさえ出来れば、宿題にもスムーズに取り組ませることができます。
 
 
 
 

2.ADHDの子が宿題で集中力を発揮できない理由とは?

 
 
では、なぜ感情的になると勉強に取り組めなくなるのでしょうか?ADHDタイプの子が勉強を始める時の脳の状態を考えてみましょう。
 
 
脳は、車のエンジンと同じで行動を始める時に1番エネルギーを使い、負荷がかかります!また、脳の苦手なところを使うことにも負荷を感じるので、勉強をする工程の中に苦手があった場合はさらに負荷がかかってしまいます。
 
 
そして、集中力のないADHDのお子さんの場合は、嫌なことを我慢してやり続けるとさらに脳に負荷がかかっている状態になってしまうんです。
 
 
「勉強が嫌だ」という脳の負荷満載の状態を「嫌だけど、なんとかしなくちゃ!」と頑張ってくれるのは理性です。この理性が働くから「課題は嫌だけど、やらないといけないからやるか…」と行動を始められるのです。
 
 
ですが、この理性を働かせる場所というのは脳の奥の方にあります。だから、脳が落ち着いている状態の時でないとその場所は活躍することができません。
 
 
脳が落ち着いているというのはどんな状態かと言うと、ネガティブな感情が静かにしている時です。
 
 
・イライラしたり
・悲しかったり
・ウツウツとしたり
 
 
こんなネガティブな感情が騒いでいる時は、理性は出てきてくれません。そして、感情的になっている時は脳の中もぐちゃぐちゃしているので、学んだり覚えたりしたこともあまり頭には残りません。
 
 
だから何か学ばせたい時は、子どもを感情的な状態にさせてはいけないんです!
 
 
 
 

3.これで宿題もスムーズに取り組める!簡単な2つの声かけ

 
 
では、どんな声かけをすれば子どもを感情的にさせないで、スムーズに宿題に取りかかれるようにできるでしょうか?簡単な方法を2つご紹介したいと思います。
 
 

◆1つ目:「しよう!」「やろう!」の声かけ

 
脳は制止されることが嫌いです。そのため、「〜やめなさい!」という声かけは不快な感じを受けてしまい、なかなか指示に従えません。なので、「しよう!」「やろう!」の声かけをしてあげて欲しいんです。
 
 
例えば、ゲームをやめて宿題をして欲しかったら「ゲームをあと10分したら、宿題しよう!」とか、お菓子を食べていたら、「お菓子をあと2個食べて宿題しよう!」というようなイメージです。
 
 
何かをやめさせて次の行動に移してもらいたいときは「〜やめて」ではなくて、「〜しよう」の声かけを常に意識してみてくださいね!
 
 

◆2つ目:指示する前に一言褒めを挟む声かけテクニック

 
 
褒める内容は、私たちが些細だと感じることでいいんです。「ご飯座って食べれたね!」「今日も学校お疲れ様!」「今日も元気でいてくれてありがとう!」など。そのあとに指示をします。
 
 
例えば「今日もご飯の後、お皿下げてくれてありがとう!あと10分YouTube見たら、一緒に宿題しよっか?」というような感じです。こんな風に言うと、子どもを感情的にさせずに次の行動への指示を出すことができます!
 
 
簡単な声かけを2つご紹介しましたが、この声かけテクニックは勉強させる時だけではなく普段から意識して使ってもらうと、だんだんお子さんの行動が変わってくると思います!
 
 
 
 
ADHDタイプの息子も今では、集中して宿題に取り組めるようになっています。お母さんの声かけ1つで今まで苦痛だった宿題の時間が褒める時間に変わります。ぜひやってみてくださいね!
 
 
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執筆者:水本しおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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