グレーゾーン 対応

発達障害・グレーゾーンの有無は関係なし!かんもく傾向がある全ての子どもの育児で大切にしたいこととは。

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不安障害の一つ「場面かんもく」。発達障害やグレーゾーンの子どもに多い症状でもありますが、発達に心配のない子どもにもいることがわかっています。診断があるなしにかかわらず、かんもく傾向にあるお子さんを育てる上で大切にしたいことをお伝えします。
 

【目次】

 

1.不安になりやすい子は要注意!発達障害やグレーゾーンだけとは限らない

 
 
子どもの「かんもく」で悩むお母さんは多いですよね。
 
 
以前「かんもく」についての記事を書きましたが、読んでいただけましたでしょうか? もしよかったら読んでみてくださいね。
 
 
 
内向的な性格、人見知り、場所見知り、恥ずかしがり屋だからと周りから捉えられて対応されることの多い「場面かんもく」
 
 
それもそのはず、ある特定の場所以外では発話できていたり笑顔が出ていたりすることもあるからです。
 
 
しかし、この場面かんもくは不安障害の一つであると考えられています。発達障害やグレーゾーンのお子さんに多いのも事実ではありますが、特に発達に問題のないお子さんの発症もあるのです。
 
 
発達障害やグレーゾーンの子どもの場合の「かんもく」には特性からくる不安の高さが原因とも言われています。実際に発達障害やグレーゾーンのお子さんの中には不安が高い子が多いのです。
 
 
しかし、発達には問題がなくても何となく不安が高い傾向のお子さんっていますよね。
 
 
ですから診断の有無にかかわらず、不安が高いお子さんを育てるお母さんには知っておいて欲しい症状の一つでもあります。
 
 
幼児期の発症例が多く報告されていますが、大人になっても幼児期の頃からの症状が長く続いてしまうこともあり決して軽視してはいけないものなのです。
 
 
 
 
性格だからと軽く考えるのではなく、少しでも様子が変わったら気をつけて対応してあげなくてはなりません。
 
 
もし、お子さんに不安になりやすい傾向がある場合、お子さんの様子を注意深く見守ってあげてくださいね。
 
 
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2.娘の事例から考える。どういった状況が「かんもく」を悪化させるのか?

 
 
では、「かんもく」ってどのような状況だと悪化してしまうのでしょうか?
 
 
・話すことを人から強要されること
・声を出したときに過剰に周りが反応したりすること
・声が出ないことを責めたり、からかったりすること
・親が焦って様々な場面で無理強いすること
 
 
などです。
 
 
周りの不適切な対応により、さらに話せない状況へと陥ってしまうのです。そして、周りの反応が本人にフィードバックされ、声が出せない自分をさらに自覚させてしまうことになるのです。
 
 
実際、我が家にも場面かんもくの娘がいます。幼少期に通っていた幼児教室で初めは自己紹介ができていましたが、ある日突然できなくなりました。
 
 
それというのも、もともと口数の少なかった娘がみんなの前で自己紹介をしたときに、みんなが「すごい!しゃべったー!」と反応したことでした。
 
 
 
 
娘はそれ以来、その幼児教室はもちろんのこと他の場所でも声が出なくなる症状が続きました。
 
 
今も、対応においてはトライアンドエラーを繰り返す日々ではありますが、娘と関わる中で私たち周りが大切に考えてあげたいことをお伝えしたいと思います。
 
 
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3.解決に向けて大切にすることとは

 
 
冒頭でもお話ししましたが、「場面かんもく」とは全面的に話せなくなる症状のことではないですよね。
 
 
ある特定の場所において発話ができなかったりしてしまうものです。ということは話せている場所や場面は他に多く存在していることも確かです。
 
 
周りの私たち親や大人は、その子の話せている場所や場面を少しでも広げてあげることが大切だと考えます。
 
 
そのためには、まず話しができている場所や笑顔が出せる場面を最大限に活かし「私は声がちゃんと出せているんだ」という本人の自信へとつなげてあげることです。
 
 
自信へとつなげる方法の一つとして明るくソフトに本人にフィードバックしてあげましょう。
 
・〇〇(お友達)ちゃんと楽しくおしゃべりしていたね
・〇〇(お友達)ちゃんと一緒に遊べて楽しかったね
・〜しているときの〇〇(本人)ちゃんとっても楽しそうに笑っていたよ
・〇〇(本人)ちゃんはここの場所が大好きで安心するんだね
 
などと子どもへ声がけをしてあげてくださいね。
 
 
子どもが話している姿を見れば心から嬉しいと思うのが親心ですよね。しかし、あからさまに喜んだり、質問攻めにしたり余計なアドバイスは絶対にしてはいけません。
 
 
一番本人に届けてあげなくてはならないことは、小さな自信をたくさん積み重ねて、成功体験を増やしていく機会です。
 
 
いずれこの積み重ねた小さな自信と成功体験が話せる場所を広げていってくれる糧になります。
 
 
本当は話したいけれど、話せない自分にとても困っているのは他の誰でもない本人です。
 
 
焦らず声が出ている場所をとにかく大切に見守り広げていけるよう手助けをしてあげたいですね。
 
 
娘にも現在、この対応を続けています。実際に、少しづつですが声が出せる場所や場面が増えてきています。
 
 
はっきり言って時間も労力もかかります。本人の話そう!という努力も必要です。そしてタイミングもあるでしょう。
 
 
発達障害やグレーゾーンであってもなくても、「場面かんもく」で人知れず悩んでいる子どもがいます。
 
 
そんなとき、親の私たちがまず温かい目で適切に対応してあげたいですね。
 
 
 
 
一緒に頑張りましょう!
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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