お子さんの自己肯定感は高いですか?もし、自己肯定感が低いと、ちょっとした失敗で深く落ち込んでしまったり、ネガティブな考えになったりしやすいです。脳に届く「正しい褒め方」を使えば、発達障害アスペルガータイプも、自己肯定感を上げられますよ! |
【目次】
1.褒めているのに、発達障害アスペルガータイプの自己肯定感が上がらないのはなぜ?
2.自己肯定感を上げる、正しい褒め方とは
3.脳科学的に見た、自己肯定感の正体は○○!
4.「脳に届く褒め」のオススメ方法をお伝えします
1.褒めているのに、発達障害アスペルガータイプの自己肯定感が上がらないのはなぜ?
「自己肯定感」とネットで調べると、Google:約 172,000,000 件、Yahoo:約172,000,000件と、ものスゴい数の記事が出てきます。
また、「自己肯定感の上げ方」など、たくさんの書籍が出版されています。教育メディアでも、頻繁に取り上げられているので、ご存じの方が多いと思います。
それでは、自己肯定感の上げ方をご存じの方に質問です。
「今までの方法で、自己肯定感を上げられていますか?」
「上げられている!」と自信を持って答えられる方は、ぜひそのまま続けてください!
「上げられている!」と自信を持って答えられなかった方は、なぜだと思いますか?
自己肯定感は大事!と、これだけ言われ、これだけの情報がある中、なぜ自己肯定感が低いままなのでしょうか?
それは、ズバリ!自己肯定感の上げ方が間違っている、自己肯定感の捉え方がずれている可能性があります。
特に、発達障害アスペルガータイプの子どもは、褒めが伝わりにくいことがあるので、自己肯定感の上げ方を正しく知ることが大事です!
2.自己肯定感を上げる、正しい褒め方とは
褒め方にも、正しい褒め方・間違っている褒め方があります。
そして、正しい褒め方が自己肯定感を上げるのです!
それでは、正しい褒め方って何なのでしょうか??
それは、子どもの反応でわかります!
お母さんの褒め言葉に、ニヤっとする子、全身で喜ぶ子、素直には喜ばなくても、その後の様子がとても機嫌が良いなど…子どもの反応は、それぞれです。

もし、褒めたことがおだて(ウソっぽい)になっていると、子どもは反応しません。聞く耳をシャットアウトの状態にしてしまうので、ただ褒めれば良い!というものではないのです。
そのため、子どもの普段の様子から、嬉しいときにどのような反応をするかを観察し、脳を成長させる質の良い褒め言葉を掛けることが重要なのです!
3.脳科学的に見た、自己肯定感の正体は○○!
自己肯定感は 、“自分をどう思うのか?”という感情です!
感情は、心が作るものではないのです。脳が感情を感じ、脳が感情を記憶しています。
つまり、脳で作り上げている自己肯定感なのです!

だから、脳に届いた後は、脳がそこから命令し、ニヤッと笑ったり、表現として動いたり、という行動へつながります。
そのため、シンプルに脳に届く褒めが必要なのです!
4.「脳に届く褒め」のオススメ方法をお伝えします
「脳に届く褒め」のオススメ方法は…
「実況中継」です!
⼦どもがしていること、できていることを、そのまま⾔葉にしてあげることが、自己肯定感が低い⼦に効果的です。
「自分で起きれたね!」
「お着換えしているんだね!」
「ご飯食べれたね!」
「歯磨きしているんだね!」
などと、事実を⾔うだけなので、お⺟さんも簡単にできちゃいますよ!

発達障害があってもなくても、脳に褒めが届くだけで、子どもの姿がどんどん変化していきます。ぜひ実況中継を使って、子どもの自己肯定感を伸ばしてくださいね!
こちらの記事でも、褒めのポイントをお伝えしています。併せてお読みいただき、子育てに役立ててくださいね!
自己肯定感についてもっと知りたい方は、ぜひご登録ください!
執筆者:今村裕香
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)