学校に行くことがゴールではない!?発達障害ADHDの子どもの登園・登校しぶりへの対応方法!

二学期が始まりましたが久しぶりの登園・登校は順調ですか?発達障害ADHDの子どもは不安を強く感じる傾向があり、環境の変化に適応するのも苦手なので、休み明けに行きしぶりが起こりやすいのです。そこで今回はお家での対応や声掛けのポイントをご紹介します!

【目次】

 

1.発達障害ADHDの子どもが登校を行きしぶる理由は「不安」が強いから

 
 
2学期が始まりましたね。お子さんは、毎日楽しく登園、登校していますか?登園、登校しぶりがひどく、毎朝バトルしている親子も少なくありませんよね。
 
 
何とか登校しているけれど、いつもとは違う様子が見られる子もいますし、この暑さで疲れがではじめている子も沢山います。
 
 
特に、注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもは不安を強く感じやすいという傾向があり、実際に休み明けから学校に行きたがらなくなってしまったというお話もよく伺います。
 
 
凸凹キッズは感覚的過敏の子も多いので人数が多い教室に入ると、話し声で頭が痛くなる、息苦しさを感じる、と言うことが実際にあるんですよね。
 
 
また、慣れない環境で不安を感じて1日中その不安と戦っている…そういう子もいます。
 
 
わが家の一年生の息子も同様でした。 家でのんびり過ごすのが大好きな息子は、休みの間おうち時間を思う存分楽しんでいました。
 
 
学校では仲の良いお友だちもおらず、イスに座って苦手なお勉強、担任の先生とはあまり上手くコミュニケーションが取れない…
 
 
登校拒否する日が2週間ほど続きました。しかし!その後、息子は毎日自分でTVを消して、私より早く玄関に向かい登校するようになったんです。
 
 
 
 
息子が登校拒否をしていた約2週間、遅刻して登校する日もあれば休む日もありました。私は息子に振り回されていたか?と言うとそれは全く違います。
 
 
それでは、私が息子にどんな対応をしたのか、息子がどんな風に変化していったのかをお伝えしますね!
 
 
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2.学校へ行きたがらない子どもの目標は「学校に行くこと」ではない!

 
 
まず、休み明けに息子が不安定になることを想定して私が設定していた目的、ゴールとは、何だったでしょうか?
 
 
それは、「慣れない環境にもチャレンジできるように、息子に安心感と自信を授ける」 ということでした。
 
 
結論からお伝えすると、学校に行く=ゴール、にしなかったことが結果的に息子が学校に行けるようになったと私は確信しているのです。
 
 
このお話をすると、「え!?学校に行かせなくていいの!?」とびっくりされるお母さんもいらっしゃると思います。
 
 
私も学校に行かなくてもいい、と考えているわけではないんです。
 
 
学校では勉強以外にも、先生やお友だちとのコミュニケーションを通じて人間関係を学ぶ場所で家ではできない経験が沢山できる場でもあります。
 
 
息子にとって、好きな場所、居場所が1つ増えるとそれはとてもありがたいです。そういう意味では学校に楽しく通えるのであればそれに越したことはありません。
 
 
 
 
けれど、本人があまりにも苦痛で辛い場所なのだとすると、果たして行かせることに意味があるのか?という考えがベースにあるのです。
 
 
苦痛を抱えたまま無理やり行かせることで不安を増長することになるのなら、やっぱり休ませた方が長い目でみると良いと思います。
 
 
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3.行きしぶりに対する家での対応方法は?学校に行くパワーを育てましょう!

 
 
 だからと言って、ただ、嫌がったらやみくもに休ませる、と言っているわけでもありません。
 
 
できれば家に居たい、ママと居たい、という感じであれば、学校に行けるように少し背中を押してあげればいいと思います。
 
 
しかし、発達凸凹キッズは不安を強く感じやすい傾向があり感覚過敏の子も多い、とお伝えしましたよね。
 
 
もし不安を強く感じていたり子どもに辛い気持ちがあるのなら、まずは家で落ち着いて過ごしてできることを親子で取り組んでみましょう。
 
 
・宿題を一緒にやってみる。できるところだけでいいんです。そしてできているところをしっかり褒めましょう
 
 
・お昼ごはんを一緒に作ってみる。このお野菜の形面白いね、なんて言いながら、包丁を持たせてみるのもいいでしょう。
 
 
 
 
居心地の良い家でずっと過ごしていたから学校に行けなくなった。それにもかかわらず、また休ませていいの?と不安になるのも分かります。
 
 
けれど、新しい環境にいきなり飛び込まなければいけない。そんな子どもたちの心境を考えてみると…
 
 
不安な気持ちを想像するのは簡単ですよね!
 
 
ですので、行きたがらなくて当然、と思って寄り添ってあげて欲しいんです。
 
 
息子も、少し背中を押せば登校できる日もありました。けれど、本当に不安で辛くて行けない日もありました。そんなときは、2人で色々なことをして過ごしました。
 
 
すると、少しの声かけで学校の宿題や公文のプリントを自分でやり始めたり…それはもちろん褒めまくり!でした(笑)自分でやろうと決められたことチャレンジしたことも沢山褒めましょう。
 
 
そんなことを繰り返しているうちに遅刻しても徐々に登校できるようになり、そして今は、毎日遅刻もなく元気に登校しています。
 
 

 
 
息子の中で芽生えたのは、安心感と自信。これが学校に行くパワーになっています。
 
 
家での絶対的な安心感がなければ不安な外の世界に出られません。家が安全基地になるから、園や学校に行けるのです。
 
 
またここに帰ってこれる、一番の理解者がここにいる、そう思えることは、大人になっても大きな力になります。
 
 
休ませるにしても、行かせるにしても、しっかりとその目的を意識して判断して子どもに接することが大事なのです。
 
 
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執筆者:瀬名香織
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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