グレーゾーン 発達障害

発達障害・グレーゾーンの有無は関係なし!かんもく傾向のある不安の強い子へ褒めを届け自信につなげるには

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発達障害やグレーゾーンでなくとも、かんもく傾向の子がいます。子どもによっては褒められることすら恐怖を感じ、褒めが伝わらないことも。かんもく克服へは、自信が欠かせません。自信につなげるための褒め方についてお伝えします。
 

【目次】

 

1.褒められることが恐怖に感じる気持ちわかりますか?

 
 
皆さんは、褒められると嬉しいですか?それともイヤな気持ちになりますか?
 
 
中には褒められ慣れていないから…との理由で、イヤではないけれども、複雑な気持ちになってしまうという人もいるかもしれません。
 
 
本来は、褒められると嬉しいですよね。
 
 
しかし、不安や緊張が極度に強い、かんもく傾向の子どもにとっては、褒められることにも恐怖を感じてしまうことがあるのです。
 
 
かんもくには、話せないことや、緘動という体が思うように動かないこと、自分の声を聞かれることや話している姿を見られることへの恐怖があります。
 
 
そのような不安や緊張がベースにあるので、褒められることが自分への注目と捉えてしまい恐怖に感じてしまったりすることがあるんです。
 
 
褒められたら感情豊かに喜べばいい!子どもは褒められて無邪気に喜んだりするもの!きっとそう思っている人も多いかもしれません。
 
 
しかし、褒められている内容よりも、自分の不安や緊張の気持ちが先に割り込んできてしまい、うまく褒めを取り込むことができない子もいるのです。
 
 
褒められるのが嫌いなのかな?嬉しくないんだな?何だか感じ悪い!などと、誤解を招きかねませんが、かんもく傾向の子へは褒め方を工夫しなければ伝わりづらいのです。
 
 
本人には悪気は一切ありません。自分でもコントロールできる不安や緊張の強さではないのです。
 
 
 
 
人間には本来、防衛機能がありますので、何か不安や緊張に感じたときには強く嫌悪感が出ることがあります。これは正常な機能です。その後、体が元の状態に戻そうとする機能が働き、不安や緊張から解放されます。
 
 
ところがかんもくの子には、その解放がないのです。学校や特定の場面で、ずっと不安や緊張から解放されることなく、その状態に支配され続けています。
 
 
かんもくを克服に向かわせるためには、自信を付けさせることが重要と言われていますが、褒めが届かないとなると、なかなか自信につなげることは難しいですよね。
 
 
今回は、そんな褒めが届きづらい、かんもく傾向のお子さんへ、自信につなげられるような褒め方のコツをお伝えしたいと思います。
 
 
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2.発達障害やグレーゾーンの有無にかかわらず支援は後手に回さない

 
 
かんもく傾向の子は、自分を発信することが少ないので、大人しい、内向的で他人には迷惑をかけないことが多いのです。
 
 
どうしても、学校は目立つ子どもの方に支援が向きがちですよね。しかし、かんもくは、背後に発達障害が隠れていることも少なくないのです。
 
 
特に、女の子に多いと言われているかんもく。女の子は特性が目立ちづらく、もともとの器用な気質も手伝い、問題なく見えて見過ごされてしまうこともあります。
 
 
そして、家庭では話せている場合や、快活な子であることも多いために、親も気が付かないことも。
 
 
どうしても支援が後手に回りやすいんですよね。しかし、かんもくが引き金となり、うつを発症してしまうこともある怖いものです。
 
 
普段から、大人しく、内向的なお子さんを育てているお母さんは、学校や園の先生と情報交換をしてほしいと思います。
 
 
適切な対応をしないと、悪化してしまうこともあります。家庭だけではなく、学校や園の先生、習い事の先生と周りを巻き込みながら支援につなげていくことが重要です。
 
 
 
 
我が家の娘も、年少での担任の先生との情報交換で、幼稚園生活において、かんもく傾向を知ることになりました。
 
 
初めて知ったときには、ショックの方が大きかったのですが、先生と情報を共有できたことで、園でも早めに支援をしてくれることに繋がりました。
 
 
園生活において、自信をつけて欲しかったのですが、一般的な褒めだと不安や緊張が先にきてしまい届きづらかったのです。
 
 
先生からどんなに褒めてもらっても、娘の自信には全くつながっていませんでした。どうしたら、しっかり褒めが伝わるのか先生と相談させてもらい、2つの褒め方が効果的ということがわかったんです。
 
 
次項で説明していきますね。
 
 
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3.かんもく傾向の子へ効果的に褒めを届け自信につなげる

 
 
かんもくは不安障害に位置付けられていることもあり、極度の緊張や不安が強いられるのです。
 
 
たとえ、周りが褒めてくれても、その褒められたこと自体も、周りから集中する注目に、頭が真っ白になり、体が硬直してしまったりするのです。
 
 
自分に置き換えてみても、そんな精神状態では、褒めの言葉が入らないことは理解できますよね。
 
 
親も、先生も、褒めるというと、言葉で大きなリアクションで満面の笑みを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
 
 
しかし、かんもく傾向の子へは、マイナスに作用する表現でもあるのです。
 
 
ではどのように褒めを届けたら良いのでしょうか?2つのコツをお伝えします。
 
 

◆ジェスチャーで、本人にだけわかるように!

 
 
本人にだけわかるように、グッドジョブサインを出す。OKサインを出す。言葉以外で伝えてあげることが有効です。
 
 
周りへ気が付かれるのを嫌がる傾向の子も多いので、親や先生が本人だけにわかるように伝えてあげる方法が一番褒めを届けてあげられるのです。
 
 
言葉にはしませんが、笑顔も一緒に届けてあげてくださいね。
 
 
娘は、年少のときの担任の先生が一年間、ジェスチャーで褒め続けてくれました。娘が、帰宅後、先生がこうやって褒めてくれたの〜!と、先生がやってくれたジェスチャーを嬉しそうに話してくれることが増えました。
 
 
しっかり褒めが届いていることを確信した瞬間です。
 
 
私自身も、娘の行事や参観で離れて見ているときには、娘にグッドジョブのジェスチャーをよく使います。
 
 
そうすると、娘も頷きながら、満面の笑みを返してくれます。
 
 
 
 

◆ワンクッション挟んだ褒めで自信につなげる

 
 
「パパが、自転車上手になったって褒めていたよ〜」
 
 
「〇〇くんのママが、(娘)のこと、お姉ちゃんになった〜って言っていたよ」
 
 
などと、ワンクッション挟んで褒めることです。
 
 
娘にも、私が褒めたあとに、続けるようにして、他者が褒めていたということを伝えています。
 
 
「パパも、褒めてくれているの〜?」と照れていますが、しっかり娘に届いています。
 
 
かんもく克服への道は、自信をつけてあげることと言われています。褒めが伝わらないと、自信につなげてあげる道は途絶えてしまうこともありますよね。
 
 
褒め方は一つじゃありません。お子さんに合わせた、安心できる褒めを届けてあげたいですね。
 
 
「かんもく」に悩むすべてのお子さんが、一日も早く克服できますよう、心より祈っています。
 
また、子どものかんもくについてはこちらの記事でもお話ししています。合わせてチェックしてくださいね。
 
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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