グレーゾーン 対応

【お悩み相談室】発達障害の幼児の癇癪に振り回されています。ADHD傾向がありますが、どう対応したらよいでしょうか。

更新日:

発達障害の息子にADHD傾向があります。すぐに癇癪を起こしてしまい、振り回される毎日に疲れています。どのように対応したらよいでしょうか。

 

4歳・男の子のママ

すぐに癇癪となると、ママも疲れてしまいますよね。我が子も癇癪がひどかったのですが、今はたまにあっても自分から切り替えることができるようになりましたので、ご紹介したいと思います。

 

発達科学コミュニケーション
リサーチャー 三島希実

 

【目次】

 
 

1.発達障害の幼児の癇癪に振り回されて、ママが疲れていませんか?

 
 
お子さんがすぐに癇癪を起こしてしまうと、ママも疲れてしまいますよね。手がつけられなくなり、放っておくしか対処できなくなるような場合もあります。
 
 
我が子も、以前はかなり癇癪がひどく、親のストレスも非常に大きい状態でした。また、外出先で癇癪になるのが恐ろしくて、外出がおっくうになっていたこともありました。
 
 
例えば、ファミリーレストランの会計近くに売っているおもちゃを、子どもが欲しいと言い出し、「今日は買わないよ」というと、そこから癇癪が始まります。私の足にしがみついて離れず、その場から動けなくなるというようなことが何度もありました。
 
 
一度癇癪を起こしてしまうと、子ども自身ではどうしようもできなくなり、私も、当時は子どもの気分を変えてあげるなどの方法をうまく使えておらず、泥沼になっていました。
 
 
 
 
でも今は、あの頃はなぜあんなに癇癪を起こしていたのだろう、というくらい落ち着いています。
 
 
当時、2,3歳くらいだったので、ちょうどイヤイヤ期と重なったのかもしれません。
 
 
自我が芽生え、何でも自分でやりたいけどまだできないことが多く、イライラしていることもあったと思います。でもやはりそれだけではなく、発達凸凹によると思われる癇癪もありました。
 
 
そして当時をふりかえると、親としても、圧倒的に足りないものがあったことに気づきます。
 
 
発達障害&グレーゾーンの対応無料メール講座特典付き
 
 

2.ADHD傾向など発達の凸凹があっても大丈夫。日頃のコミュニケーションで改善!

 
 
その頃の私は、イヤイヤ期真っ只中の子どもに対して、何とかコントロールしようとしていた面がありました。初めての子で余裕がなかったこともあるかもしれません。
 
 
いわゆる、しつけの育児で何とか言うことを聞かせようとしていました。今、冷静になって考えれば、この時期の子どもに言うことを聞かせることは、無理に近いですよね。
 
 
そして圧倒的に足りなかったのが、子どもとの関係性だったと感じます。
 
 
イヤイヤ期の子どもなので、どうしても日常的に、肯定的な声掛けよりも、指示やしつけの声掛けが上回っていました。
 
 
子どもを受け入れて、子どもとの安定的な愛着関係を築くことよりも、とにかく何とかいうことを聞かせよう、とする意識の方が強かったように感じます。
 
 
ですから、子どもには全く指示が届きませんでした。
 
 
そんなとき、発達科学コミュニケーション(発コミュ)を知りました。
 
 
発コミュとは、脳科学的な知識をベースに、子どもとの肯定的なかかわりを徹底することで、子どもの脳を発達させ、困りごとをなくしていくコミュニケーションです。
 
 
私は発コミュを学び、子どもを肯定して受け入れる関係を築くことの重要性に気づいてからは、意識して行動し始めました。しばらくすると、子どもは明らかに素直さが前面に出てきました。
 
 
指示を出しても、以前は「やだ」としか言わなかったのに、「わかったー」と言ってすぐに行動し始めることがあり、親の方がびっくりしたことも。
 
 
癇癪も明らかに減っていき、たとえ癇癪を起こしても、子ども自身が「続けてもいいことないな」と、自分からやめられるケースも出てきました。
 
 
最近では、ファミリーレストランで売っているおもちゃを見て、欲しがったとしても、「今日は買わないよ~」と言えば、「じゃあ今度買って」とか「じゃあクリスマスに買って」などと言うようになりました。
 
 
成長し、欲しいものをどうやったら手に入れられるか、交渉するようにもなっています。
 
 
「今おもちゃが欲しい」という欲求がかなえられない気持ちを、癇癪としてすぐに表さなくても、「ママはいつもここでは買ってくれないもんな」とか、「クリスマスなら買ってくれるかも」などと、冷静に思考を巡らせられるようになってきているのだと感じます。
 
 
 
 
そして、癇癪がなくなっただけではなく、日々のびのびと楽しそうに過ごすようにもなりました。新しいことにも、楽しそうに挑戦していきます。
 
 
このように私は、指示や注意をする前に、子どもを肯定して受け入れる親子のコミュニケーションが十分に取れていることの大切さを、本当に身をもって実感したのです。
 
 
発達障害&グレーゾーンの対応無料メール講座特典付き
 
 

3.どんなコミュニケーションがカギになる!?

 
 
では癇癪についてお悩みの場合、具体的にどのように対応したらよいでしょうか。
 
 
まず、1,2でお伝えした通り、癇癪自体をすぐに何とかしようと思わないことです。
 
 
癇癪が始まったら、まずは、「嫌なんだね」ということだけを受けいれ、それに対して怒るなどネガティブな反応はしないことです。
 
 
でも、だからといって、癇癪がすぐになくなるわけではないので、ここは辛抱が必要になります。
 
 
重要なのは並行して、癇癪を起こしていない日々のコミュニケーションで、子どもを肯定する、受け入れるコミュニケーションを徹底することです。
 
 
それを継続していくことで、子どもとの関係を安定させていきます。
 
 
具体的には、子どもを褒めたり、認めたりする声かけ、感謝する声かけ、一緒に楽しむコミュニケーション、スキンシップなどを徹底していきます。 このようにすることで、子どもは親との間でさらに安心感が生まれ、そこから自信が生まれてきます。
 
 
そうすると、今まで聞く耳を持たなかった指示を、聞けるようになってきます。
 
 
子どもに素直さが出てくると、親側にも余裕が出てきますので、ますます両者の関係は良くなっていく好循環が生まれます。
 
 
発達の凸凹の有無に関係なく癇癪は生じると思います。
 
 
しかし、発達の凸凹により、特に不安感が強かったり、ネガティブな思考になりやすかったりするので、より子どもを肯定するかかわりの重要性は増すと言えるでしょう。
 
 
親子の肯定的なコミュニケーションを継続していくことが、癇癪を減らしていく一番の方法です。
 
 
そして、ある日、「あれ、最近全然癇癪が起きてないな」と気づくのです。我が家がまさにそうでした。
 
 
癇癪の改善は、癇癪自体をどうするかではなく、癇癪を起こしていないときの日常のコミュニケーションをどうするかにかかっていると言えるでしょう。
 
 
地道な方法とも言えますが、これは癇癪以外にも、発達の凸凹に関連して生じる様々な問題への解決策にもなります。
 
 
要はどの問題も、子どもに安心感や自信を与えることが解決の糸口になるからです。
 
 
 
 
でも、そんな我が家も、実はコロナ感染症による自粛期間に、癇癪が再燃しました。おそらく、外出できなかったり、家族以外に会えなかったりするなど、普段と違う生活にストレスを感じていたのだと思います。
 
 
ただ、対処方法は心得ていますので、なるべく子どものストレスが減るよう、親子のコミュニケーションを大切にして、子どもを肯定するかかわりを重視して過ごすようにしました。すると、しばらくしてまた癇癪はほとんど起こらなくなりました。
 
 
このように、癇癪を起こしやすい子どもは、それにより、自分の不安感やストレスを訴えている可能性があるように思います。
 
 
ですので、癇癪が起きてきたら、子どもとのコミュニケーションを見直したり、子どものストレスを軽減することを意識したりして過ごすようにしてみるとよいかもしれません。
 
 
親が、子どもの癇癪をストレスサインと捉え、子どもとの肯定的なかかわりでさらに良い関係を築いていきましょう!!
 
 
癇癪はストレスサイン!親子コミュニケーションが改善のカギ!
▼ご登録はこちらから!
▼小冊子プレゼント中です!
▼講師に困り事の相談もできる!
Nicotto!塾生募集中
 
 
執筆者:三島希実
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

-グレーゾーン, 対応
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2020 All Rights Reserved.