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発達障害・学習障害の子のママ必見!ディスレクシアの原因は「○○法」で解消しよう

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発達障害・学習障害の子どもの中で特に多いと言われるのは、ディスレクシア(読字障害)です。勉強が苦手な原因が「文字と音を結びつける力の不足」だとしたら、「○○法」を使ってお家で改善することができますよ!
 

【目次】

 

1.発達障害の中でも気付かれにくい学習障害には要注意!

 
 
夏休みも終わって学校の勉強も本格的に始まったと思います。授業が進んで難しくなってくると、勉強の苦手がある発達障害の子どもはついていくのが大変になります。
 
 
お子さんは授業についていけていますか?
 
 
・勉強の内容は理解できているのに、読み書きでつまずいている
・字を読むことや文字を覚えることだけができない
 
こんな様子が気になったら、ディスレクシア(読字障害)の可能性があります。ディスレクシアとは学習障害の中で最もよく見られる症状です。
 
 
学習障害と診断される子どもの80%以上がディスレクシアの症状を持っているとも言われています。
 
 
そんなディスレクシアの子どもによく見られるのが、「逐次(ちくじ)読み」です。
 
 
これは、文字を一つ一つ読んでしまい、単語のまとまりで読めない症状です。例えば、「りんご」が「り」「ん」「ご」という読み方になってしまう、ということです。
 
 
また、「あしたは公園に行きたい」→「あし」「たは公」「園に行き」「たい」のように、単語や文を普通は区切らないようなところで区切ってしまうことがあります。
 
 
その他にも、
 
・読んでいるところを指で押さえて確認するように読む
・文の終わりを適当に変えて読む
 
など、単に読めないというだけではなくて、読むのに時間がかかる、読み間違えが多いという症状が見られることもあります。
 
 
音読ができても内容を理解できていない子どもは、普通のクラスでも5~10%いると言われています。
 
 
でも、そういう発達障害・学習障害の特性がある子どもたちでも日常会話が普通にできると先生も気にしなかったりします。
 
 
発達障害の子どもの中には、「意識すれば読める」「言われれば分かる」という子もいます。
 
 
そういった子は「とりあえず読めるので、まあ大丈夫でしょう」支援は必要ないと思われてしまうことがあるのです。
 
 
「普通に会話できているから大丈夫」「自分で読めているから、分かっている」と先生が思っても、実はお子さん本人は大変な思いをしていることもありますよね。
 
 
そういう場合は、学校の先生に伝える必要があるかもしれません。
 
 
 
 
小学校低学年なら意識しなくてもスラスラ読める周りの子どもたちとの差は小さいかもしれませんが、学年が上がると勉強も難しくなり、差はどんどん大きくなります。
 
 
となると、やはり早い段階から対応するのが大事になります。 では、ディスレクシアの原因には何が関係しているのでしょうか?
 
 
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2.ディスレクシアの原因の一つ「音韻」って何だろう?

 
 
学習障害の原因はたくさんありますが、その中の一つに「音韻処理」がうまく働かないということがあります。
 
 
これは、文字と音を結びつけて読み上げる力のことで、うまく働かないと文字を読むのが大変になります。
 
 
音韻処理がうまくいかないと、
 
・文字と音の変換が苦手
・単語のまとまりを理解するのが苦手
 
という困りごとが出てきます。
 
 

◆文字と音の変換が苦手

 
 
特に、ひらがなの文字と音を結びつけるのが難しいことがあります。
 
 
他にも小さい「ゃ」「っ」といった文字や、音を伸ばす「-」が認識できないことがあります。
 
 
また、見た目が似ている文字を読むのに時間がかかったりします。例えば、「ぬ」という字を見たときに「ぬ」なのか「め」なのか?と迷って、なかなか発音できなかったりします。
 
 

◆単語のまとまりを理解するのが苦手

 
 
ディスレクシアの子どもは意味をイメージすることが難しいので、単語は知っていても文章を読むときに時間がかかったり、大変さを感じたりする原因になります。
 
 
例えば「り」「ん」「ご」などの一音ずつは読めても、それを「りんご」というひとまとまりの言葉として理解するのが難しいことがあるのです。
 
 
私たちはひらがなを読むときに、実は無意識に単語としてまとめて読んでいます。「おうだほんどう」と書いてあっても、なんとなく「おうだんほどう」と読むことができますよね?
 
 
でも、ディスレクシアの子どもたちは単語としてまとめて読んでいないので、少しでも文字の順番が違うとスラスラ読むことができません。
 
 
そして、日本語は「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の3つを使う言語なので、さらに読むことが難しいのです。
 
 
例えば、「りんごが口の中に入った」という文を音読するとき、口という漢字をカタカナの「ロ」と読んでしまうということが起きます。
 
 
前後の意味を想像して読むことができないので、カタカナで読んでしまうんですね。
 
 
 
 
さらに、日本語は会話で省略が多い言語です。普段の会話では、主語もよく省略されています。
 
 
例えば、レストランで食事をするときに「今日はハンバーグ!」だけでも、日本人だったら大体の意味が理解できると思います。
 
 
でも、この短い文の中に「(私は)今日(の食事のメニュー)は、ハンバーグ(にしようと思います)!」というように省略された情報がたくさん入っている状態なのです。
 
 
このような省略されている「裏の意味」や「前後のつながり」が理解できないと、文章を読むときにスムーズに読むことができません。
 
 
では、字を読むことや文字を覚えることが苦手な発達障害・学習障害の小学生の「文字と音を結びつける力」の伸ばし方を見ていきましょう!
 
 
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3.音韻を鍛える「○○法」で意識してほしい、たった1つのポイント

 
 
文字と音を結びつける力が弱いために字を読むことや文字を覚えることが苦手な場合は、まず文字と音がスムーズにつながるようにすることが必要です。
 
 
例えば「あ」というひらがなを見たら、それが「ア」という音だとパッと出てくる練習をすることが必要です。
 
 
それができるようになって初めて、文字を単語のまとまりで読めるようになります。
 
 
そこでおすすめの取り組みは、「キーワード法」です!
 
 
これは、「ありの、あ」「いるかの、い」のように、文字と読みが結びつきやすいようその音が使われている言葉を使って覚える方法です。
 
 
子ども向けのあいうえお表や、おもちゃでもよく使われているやり方ですね。
 
 
例えば、市販の平仮名と絵がかかれている「絵積み木」をお子さんと一緒に「これは、ありの、あだね。次はいるかのいを並べようか、うしのうの方がいい?」と書いてある文字を確認しながら遊べば、お子さんも勉強させられていると思わずに取り組むことができますね。
 
 
このときのコツは、発達障害・学習障害のお子さんの知っている単語を使うことです。
 
 
自然に想像できるものを使わないと、その単語を教えることも必要になってしまいます。 お子さんが知っている単語を使うだけで、吸収するスピードも全然違ってきますよ!
 
 
「あ」だったら「あり」や「あひる」、「い」だったら「いるか」「いぬ」など、人それぞれに想像しやすい単語は違います。
 
 
お子さんがどんな言葉をイメージするかを調べておくと効果を高めることができますね。
 
 
例えば、「う」だったら「うさぎ」が一般的かもしれませんが、ある県では「う」は「うどん」という子も多いそうです。想像しやすい言葉には地域性も関係するかもしれませんね。
 
 
今はインターネットで無料の画像も手に入るので、ディスレクシアのお子さんが分かりやすい単語で絵カードを手作りするのもおすすめです。
 
 
 
 
学習障害の原因は様々ですが、本人も自分の苦手について分かっていないし、先生も問題があると思っていないケースもよくあります。
 
 
発達障害の特性が勉強に影響する点については学校に配慮をお願いしつつ、お家では「キーワード法」を使って楽しく字を読んで文字を覚えるトレーニングをしてあげてくださいね!
 
 
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執筆者:三浦知花
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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