幼児 発達障害

発達障害で不安が強くコミュニケーションが苦手な子どもの「できた!」が増える言葉掛け

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発達障害でコミュニケーションが苦手な子どもは、不安が強いことから、その行動が怒りに変わってしまうときがあります。行動の特徴をよく知ることで、その不安を取り除き、コミュニケーション力を鍛えていける言葉掛けの方法をお伝えしていきます。

【目次】

 

1.発達障害でコミュケーションが苦手な幼児の子ども

 
 
ようやく運動会も終わり、ほっとしたのも束の間のこの時期、どのように過ごされていますか?
 
 
私が保育園で勤めていた頃、2学期はとにかく行事が多くて大人も子どもも大変だったイメージでしたが、今年はコロナの影響で、だいぶ縮小されているようですね。
 
 
しかし、縮小されている中でも近場での遠足や、遠足に代わるピクニックなどが計画されているところもあるようです。
 
 
発達障害でコミュニケーションが苦手な子の中には、そんな日常とは違う行事というものに、不安が大きく、苦手意識が強い子がいます。
 
 
大人にとっては、何度も経験してきた遠足などはイメージがしやすいのですが、日程や行動内容などに不安が強い発達障害の幼児さんは、初めての場所が苦手な場合が多いようです。
 
 

 
 
遠足やピクニックなど大きな移動を伴う場合、保育園では、グループやペアを決めることがよくあります。
 
 
少人数のグループやペアなどを決めるとき、年少さんや、年中さんぐらいでは先生が決めたり、ときにはくじ引きのこともあったりします。
 
 
しかし、年長さんのこの時期になると、先生たちも子どもたちの自主性を伸ばすために、自分たちで、ペアやグループを決めることがあります。
 
 
発達障害でコミュニケーションが苦手な幼児期の子どもの中には、なかなかこのペアになったり、グループに自分からの言葉で入れてと言えない子がいます。
 
 
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2.不安が強く、すぐにお友だちとトラブルになる子の特徴

 
 
私が勤めていた保育園でも、このようなシーンになると、いつもポツーンと端っこに1人で座っているという特徴ある行動をする子がいました。
 
 
先生たちも「お友だち探しておいで」と声をかけますが、なかなか動けずにいました。
 
 
やっと声をかけることができたと思ったら、すでにその子はペアになっていて、他のお友だちからダメだよと強く言われ、ときには喧嘩になってしまったこともありました。
 
 
強くダメだよと言われ、カッとなり、お友だちとトラブルになってしまう。
 
 
一見叩いてしまった子の方が悪いように見えますが、発達障害でコミュニケーションが苦手な子にとっては、やっとの思いで気持ちを言葉で伝えられることができたところだったのです。
 
 

 
 
普段も1人で遊ぶことが多かったり、話しかけられれば答えるけれど、自分からは積極的に話さなかったり。
 
 
このような特徴ある行動は、コミュニケーションが苦手な幼児期、不安が強いことが要因になっている場合もあるのです。
 
 
「誰でもいいからお友だち見つけてね」という言葉は、不安が強い子にとって一番どうして良いかわからなくなってしまう言葉だったのです。
 
 
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3.幼児期に鍛えたいコミュニケーション力

 
 
話をよく聞くと、〇〇くんと一緒が良かったのに、その子はもう別のお友だちとペアになっていて、ダメだよと強く言われ叩いてしまったとのこと。
 
 
こんなときには、叩いてしまったことを注意したくなりますが、そうではなく、気持ちを伝えられたことに注目していきます。
 
 
発達障害の子の幼児期に、できていないことに注目すると、どうせ僕なんて…という自己肯定感を下げてしまうことになるのです。
 
 
気持ちを伝えられたんだね。と、できたことを褒めていくと、子どもたちの心がグーンと育っていきます。
 
 
保育園では、このようにコミュニケーションが苦手な子の「できた」を増やしていくことで、やってみようかなという、新しい挑戦意識を持つことができるようサポートしていきました。
 
 
お家でもし、兄弟喧嘩などで不安が怒りに変わり、手が出てしまう子がいたら、ぜひ叩いたことを叱るのではなく、できたことに注目してみてください。
 
 
叩いた子が、できたことなんて何もないわ、と思うお母さん。
 
 
大丈夫です。
 
 
私も発達科学コミュニケーションを習う前はそうでした。
 
 
「叩くことはいけないよ、きちんと気持ちを言葉にして、お友だちに伝えてごらん」と子どもたちに話していました。
 
 
子どもたちが喧嘩になるときは「何もしてないのに〇〇ちゃんがぶった」と訴えてくることが多いのですが、いくら気の短い子でも、叩くまでの間になんらかのアクションがあるはずなのです。
 
 
ですので、お家でぜひお子さんの様子をじっくり観察してみてください。
 
 
さらに普段からやっていることを言葉にし、実況中継してみてください。
 
 
「弟と遊んでるんだね。」
「おもちゃ一緒に使ってるね。」
「お家が作れたんだね(ブロックで)」
 
 
と、子どもがやっている、できている行動を口にするだけで良いのです。
 
 
こうすることで、発達障害でコミュニケーションが苦手な幼児期のお子さんは、自分のできていることに気づくことができるのです。
 
 
自分がやっていることをママが笑顔で話してくれると、弟と一緒に遊べたんだ!といういい記憶で終わることができるのです。
 
 

 
 
是非この方法で、できているものに目を向け、子どもたちの発達をグーンと伸ばしてみてはいかがでしょうか?
 
 
焦らず毎日少しずつコミュニケーション力を鍛えられると良いですね。
 
 
できないことよりも、伸び代がいっぱいあると思った方が、子どもたちがワクワクする言葉をたくさんかけられるようになりますよ。
 
 
お友だちとのトラブル解決法は、こちらでも紹介しています。ぜひ併せて読んでみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:古関ときこ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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