対応 小学生

見直し習慣のなかった発達障害ADHDタイプの小5男児が、4月のテストで100点!子どもの変化とお母さんがとった対策とは!?

更新日:

宿題やテストで、お子さんが見直しをしなくて困っていませんか?4年間、何度言っても見直しをしなかったADHDタイプの男児が、見直しができて算数のテスト100点!お母さんが何をしたのか、実例を交えて見直し対策をお伝えします。
 

【目次】

 

 

1 発達障害グレーゾーン、ADHDタイプのお子さんは勉強が苦手になりやすい!?

 
 
問題を解いたら見直そうね。テストの見直しは大事だよ。子どもにいくら言っても「わかった!」と空返事で、一度終えた問題の見直しを嫌がっていませんか?
 
 
発達障害やグレーゾーンのADHDタイプのお子さんは、集中力が続かなかったり、不注意による思い込み、早とちりで、ちゃんと読めばできたはずの問題も、間違ってしまうことがあります。
 
 
わかった!とは言うものの、子どもがなかなか親の思うように動いてくれない、テストの結果も伸び悩むと、お母さんもイライラしたり、今後のことが不安になりますよね。
 
 
私の息子も、一度終わった問題を見直すのは嫌がって、テストの見直しも一瞬で完了していた期間が長かったです。
 
 
2ヶ月前の4年生の3学期も、見直しできていないことが多くありました。残りの時間は見直しをがんばるように何度子どもに話しても、答案用紙の裏に、余った時間はお絵かきをしていました。
 
 
テストを受けた心情を表現していて面白い作品もあったり、寝ているよりは良いのですが、母親としては、高学年に向けて見直して自分で間違いに気づいて欲しい。粘り強さをつけてほしい。成績にも影響するテストでは、見直し習慣をつけてほしいですよね。
 
 
 
 

 

2 ADHDタイプの小学生は、どうしてテストの見直しができないのか!?

 
 
そもそも、ADHDタイプのお子さんはどうして見直しをしないのでしょうか。 お子さんの特性として、今を生きている振り返りや先の見通しを立てるのが苦手なら、 見直しをするメリットより、見直しをすることが面倒くさい思いが強いことが考えられます。
 
 
「がんばって問題解いた!全部できた!」と気持ち的に完結している子どもにとっては、「終わったら見直しなさい。どうして見直さないの?みんな見直しやってるでしょう。」のような声かけ、正論では動けない可能性があります。
 
 
もっとリアルに、見直すメリットをイメージできる声かけが効果的です。
 
 
例えば、テストを見ながら、子どもの表情も観察しつつ
 
 
「この問題、惜しかったね!見直せば、正解できたんじゃない!?5点アップしたかもしれないね!
 
 
「80点。すごいね!がんばったね。ここも途中まであってるよ。見直したら気づいたんじゃない?これがあってたら85点かな。高得点取れたね!」
 
 
そんな風にお子さんを励ましてみてはいかがでしょうか。
 
 
我が家では、子どもも、言葉では言わないまでも「これはわかってたのに(悔しい)」 という様子で、見直しの大切さを体感してくれたかな、と言う場面がありました。
 
 
テストを頑張ってきたことを認めてあげつつ、ケアレスミスは減らしたいですよね。
 
 
そのためにも、見直しはとても重要です。テストで高い点数が取れると、モチベーションが上がって、自分から見直しできるようになっていきます。
 
 
そうするには、お母さんの当たり前を押し付けるのではなく、どうして見直しが必要なのか、子どもに伝わる工夫、対策が大切です。
 
 
 
 

 

3 テストの見直し対策は、担任の先生の力を借りよう!

 
 
家でテストの見直しをするよう話しても、実践が難しい場合、どんな対策が効果的だと思いますか?私は、現場で声をかけてもらうのが一番だと考えました。
 
 
そこで、担任の先生に現状、課題を共有して、学校でお願いしたいことを伝えました。
 
 
具体的には、4年生の3学期の参観・懇談時にテストの様子をヒアリングして、学校での様子や現状を把握。5年生の担任の先生にお願いしたいことリストに加えました。
 
 
そして、新担任が決まったらすぐに、連絡帳でご挨拶の一文と一緒にアポイントのお願いを申し出たところ、家庭訪問を待たずに、4月初めに30分ほど面談時間をいただくことができました。
 
 
見直しが大事なことは本人もわかっているけど、終わったものを見直すのが苦手で、なかなかできていない。先生の全体への呼びかけで、さらっとは見るけれど形だけのようなところがあること、しっかり見直す習慣をつけてほしいことをお話ししました。
 
 
4月の学年のスタートに担任の先生のお人柄を知れることも大きなメリットです。テスト中にも、見直しは必ずするように5年生では繰り返し言っていくという学校の方針が確認できたのも、収穫の1つでした。
 
 
そして先生から、「見直しができていなかったら、個人的に声かけした方がいいですか?」との提案をいただき、お願いすることができました。
 
 
今回の算数の4月まとめテスト100点を持ち帰ってきたときは正直驚きました。
 
 
「すごい!頑張ったね!ママ嬉しいな。どうして100点取れたんだと思う?」
 
 
子ども本人に、テスト100点が取れた理由をインタビューをしたところ、「先生が言った通りにした。見直しも、今回は全部やったよ。見直しも全員やるねん。」と返ってきました。
 
 
子どももわかっているんですね。子ども自身が体験して、見直しが大事と気づくポイントが来ること、子どもを信じて、励まし続ければ、必ずその子のペースで成長があることを今回の事例が教えてくれました。
 
 
宿題やテストの取り組みは、学校との連携が欠かせません。先生との連絡手段もいくつかあります。連絡帳でお願いしてみる。
 
 
年度始めは早めに一度お会いしてじっくりお話しする機会をもらう。電話で困りごととお願いの要点を伝えるなど、その時にできること、取り入れやすいことから始めてみてはいかがでしょうか。

 
 
 
 
執筆者:渡辺澄子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

▼子どもの発達がぐんぐん伸びる情報が毎日届きます!

-対応, 小学生
-, , , , ,

Copyright© パステル総研 , 2020 All Rights Reserved.