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事前の対応で解決!発達障害・グレーゾーンの子どものパニックを防ぐ対応とは

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発達障害・グレーゾーンの子どもの中には、自分が思っていたことと違う状況になるとパニックを起してしまう子どもがいます。パニックを起こすと手が付けられなくなることも…。事前に防げることは適切に対応してお子さんを安心させてあげましょう。
 

【目次】

 

1.発達障害・グレーゾーンの子どもはイレギュラーな状況が苦手

 
 
不安が高い発達障害・グレーゾーンの子どもの中には、急な予定変更や予期せぬ状況にパニックを起こしてしまうことがあります。
 
 
パニックというと、どんなイメージがありますか?
 
 
混乱する、慌てる、焦るなどだと思います。
 
 
パニックとは突発的に不安や恐怖心、ストレスを受けることにより、心理的に混乱してしまう状態をいいます。
 
 
・頭が真っ白になって動けなくなる
・大暴れする
・状況判断ができなくなる
 
 
などがあります。
 
 

 
 
特に不安が高い発達障害・グレーゾーン子どもはいつもと同じ状況に安心するので、違うとなったら一気に不安が爆発してしまうことが多くあるんです。
 
 
パニックになる原因は、生まれ持っての脳の未発達が影響しています。
 
 
そのため、
 
 
・見通しの立っていないことや予定の変更に不安を感じる
 
・感覚過敏などの特性により脳に負荷やストレスがかかる
 
・こだわりにより行動ができなくなると、思考が停止して動けなくなる
 
 
などという特徴が表れます。
 
 
普段、私たちは予期せぬ状況でも、「まぁ、いいか!」と気持ちの切り替えができるのですが、発達障害・グレーゾーンの子どもは気持ちの切り替えが苦手なことも多いのが事実です。
 
 
そのようなイレギュラーな状況に対して子どもの不安を事前に和らげる対応のコツをお伝えします。
 
 
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2.いつもと違うことにパニックを起こした娘

 
 
今回は、我が家の娘が年少時にあったことをお話しします。
 
 
娘は不安が高く、なおかつ気持ちの切り替えも苦手です。
 
 
幼稚園の送迎は毎日、母親の私が行っていました。ところが、ある日のこと。仕事が休みだったパパが一緒に娘のお迎えに行くことになりました。
 
 
サプライズ感覚で考えていた私たちは、もちろん喜んでパパに飛びついてくるだろう…と思っていました。
 
 
娘を見つけるなり、手を振ったパパ!
 
 
そのときに事件が起こったのです!
 
 
喜ぶと思っていた私たちの期待は大はずれ。娘は園庭で大号泣。しかも声を張り上げて泣き叫びパニック状態です。
 
 
園中に響き渡る娘の泣く声に、クラスのママも担任の先生もびっくりするほどでした。
 
 
泣き叫ぶ娘の口からやっと発せられた一言は、「なんでパパがきたのぉ〜!」。
 
 
しばらくパニックの状態が続き、抱き抱えて幼稚園をあとにしました。
 
 
 
 
予想もしなかった娘のパニック。パパはもちろん、私もショックでした。
 
 

3.感情ではどうすることもできない思い

 
 
このとき娘は「パパが嫌いだからお迎えが嫌!」という訳ではありませんでした。
 
 
一見矛盾を感じてしまうような状況ですが、気持ちの問題でコントロールができないことは本人が一番困っています。
 
 
時に誤解を与えてしまうこともあるでしょう。
 
 
しかし、子どもが発した言葉だけを受け取るのではなく、心の中の状況に寄り添ってあげることが大切です。
 
 
 
 
パニックになったときの本当のお子さんの気持ちをわかってあげてほしいのです。
 
 
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4.イレギュラーが起こっても不安にならない対応方法とは

 
 
パニックになってしまうと、周囲の人の声かけや指示は入らなくなります。
 
 
無理にとめようとしたり落ち着かせようとすると、攻撃をされたり、ストレスを感じて余計に混乱してしまったりすることもあるので、危険がないように見守ることが大切です。
 
 
自分ではどうすることもできない不安という特性を持つ娘。
 
 
そんな娘に対して、幼稚園のお迎えを例にあげながら、我が家で行った不安を和らげるための対応のコツをご紹介します。
 
 

 
 

◆事前予告をする

 
 
不安や気持ちの切り替えが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもにはとても良い効果を発揮します。
 
 
朝、子どもが出かける前に
 
 
「今日はママがお仕事だから、パパが一人で幼稚園に行くよ」
 
 
というように、事前にあり得る状況を子どもに伝えてあげる方法です。
 
 
この事前予告をすることにより、子ども自身が見通しを立てられるようになり、状況を理解できるようになります。 状況を理解することにより、子どもも安心できるので効果的です。
 
 

◆いつもと同じではなくても楽しいことがある!

 
 
それはずばり…ご褒美という名の楽しみ。
 
 
このご褒美には賛否両論ありますが、我が家ではとても効果がありました。
 
 
幼稚園に行く前にパパが行くことを伝え、
 
 
「帰りにパパがアイス買って帰ろう!と言っていたよ」
 
「パパが帰りに公園に連れて行ってくれるって」
 
 
というように、パパがお迎えに行くと楽しいことが待っているというものをご褒美にしました。
 
 
ご褒美はお菓子やおもちゃと思ってしまいがちですが、公園遊びなどでもいいですね。お子さんが喜ぶことや好きなこと考えてみてください。
 
 
「 いつもとは違うけど、楽しいことがあるんだ!」とお子さんが楽しみになること用意しましょう。
 
 
次に同じことがあっても、「楽しみ」という子どもの記憶が結びつけば良いので、子どもが喜ぶ楽しみを親子で考えてみるのもいいですね。
 
 
ご褒美だって途中からなくても大丈夫になりますよ!
 
 
実際、この方法を試し、我が家ではパパのお迎えを克服しました。
 
 
いつもとは違う状況になると分かり、お子さんにどのように伝えようか、どうしたらパニックにならないかと悩んだときは試してみてください。
 
 
いつもとは違うことにも安心して過ごせるように、そして親子で楽しく落ち着いた時間が過ごせるように応援しています。
 
 
我が子に行った対応が、あなたの解決のヒントになれば幸いです。
 
 
 
 
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執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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