対応 発達障害

発達障害のある我が子への対応!発達の遅れを祖父母に伝え味方につける工夫とは

更新日:

発達障害のお子さんを育てていると必ずあがるのが祖父母問題。対応は厳しい躾世代そのもの。子どもの発達の遅れを伝え、味方につけるにはとても手強い相手でもあります。今回は伝え方に工夫をし、子どもの強い応援隊になってもらえる方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害の育児ではつきもの!祖父母問題

 
 
皆さんのご両親はお子さんへの理解はありますか?
 
 
私が仲良くしているママさんたちの中には、お子さんが発達障害やグレーゾーンであるという方たちが多くいます。
 
 
会話をしていると、かなりの割合であがってくる祖父母問題。何が問題なのか?
 
 
・一般的な躾での対応を押し付けてくる
 
・なにかにつけてわがままや甘やかしと言ってくる
 
・なぜ発達障害になったのか原因探しをしてくる
 
 
しかし、こう思うこと自体、当然のことなんですよね。誰だって、可愛い孫に発達の遅れがあるなんて認めたくない!祖父母の素直な気持ちだと思います。
 
 
だからこそ、家ではお父さんとお母さんが、子どもの特性に合わせた対応をしているけれど、実家に帰省すると祖父母は真逆な対応をしてくる。
 
 
しかし、子どもは不安にもなりますし、パニックにもなりかねません。そして、最悪の場合には祖父母の家に帰省自体を嫌がってしまうこともあるのです。
 
 
そうなると、お母さんも困りますよね。祖父母も子どもも、そしてお母さんも幸せになるためには応援隊に巻き込むことが必要なのではないでしょうか?
 
 
一番近い身内ということもあり、しっかり味方に取り込める工夫をしたいものですよね。
 
 
 
 
今年はコロナ禍で年末年始の帰省もどうなるかわかりません。祖父母問題に頭を悩ませている人にとっては、不謹慎ではありますが、帰省できないことが有り難いと思うことすらあるのです。
 
 
しかし、もし伝える場合にはどうするか?どのように理解を得て、結果味方につけられるようにもっていくのか。
 
 
今回は、実母の理解を得るのに時間を要した私の例を交え、子どもの応援隊でもあり、私たちの味方になってくれるようになった経緯をお伝えします。
 
 
発達障害&グレーゾーンの対応無料メール講座特典付き
 
 

2.対応を変えられない実母との確執

 
 
ここで私の実母の話しをさせてください。
 
 
私の娘は現在、幼稚園の年長さんです。実母は産まれてくる前から娘が大好きで可愛くてたまりません。感謝しきれないほど、可愛がってもらっています。
 
 
しかし、娘が3歳前後になった頃、他のお子さんとは違う点に私は気づきました。相談機関にお世話になり始めたのもその頃です。
 
 
母は、どうしても娘の現実を受け止められませんでした。当たり前ですよね。目の前にいる可愛い孫が何かあるなんて思いたくもない。
 
 
母は、相談機関に出向く私に対し嫌悪感を示すようになりました。良いとされる対応を伝えても協力を拒むときさえありました。それでも娘に対し、発達障害の可能性を含め対応していたときのことです。
 
 
「我が子を障害者にして楽しいわけ?そんなふうにしか子どもを見ることができないあなたがおかしい!」
 
と感情が爆発した母が、怒りに震えながら私に発してきました。
 
 
私はとてもショックで、数ヶ月母とは口も聞かず、連絡も取らなかったのを思い出します。
 
 
しかし、母の気持ちもわかる!でもどうにもならない!そこで母を味方にする計画が始まりました。さらに義理の両親を味方につけることにも工夫が必要でした。
 
 
 
 
そのときに、あのような言葉を発した母も辛かったと思います。しかし、工夫して伝えることで、今では実母も実父も義理の両親もみんなが娘の応援隊になってくれました。
 
 
その方法を次項で説明しますね。
 
 
発達障害&グレーゾーンの対応無料メール講座特典付き
 
 

3.発達の遅れも伝え方で良き理解者にさせる2つの工夫

 
 
発達の遅れというと、祖父母世代の感覚としては、このまま成長をしないのではないか?と極端な発想にもなりがちです。
 
 
しかし、そうではないですよね。発達障害のお子さんは、脳の特性により凸凹が大きいけれど、ゆっくり発達し成長していきます。
 
 
だから、今のまま…なんてことはないんです!それを前提で伝えていきます。
 
 

◆①隙を作らない伝え方

 
 
伝えるって難しいですよね。伝える内容も言いづらいことばかりですし。しかし、3つをセットにして伝えると的確に伝えることができます。
 
 
子どもの特性+第三者の見立て(医者・心理士・幼稚園の先生など)+対応
 
 
例えば、偏食問題。
 
 
「娘は口の中がとても過敏!だから、お医者様も柔らかい食感が苦手で食べられないんだねと言っている。ずっと食べられないことはないから、幅を広げられるよう食材を変えて食べられるものを探しているところなんだ」など。
 
 
祖父母って、良かれと思って必ず何か言ってくるんですよね。特性と対応だけで理解をしてもらうには乏しいこともあるので、伝える内容を強調するために、第三者の見立てをサンドイッチします。
 
 
何か言われる隙を作らない伝え方がポイントです。
 
 
それでも何か言うようなら、余裕があればスルー。なければ、対応の部分を繰り返し伝えていく。
 
 
ずっと、このままではありませんよ!と伝えてあげてくださいね。発達の遅れを指摘していても子どもは成長しないので、協力が必要なことを理解してもらいましょう。
 
 

◆②帰ってきてからのフォロー

 
 
ここでのフォローは、子どもに向けてと、両親に向けてです。
 
 
まず、子どもには、どれだけ祖父母が自分のことを考えて愛してくれているのかを伝えます。
 
 
「柔らかい食感のものは食べられないけれど、おばあちゃん〇〇が食べられるものをたくさん用意してくれていて良かったね。愛されているね。」
 
 
幼少期にはわからないかも知れませんが、少し周りを理解できるようになると、自分のことを大切に考えてくれるからこその対応だと思えますよ。
 
 
祖父母へは、メールでも構いません。帰宅後、お礼のメールとともに、子どもへの理解に対する感謝、子どもがとても楽しく過ごせたことを伝えます。
 
 
「温かく見守ってくれたおかげで、〇〇はとても安心して過ごせたと言っていました。またすぐに遊びに行きたいそうです!」
 
 
など。
 
 
これを繰り返すことで、大切な孫のために強力な応援隊になり、味方になってくれる確率も上がります。
 
 
 
 
我が家は、今ではどちらの実家に帰省しても、私たち親がお願いした対応を祖父母なりにしてくれているので、娘自身も混乱せずに過ごせています。
 
 
人見知りが強い娘ではありますが、両方の祖父母の気持ちが伝わっているのか会うのを毎回楽しみにしています。
 
 
周りへの理解を求めるのには労力も時間も要しますが、大切なお子さんのために応援隊を増やしたいものですね。
 
 
祖父母問題に関しては、こちらの記事でも紹介しています。併せてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
 
祖父母も伝え方次第で子どもの良き応援隊に!
▼ご登録はこちらから!
▼小冊子プレゼント中です!
▼講師に困り事の相談もできる!
Nicotto!塾生募集中
 
 
執筆者:みずおち梨絵
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

-対応, 発達障害
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2020 All Rights Reserved.