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コロナへの不安症状にもオススメ!発達障害の子どもの「お腹が痛い」がスーッと消える関わり方

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発達障害自閉症スペクトラム(ASD)の子どもには、繊細で気持ちを伝えるコミュニケーションが苦手なタイプがいます。うちの子も!と身に覚えのある方は必見!言葉で気持ちを表現できずに、身体症状が出てしまう前にお母さんができる対応をお伝えします!
 

【目次】

 

1.気持ちを秘めたまま伝えられない発達障害の子

 
 
子どもの元気な姿や笑顔を日々見ていると、お母さんは安心して一日を送れますよね。そして、
 
 
「今日は〇〇にこんなこと言われてすごく悲しかった。だから何もやる気が起こらない」
 
 
「今日は、すごく嬉しいことがあったんだ!今、サイコーの気分!」
 
 
と子どもが自分の気持ちを伝えてくれると、コミュニケーションも取りやすくお母さんは子どもに共感することができます。
 
 
しかし、自閉症スペクトラム(ASD)傾向の子どもには、自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手な子もいます。
 
 
そのような子は、お母さんに自分の気持ちが何も伝わらないことに辛さを感じている事があります。
 
 
 
 
子育てに熱心で、穏やかな人であっても、子どもの心の声までは気づけないことが多々あるものです。
 
 
しかし、自分の気持ちを言葉で伝えることが苦手な子をそのまま放置しておくことは、実はかなり無防備な状態といえます
 
 
この記事では、言葉で気持ちを伝えられないことで起こりえる子どものトラブルと、トラブルが起こる前にお母さんができる効果的な対応策をお伝えします!
 
 
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2.言葉で伝えるコミュニケーションの代わりのピンチヒッターとは

 
 
お母さんから見たら、困りごとはないのに、どこが無防備なのでしょうか? 
 
 
発達障害・ASD傾向の子どもは、言葉で気持ちを伝えることが苦手で不安が強く繊細な子が多く、自分の中にどんどん溜め込んでしまう傾向があります。
 
 
そして、溜め込んだ気持ちが今度は身体への症状となって出てきてしまうのです
 
 
わかりやすいのは、「お腹が痛い」というケース。
 
 
「お腹がいたいよぉ」と、訴える程度ならお母さんにも伝えやすいですよね。
 
 
風邪ではないけれど、精神的な面でお腹の調子が良くないのかも!?と、感じた場合は要注意です!! 
 
 
「お腹が痛い」という身体症状には、何か困っている、嫌な気持ちがある、我慢していることがある。などのSOSの可能性があります。
 
 
けれど、本人はなぜ腹痛になるのか解らない。又は、モヤモヤはするのだけどそれを言葉で表現することができないことがほとんどです。
 
 
お腹が痛いことを理解してあげることはできると思います。
 
 
しかし、その裏側にある困りごとに対しての気持ちまで汲み取ってあげることはとても難しいことです。
 
 
お母さんがここで対応してあげないと、SOSの症状はさらに急加速していきます。
 
 
 
 
そしてある日、気づいたときには様々な身体症状がでてきます。
 
 
・朝の目覚めが悪い
・起き上がる際にめまいがおきる
・頭がボーっとする
・常に吐き気がある
・脱力感
・寝つきが悪い(横になるとしんどい)
・下痢
 
 
ここまでくると、お母さんでは手の施しようがない苦しい状態です。
 
 
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3.伝わらないことで苦しむASDの娘が悲鳴をあげた身体症状

 
 
実は、この症状は全て私の娘が3年前の小学2年生の頃に経験したことです。
 
 
先生が他の子を叱ることに恐怖を感じて腹痛が始まりました。それでも我慢し続け頑張って登校していくことで、他の症状が次々と表れてきたのです。
 
 
この頃と似たような状況が、今年の新型コロナウイルスの流行と共に娘に蘇ってきました。
 
 
世界中が、今までに経験したことのない不安や恐怖を日々訴える中で、もともと不安が強く繊細な娘は、コロナに対するニュースやラジオ、周りの会話からの外的な刺激に対して強く反応していました。
 
 

◆①言葉で伝えやすいこと・伝えにくいこと

 
 
発達障害 ASD傾向の子が、いくら気持ちを伝えるコミュニケーションが苦手とはいっても、「公園で遊びたい」や「お腹空いた」「疲れた」などの表面的な気持ちは普通に伝えることはできます。
 
 
けれど、「疲れたから、今は1人でゆっくりしたい気分なんだ。」のように、その後に続く自分の希望する気持ちまでを伝える事は苦手な傾向があります。
 
 
表面的に見ると、我慢強く、弱音も吐かず、甘えることに不器用で駄々をこねてくることもほとんどない、あまり手のかからない子です。
 
 
手がかからないので、伝えたいことがあるのに伝えることができないこと自体に周りが気づけないのです。
 
 
そう、うちのあまり手のかからない娘が一生懸命発していた小さなSOSを、私はキャッチできなかったのです。
 
 
その結果、手の施しようがない苦しい状態にまで陥ってしまったのです。
 
 
 
 
 

◆②悲鳴をあげていた娘が、3週間で変化した

 
 
私は、正直あまり期待をせず、これからみなさんにもお伝えする2つの対応を始めました。
 
 
娘への対応をスタートしたのは、ちょうど新型コロナ流行 第2波と言われる時期でした。
 
 
我が子の事実なのに何度振り返っても信じ難いのが、なんとたった3週間で魔法のように娘が変化し始めたのです!
 
 
甘え下手の娘が、安心を求めて娘の方から私に寄り添ってきたり、甘えてきたりするようになりました。
 
 
そして、やりたいことなどの要望も徐々に言ってくれるようになってきました。
 
 
そして同時に、身体症状はス~ッと気づかぬうちにすっかり消えていたのです!!
 
 
今では、腹痛がいつあったか?わからないほど体調も良好です!
 
 
この対応を知るまでの何年もの間、かなりの努力と言葉では伝えきれない程の苦労の繰り返しをしてきました。
 
 
それが、こんなにも楽な対応で良かったのか!と、想像を超える変化に喜びを感じると同時に、今までの辛くて長い期間が遠い昔のことのようです。
 
 
全ては、お母さんである私の対応が変わったので、娘は変化できたのです!
 
 
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4.今からお母さんが手助けできる!超簡単な2つの対応とは

 
 
これから、冬の新型コロナウイルスはどうなるのか?誰もが不安という境遇に立たされているでしょう。
 
 
中でも、発達障害の繊細な子は、もともとストレスを溜めることで精神面に影響が広がりやすい側面があるので、気づかないうちに精神的に疲弊している可能性は大いにあります。
 
 
もし、自分の子は何を伝えたくて、今どんな気持ちなのかお母さんが見とおすことができると楽なのですが、本当の気持ちを四六時中見抜くことは至難の業です。
 
 
でも、大丈夫です。これからご紹介する超簡単な2つの対応をお母さんがしていくだけで、子どもは身体症状を出さなくても安心できるようになります。
 
 

◆①腹痛を訴えてきたら共感

 
 
自分の気持ちを言葉で伝えるコミュニケーションが苦手な、ASD傾向の子が言う
 
 
「お腹が痛い」
 
 
この一言は、本人は気づいてなくても知らず知らずのうちに自分の気持ちを溜め込んできた可能性があります。
 
 
ただ、腹痛のケアだけをするのではなく、
 
 
「お腹が痛いんだね。辛いね。」
 
 
と、心のケアと共感をしてあげるだけで、子どもはお腹が痛いことを受け入れてもらえたことに安心することができます。
 
 
 
 

◆②スキンシップを取り入れながら肯定の言葉がけ

 
 
そして日常生活の中では、どんなに当たり前のことでもできた行動に注目してスキンシップを取り入れながら肯定の言葉がけをしていきます。
 
 
朝、子どもが起きてからの1時間だけでもできた行動に対する肯定の言葉がけは沢山あります。
 
 
「おはよう! 起きれたね!」(いつもより遅くても)
 
「顔洗えたね!」「ハミガキできたね!」(どんなに適当にしていても)
 
「ご飯食べたんだね!」(残していても)
 
「今日のお洋服は〇色にしたんだね!」(つっこみたくなるチョイスでも)
 
 
頭をなでながら、
ハイタッチしながら、
肩をポンッとたたいてあげながら
指でgoodマークをしながら 
 
 
スキンシップを加えることができる状況のときには、できるだけできた行動の言葉がけ+スキンシップを心がけます。
 
 
ここで大切な点は、やっていないこと・できていないことに対しては、注意せずにスルーするということです。例えば、
 
 
「(服は着られたけど)靴下はまだ履けてないよ…。」
 
「(片付けは少しやってくれたけど)ここはまだ片付いてない!」
 
 
という部分は完全にスルー。
 
 
発達障害のコミュニケーションが苦手な繊細な子にとって、できていないことへの指摘は、まるで叱られたのと同様の気持ちになります。
 
 
できないことには、目をつぶって
 
 
「パン食べれたね!」
 
「ここ片付けてくれたんだね!」
 
 
これだけで、OKです!!
 
 
食べることを褒められたことで、お母さんは食べたら喜んでくれる!お野菜も食べてみようかな。もう少し片付けしてみようかな。
 
 
と、心配しなくとも子どもの行動は自然に増えていきます。
 
 
 
 
常にスキンシップを取り入れながら肯定の言葉がけをすること。できていないことに対しては、注意せずにスルーする。
 
 
という対応をするだけで、身体へ症状としてSOSを出さずに、安心して言葉やスキンシップでSOSを伝えることを身につけていくことができます。
 
 
ついつい、子どもだけに注目しがちですが、お母さんが更なるステップアップをすることで、子どももステップアップできます!
 
 
子どもが笑顔のうちに、予防策としてぜひ試してみてください。
 
 
子どものSOSについてのヒントがこちらの記事でも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:おおむらさえ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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