夏休み 自閉症スペクトラム

発達障害・自閉症スペクトラムの子を育てるのにイライラは付き物!どうしてもイライラする日を乗り切る方法

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発達障害・自閉症スペクトラムの子どもの行動はお母さんの常識を超えることの連続!ついついイライラしてしまっていませんか?子どもへのイライラは封印して、イライラする日を乗り切る方法をお伝えします。
 
 

【目次】

 

1.発達障害・自閉症スペクトラムの子を育てるにはイライラが付き物!?

 
 
私の息子が発達障害・自閉症スペクトラムと診断されて、ちょうど2年経ちました。発達障害の子どもは独特な感性を持っていると言われていますよね。お母さんは毎日それを実感していらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
どうしてこうなるの?
なんで今なの?
どうしてやらないの?の連続ですよね。
普通なら○○するのに…とイライラすること、ありませんか?
 
 
<発達科学ラボ>が実施したアンケートでは、夏休みの困りごととして「ママ自身がイライラする」というご意見が第3位にランクインしました。自分の気持ちがコントロールできなくて悩むお母さんがたくさんいらっしゃることが分かりました。
 
 
「どうしてこうなるの?」という気持ちの裏側には、「本当ならこうしてほしい、こうするべきだ」といったお母さんの理想や常識があります。だから、子どもがお母さんの思うような行動をとらなかったとき、落胆した気持ちからイライラが生まれてきます
 
 
私もたくさんありました。
(着替えてほしいのに)どうして着替えないの?
(急いでいるのに)どうしてここで立ち止まるの?
(車が来ているのに)どうして手をつないでくれないの?
 
 
そのたびにイライラしては必死に抑え込んでいました。なぜなら読み漁った本には「発達障害の子は叱ってはダメ!たくさんほめて!」と必ず書かれていたからです。
 
 
発達障害の子どもを育てているお母さんは、子どもの行動にイライラしながらもイライラをぶつけないように必死にコントロールしている方が多いのではないでしょうか。
 
 
 
 

2.子どもの発達のためにイライラを封印したいワケ

 
 
「発達障害の子は叱ってはダメ!たくさんほめて!」という一文は間違いではありません。それには理由があります。
 
 
発達障害の子どもはネガティブな記憶をインプットしやすい性質があります。もともとこのネガティブな記憶は動物の本能である「危険回避」に基づいています。
 
 
この川でワニに襲われた!
この草は毒がある!食べたら死ぬ!
 
 
こういった情報は、絶対に記憶しておかないと命にかかわります。だからこそ、ネガティブな情報しっかりインプットする必要があるんです。
 
 
もちろん人間は文字を持っていますから、メモをして記憶することが可能です。だから本当ならそんなにしっかりインプットする必要ないですよね。
 
 
でも発達障害の子どもたちの脳は発達がゆっくりな状態。発達途上にある発達障害の子どもたちの脳はより原始に近いんです。だからこそ、ネガティブな記憶は「命のかかわるレベル」として記憶されることもあるんです。
 
 
今子育てしているお母さんには、絶対に知ってほしいこと。それはお母さんがイライラして叱ったり小言を言ったりした記憶が、発達障害の子どもにとっては「命にかかわるレベル」のこととしてインプットされているかもしれないということです。
 
 
お母さんもまさか子どもがそこまで深刻にとらえているとは思っていなかった…という方が多いのではないでしょうか。
 
 
 
 
もしお母さんがことあるごとに叱り続けたとしたらどうなるでしょうか。あれもダメこれもダメ…と子どもは自信を失くしてどうしていいのか分からなくなってしまいます。
 
 
脳の発達に必要なのは「経験」です。新しい体験をすればその分脳は発達していきます。その体験は行動することで獲得できます
 
 
どうしたらいいのか分からなくて行動しなくなってしまった子どもが、新しい体験に出会えるか?答えはNOですよね。
 
 
発達障害の子どもの発達を加速させるためには、新しい体験をするためにどんどん行動することが必須になります。
 
 
だからこそ、お母さんがイライラして子どもが自信を失くしてしまうことは避けてほしいんです。
 
 
お母さんがイライラを封印してほしいワケはここにあります。
 
 

3.どうしてもイライラする日はこう乗り切る

 
 
イライラを封印してほしい、とお伝えしました。お母さんのなかには「そんなこと言われてもイライラするときはどうしようもないでしょ!」と思われるかもしれません。
 
 
実際はその通りです。イライラは感情です。湧き上がってくる感情を消し去ることはできません。
 
 
イライラしてもいいんです!ただ、子どもにイライラが伝わってしまうのは卒業しましょう!子どもの前ではイライラを封印してください。
 
 
イライラを封印するのって難しい…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。イライラは言葉に出さなくても雰囲気で伝わります。ただ叱らなければいいというものでもないですよね。
 
 
反対に雰囲気さえ穏やかならイライラは伝わりにくいといえます。その雰囲気を作るもの…それはお母さんの笑顔です。
 
 
穏やかな笑顔で口角が上がっていれば雰囲気が穏やかになります。表情筋のトレーニングだと思って頑張ってみてください!
 
 
口を開けば文句のオンパレードになりそうな日はしゃべらなくてOKです。口角を上げて、子どもが何か話しかけてきたら大きくうなづいたり、ハンドサインやジェスチャーで乗り切りましょう。
 
 
お子さんの非言語コミュニケーションのトレーニングにもなりますから、たまにはそういう日があっても大丈夫です!
 
 
他にもイライラを乗り切る方法はたくさんあります。
 
 
併せてお読みいただき、ご自身にピッタリな方法を見つけてくださいね。どうぞ楽しい夏休みを過ごしてください!
 
 
 
 
執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 
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