対応 自閉症スペクトラム

「まだ宿題やってないの?」は卒業!学習習慣が身につく5つのサポート

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お子さんが宿題に取り組むとき、スムーズに終わらず親子バトルになってしまうことありませんか?特に発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)のお子さんの場合、特性に合わせた勉強方法が大切!さらにママのサポートがあれば学習習慣もつけられちゃいますよ。
 

【目次】

 

1.「宿題をやらない」お子さんに悩んでいませんか?

 
 
発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)のお子さんの「宿題をやらない」ことに悩まされているママが多くいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
特に、小学校1年生の頃は、音読や漢字の書き取りや計算など、毎日のように宿題が出されますよね。
 
 
宿題に取り組ませようとするけれど、毎回繰り広げられるかんしゃくにもう耐えられない。
 
 
きつく叱ると言い合いになり、最後はいつも親子バトルでもうへトヘトの状態。
 
 
「なんでみんなが簡単にやっている宿題や勉強ができないの?」
 
「今勉強でつまずいていては、この先どうなるの?」
 
「なんとかみんなに追いつかせなくちゃ」
 
「私の子育て、どこかで間違っていたの?」
 
 
 
 
など、不安と焦りでいつもイライラして子どもに接してしまっているママもいるかもしれませんね。
 
 
しかし、宿題をやらないのには脳の特性が大きく関係しており、子どもを叱ってもなんの効果もありません。それどころか子どもの自信を奪うことになってしまうだけです。
 
 
そこで今回は、発達障害・自閉症スペクトラムの子どもに、親子バトルをせずにスムーズに宿題が終われる対応についてお話しします。
 
 
 
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2.スムーズに宿題が終わらないのはなぜ?

 
 
子どもは、自分の気持ちを抑えたりする脳のエリアが未熟です。
 
 
また、かんしゃくの背景には発達の遅いことや凸凹の特性が潜んでいることはよくあるんです。
 
 
さらに発達障害・ASDの子どもは、こだわりが強く、自分の興味関心のあることには集中できるのに、それ以外のことには集中して取り組むことができないといった特性があります。
 
 
その他にも
 
 
・一人遊びが多い
 
・相手の反応や状況を察することができない
 
・思ったことをそのまま言ってしまう
 
・関わりが一方的になってしまう
 
・言葉の裏やあいまいな表現が理解できない
 
 
など、さまざまな特性があると言われています。
 
 
ひとりひとり特性の出かたは様々で、全てが当てはまるわけではありません。
 
 
特にグレーゾーンの場合、特性があまり目立たないこともあり、周りが気づいてあげられないこともあるかもしれません。
 
 
 
 
こういった特性により、学校での集団授業では対応が難しかったり、周囲とのコミュケーションの難しさが「勉強の妨げ」になっていたりすることがあります。
 
 
ですから、この生まれ持った脳の特性をママが理解せずに、「まだ宿題やってないの?」なんてガミガミ言っても上手くいかないのは当然ですよね。
 
 
まずは、お子さんの特性をママが理解したうえで、学習の困りごとに対応していくことが大切になってきます。
 
 
では、特性に合った勉強方法があれば知りたいですよね。
 
 
次からは、学習習慣も身につけられる特性に合った勉強方法についてお伝えします。
 
 
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2.学習習慣をつけるために必要な勉強方法

 
 
先ほどの特性により学習面において、自分の得意分野や興味のある教科は、意欲的に勉強するのでテストでも良い点をとることができます。
 
 
しかし、苦手な分野に関しては、集中できなかったり、全く勉強しなかったりするため、テストの点数がどんどん下がってしまいます。
 
 
じゃあ、このこだわりの強さという特性に合わせた勉強方法、つまり苦手な分野ではなく、得意な分野の勉強だけに切り替えてみてほしいのです。
 
 
本人が好きなこと、得意なことには、ものすごい集中力を発揮するため、意欲や能力もどんどん伸ばしていくことができるのです。
 
 
ですので、得意な分野の勉強などはトコトンやらせてあげることで、本人が気持ちよく勉強でき学習習慣も自然と身につくようになりますよ。
 
 
 
 
次に、学習習慣が定着するようにママができるサポートはどんなことがあるのかについて、ご紹介します。
 
 
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3.学習環境が身につく「5つのサポート」

 
 
ここでは、学習習慣が身につくママができる「5つのサポート」についてご紹介します。
 
 

◆①できたところをすぐ褒める

 
 
発達障害・ASDの子は記憶力が優れていることが多いので、褒められたことはよく覚えているんです。
 
 
例えば、宿題や問題を解いているときに、
 
 
「ずいぶん、がんばっているね」
 
「一生懸命やっているね」
 
「こんな問題もできるの?」
 
「工夫しているね」
 
「この字、とってもキレイに書けているね」
 
 
と、良いところや得意なところを見つけ、こまめに褒めてあげてください。
 
 
我が家の場合、初めのうちは1問終わったらすぐに丸をつけ、良かった点やできたことを「いちいち褒めて」いました。これが、とにかく効果がありました。
 
 
ひとつ気をつけてほしい点は、記憶力が良いために悪いことや叱られたこともよく覚えているということです。
 
 
ですから、褒めて会話を終了するようにしてみてくださいね。
 
 

◆②指示は短く具体的に

 
 
あいまいな言い方や表現で伝えると、うまく伝わらないことがあります。
 
 
そのため、指示を出すときには
 
 
「計算ドリル2の質問1をやってね」
 
 
というように具体的に指示してみてください。
 
 

◆③時間を明確にする

 
 
自分の興味や関心のないことは、集中できないという特性があります。
 
 
ですので、勉強の際にはあらかじめ予定を伝えたり、定表を作って気持ちを安定させることが大切です。
 
 
例えば、事前に
 
 
「10分だけやってみよう!」
 
「5時までやってみよう!」
 
 
と本人の集中力の続きそうな時間を設定してあげるのが良いですね。
 
 
「どのくらいの量をやるのか?」「何分くらいやるのか?」「どんなことをするのか?」
 
 
などが具体的にわかっていると安心して勉強に取り組むことができますよ。
 
 
 
 
我が家の息子の場合は、興味のない理科の動画は10分でも飽きてしまします。
 
 
ですから、はじめの1回に取り組む時間は、短めに設定しておく!ということも忘れずに。
 
 

◆④否定的な言葉は使わない

 
 
相手の表情やしぐさを理解することが苦手なため、たとえ優しい顔で「ダメだよ」「間違っているよ」と言っても通じない場合があります。
 
 
特に「ダメ」「間違い」「違う」という否定的な言葉にだけ反応してしまい、必要以上に傷ついてしまうこともあります。
 
 
さらに否定的な言葉を言われ続けたり、ダメ出しばかりされていると、
 
 
「いつも怒られてばっかり」
 
「また怒られるかも?」
 
 
と被害者意識を持ちやすくなり、何に対してもやる気をなくし、落ち込みやすくなることがあるので注意が必要です。
 
 
そうなると、大人への不信感がつのり、先生やお母さんのアドバイスを受け入れにくくなってしまいます。
 
 
ですから、私は、できていないところは「スルー」して、できているところだけを「褒める」ようにしています。
 
 

◆⑤大きな声は出さない

 
 
音に対してとても敏感な子もいます。大きな声を出すと、びっくりしたり、パニックになることがあります。
 
 
そうなってしまうと勉強どころではなくなってしまいますよね。
 
 
子どもはどうしても、自分の苦手なものをやるときや、わからないことが出てくると不機嫌になります。イライラしてくるとお母さんに八つ当たりしてくることがありますよね。
 
 
私は、ついつい子どものイライラに反応して大きな声を出してしまうことがあります。
 
 
子どもの感情に巻き込まれてはいけないと分かっていても、ついつい「なんでお母さんに八つ当たりするの!」といってしまうんです。
 
 
お母さんは、子どものイライラに巻き込まれそうになったら、とりあえずスルーし(トイレなどに避難し)お母さん自身の気持ちを落ち着かせてくださいね。
 
 
なかなか難しいことだと思いますが、発コミュの基本3S「smile・slow・sweet」を心がけてみてください。
 
 
3Sについて詳しく解説した動画はこちらです。ぜひあわせてご覧になってくださいね!
 
 
 
 
 
いかがでしたか?
 
 
お子さんの特性に合わせた勉強方法で自信をつけさせてあげることが、学習習慣を身につけることにつながります。
 
 
そこには、特性を理解しサポートしてあげるママの関わりが欠かせません。
 
 
ぜひ、お子さんの勉強をサポートするときの参考にしてみてくださいね。
 
 
こちらの記事でも学習習慣が身につく方法がわかります。ぜひ、併せてチェックしてみてくださいね。
 
 
 
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執筆者:深井淳子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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