コミュニケーション 発達障害

クリスマスにおすすめ!「自分のルーツ」を知る会話で子どもの自信を育てよう

更新日:

今年のクリスマスは、家でゆっくり楽しもう、という方が多いかもしれませんね。そんなまったりクリスマスにぜひやってほしいのが、お子さんと「自分のルーツ」について話すこと。自分や家族のルーツについての会話が、お子さんの自信を育ててくれるんです。
 

【目次】

 

1.「自分のルーツ」を知ることは自分の存在を確認するきっかけになる

 
 
突然ですが、皆さんは「自分のルーツ」を知っていますか?
 
 
ルーツ、というのは、先祖・祖先のこと。「根」を表す英単語、「root」から来ています。
 
 
約40年ほど前、アメリカの黒人奴隷の一家の物語を描いた「ルーツ」というドラマをきっかけに使われるようになった言葉だそうです。
 
 
先祖・祖先というとかなり歴史をさかのぼる印象がありますが、自分の親、祖父母や曾祖父母くらいまでならさかのぼることができますよね。
 
 
皆さんも子どもの頃、そして大人になってからでも、親が子どもの頃の話を聞いたり、仏壇の写真でしか知らないひいおじいちゃん・ひいおばあちゃんの話を聞いたりしたことがあると思います。
 
 
私が子どもの頃、親戚で集まると、よく父が8mmビデオを出してきて映写会をしていました。
 
 
自分が赤ちゃんの頃の映像を見るのが新鮮だったことももちろんですが、私が小さかった頃のことを、「この時はこうだったよね」と親がニコニコしながら話してくれることがうれしくて、今でも記憶に残っています。
 
 
そして映写会の後は必ず、古いアルバムを出してきて、自分たちだけではなく両親や祖父母が若かった頃の話で盛り上がったものでした。
 
 
そんな体験を通じて、「ああ、お父さんお母さんは私のことを愛してくれているんだな」という愛情を実感するとともに、自分のルーツをたどり、祖先からつながる絆を感じていたんです。
 
 
 
 
発達障害の子どもたちは、苦手なことができなかったり、頑張ってもうまくいかないことに対して怒られる、といった経験が多く、自分をあきらめたり、どうしても自信が持てない、というお子さんも多いですよね。
 
 
そんな時、自分のルーツを知っていることが、自信回復のきっかけになることがあります。
 
 
小さかった頃親が大切にしてくれていたこと。
 
 自分が生まれた時に、家族みんなが喜んでくれたこと。
 
 自分が生まれる前の歴史があると知ること。
 
 
幼いころの記憶はほとんど残っていないけれど、成長してからそれらを知ることで、自分の存在を確認できる
 
 
そして、今の自分は、そんな愛情の歴史の積み重ねで成り立っているんだなと実感することができるんです。
 
 
それがまさに、お子さんのルーツ、根っこになるんですね。
 
 
 
 

2.クリスマスは家族コミュニケーションのベストタイミング!

 
 
最近では、デジタル化の進歩により、写真や動画が簡単に残せるようになった一方で、写真を現像して残したり、アルバムを何度も開いてながめる、といった機会が減ってきています。
 
 
アルバムは、自分のルーツを語り合うための良いツールですが、そのきっかけが少なくなっていますよね。
 
 
でも大丈夫。イベントを利用してピンポイントで自分のルーツを振り返ることができます。
 
 
そのベストなタイミングがクリスマス!
 
 
その理由の1つ目は、写真が多く残っていることです。
 
 
クリスマスは、1年の中でも、特に誰かと一緒に過ごすことが多いイベントですよね。
 
 
私も、自分のアルバムを見返すと、クリスマスに友人とパーティをしたり、大きなツリーやイルミネーションを見にいったりと、クリスマスの写真が多く残っています。
 
 
結婚前、夫と過ごしたクリスマスや、サンタのコスチュームを着たかわいい子どもたちと過ごしたクリスマスなど、思い出を切り取った写真がたくさんあるんです。
 
 
クリスマスは、今までの歴史を定点観測し、振り返るにはベストなタイミングなんですよ。
 
 
また、2つ目の理由として、クリスマスにちなんだエピソードがたくさんあるということがあります。
 
 
子どもは親のストーリーを聞くのが大好きですよね。
 
 
「お母さんが子どものころ、こんなおもちゃをサンタさんがくれたんだよ」
 
「お父さんがクリスマスにプロポーズしてくれたんだ〜」
 
 
など、楽しく語り合うことが、お子さんへの素敵なクリスマスプレゼントになりますね。
 
 
 
 
さらに、3つ目の理由は、クリスマスが終われば年越し、そしてお正月と、家族や親戚と過ごすイベントが多い時期であること。
 
 
お子さんが赤ちゃんの頃の話だけでなく、お子さんの知らない、両親の子ども時代や、おじいちゃんおばあちゃんが若い頃の写真を一緒に見て、会話を楽しむことができます。
 
 
自分が生まれた時や生まれる前の話を、親以外の大人がうれしそうに話すのを直に見ることができるため、
 
 
「自分ってこんなに愛されてたんだな」「親や祖父母から命がつながってきているんだな」という気持ちをより強く感じることができますね。
 
 
今年はコロナ禍の年末年始になりますので、里帰りができなくて寂しいご家庭もあるかもしれません。
 
 
そんな時も、家族で写真やビデオを見ながら思い出を語り合うことで、気持ち穏やかに過ごす年末年始にすることだってできるんです。
 
 
クリスマスは家族コミュニケーションのベストタイミング!
 
 
ぜひ、家族でたくさん会話を楽しんでください。
 
 
 
 

3.自分のルーツを知る会話を家族で楽しもう

 
 
自分のルーツを知る会話、なんとなく想像していただけたでしょうか?
 
 
クリスマスに親子で自分のルーツを知るには、他にもこんな会話がオススメです。
 
 
きょうだいならではのクリスマスのエピソード〜力を合わせてケーキを手作りした、欲しいものがかぶり、二人同じプレゼントをもらったなど〜
 
 
生まれて初めてのクリスマスプレゼント~パパとママがどんな気持ちでプレゼントを選んだか~
 
 
・お子さんを妊娠している時、どんな気持ちでクリスマスを過ごしたか、生まれる前のお子さんにどんなことを語りかけていたか
 
 
両親が子ども時代、どんなクリスマスを過ごしていたか
 
 
さらに、クリスマスの思い出からスタートした家族の会話をどんどん広げて、掘り下げていきましょう。
 
 
例えば、お子さんがまだ小さかった頃住んでいた街の話や、両親の結婚式の話、若い頃に行った海外旅行先学生時代を過ごした街、子どもの頃なりたかった職業など、会話の広がりは無限大です。
 
 
そして、じゃあ今度、昔住んでいたあの街に行ってみようか、お父さんの好きだったスポーツを一緒に観に行こうか、という風に、家族の会話をきっかけに行動が生まれてくると最高です。
 
 
今までは、名前しか知らない街だったのに、両親のゆかりの街だったと知っただけで、そこが特別な街に変わることがありますよね。
 
 
もしかすると、クリスマスの会話をきっかけに、自分のルーツを探る旅に出る、という体験に発展するかもしれません。
 
 
 
 
いかがですか?
 
 
今は情報が溢れる時代。親も子も、目の前の状況に対応しながら、今を生きることで精一杯です。
 
 
でも、振り返り、立ち止まりながら、自分のルーツを見つけることが、自分の核になるものを育てる機会になります。
 
 
まるで実家に帰るように、辛いことがあってもそこに戻ってこられる
 
 
そんな思い出をお子さんの中に増やしてあげることが、お子さんにとっての最高のクリスマスプレゼントになるんです
 
 
今年のクリスマスはぜひ、自分のルーツを知る会話を、家族みんなで楽しんでください。
 
 
メリークリスマス!
 
 
パパも自分のルーツを語ろう!パパと子どものコミュニケーションを増やすための方法をお伝えしています。
 
 
 
離れて暮らすおじいちゃんおばあちゃんを身近に感じられる方法はこれ!
 
 
 
自分のルーツを知るために必要なコミュニケーションを、親子で増やす方法をメルマガでお届けしています。
▼ご登録はこちらから!
▼小冊子プレゼント中です!
▼講師に困り事の相談もできる!
Nicotto!塾生募集中
 
 
執筆者:森中博子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

-コミュニケーション, 発達障害
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2021 All Rights Reserved.