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年始の過ごし方次第!幼稚園への登園しぶりを防ぎたい発達障害児ママへ

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冬休み明けに子どもが「幼稚園に行きたくない!」と登園しぶりにならないように、一息つける年始から対策しておきましょう。発達障害・グレーソーンの子どもがいらっしゃるママに読んでもらいたい、年始の過ごし方をお伝えします!
 

【目次】

 

1.3学期特有の発達障害の子どもの登園しぶり

 
 
明けましておめでとうございます。2021年、お正月はどのように過ごされていますか?
 
 
今年はコロナの影響で旅行や帰省を止む無く自粛されているご家庭も多いのではないでしょうか。その分、家族みんなでゆっくり過ごせると思いますので、お子さんの登園しぶり対策ができるチャンスですよ!
 
 
ご存知かとは思いますが、夏休みや冬休みなどの長期休暇明けからは、不登校、また不登校までいかなくても学校や園への行きしぶりが出やすい時期です。
 
 
中でも、発達障害やグレーゾーンの子どもたちは、登園しぶりが出やすいと言われています。
 
 
発達障害の子の特性として、ネガティブな記憶や感情をひきずりやすいということがあります。この特性が登校しぶりに大きく関係しているのです。
 
 
年が明けると新鮮な気分になるものですが、お子さんはまだまだ2学期の記憶を引きずっている可能性が!
 
 
2学期のネガティブな記憶と言えば…
 
 
運動会や音楽会などの行事!子どもたちはイレギュラーな環境の中で練習したり、苦手な集団行動を頑張らなくてはいけませんでしたよね。
 
 
そもそも、スケジュールがイレギュラーというだけでも、本人たちは順応するのに必死。日々のスケジュール変更やいつもと違う状況、というだけでパニックになってしまうお子さんも多いのです。
 
 
また、行事には練習が付き物ですが、その練習も苦痛。練習で失敗したり、お友だちから指摘されたりと、決して楽しくない思い出になっているお子さんも少なくありません。
 
 
そして、発達障害の子どもは感覚過敏の傾向がある子が多く、 日頃からとても疲れやすい、という傾向もあります。
 
 
その他の外的刺激でも疲れている可能性が大!
 
 
 
 
例えば光、音などの刺激を受けやすい子にとっては、音楽会や運動会、大勢人が集まることが多かった2学期…それはそれは心身ともに疲れる毎日だったと思います。
 
 
このような辛い思いや疲れは、2週間の冬休みでは取り除ききれない可能性が大きいのです。
 
 

2.生活リズムを取り戻せない子どもたち

 
 
長期の休みで幼稚園や学校から離れている期間が長くなることで、何とか身についていた生活リズムは完全に狂ってしまう、ということも登園しぶりを引き起こす原因となります。
 
 
朝起きる→幼稚園(学校)へ行く→お遊戯(授業)→帰宅→夕食→就寝
 
 
こういった生活リズムは自然と身についています。もしくは、なかなか身につかなくて悩んでいるママも多いですよね。
 
 
ここで残念なお知らせですが、習慣が身につくまでには時間がかかりますが、逆はあっという間。リズムが崩れるのは驚くほど早い!
 
 
登園する習慣が抜け、元のリズムに戻すのは、発達障害・グレーゾーンの子どもにとっては尚更大変なことなんです。園や学校で苦労しているのですから、その場所に戻るというのは相当な決意がなければできません。
 
 
しかも冬の朝は寒い!その上まだ薄暗い時間に起きなければいけない子もいます。起こす方も、起こされる方も毎日の大仕事になるわけです。
 
 
 
 
そんなお子さんたちに、ぜひやって欲しいことがあります。年末まではバタバタとお忙しかと思いますので、ほっと一息つける年始からでもスタートできる方法をお伝えします。
 
 
お子さんとの過ごし方を少しだけ工夫して、 年明けからの行きしぶりのリスクを回避しましょう!
 
 

3.対策は年明けからでも間に合います

 
 

◆①行き渋りは休めていないサイン

 
 
長い休み明けに行きしぶりが出るのは、しっかり休めていないサインです。ということは、しっかり休ませてあげれば良いのです。
 
 
2学期特有の疲労感、対人関係上のストレス。これが溜まったままだと、頑張りたくても頑張れない…
 
 
冬休みが終わりに近づいている今、「幼稚園行きたくないな…」という言葉が出るのであれば、要休憩のサインです!
 
 
そんなときには、単に身体を休めるというだけではなく、心を満たして元気にしてあげることも大切にしたいですね。
 
 
おでかけが好きなお子さんは、おでかけの計画を、お部屋で過ごすのが好きなお子さんとは、家族みんなでゲーム大会を開く…とにかく、お子さんの好きなことを、家族一緒に楽しんでみてください。
 
 

◆②写真で楽しく1年の振り返り

 
 
昨年はコロナの影響で、辛いことも多かったかもしれません。
 
 
けれど節目節目で楽しい思い出だって沢山あったはず!
 
 
それを親子で写真を使って振り返り、昨年は楽しかったのだ、としっかり記憶に刻み込んであげてください。
 
 
人間は、時間が経つにつれて嫌な記憶を忘れようとする機能を持っている、と言われています。そうしなければ生きていけないからです。
 
 
発達障害の子どもはその脳の特性からネガティブな記憶をためやすい傾向があります。意図的に記憶を消すということは不可能ですが、記憶を上書きすることは可能なんです!
 
 
冬休み中に、しっかりと記憶の上書きをしておいてくださいね。 
 
 
 
 
楽しく過ごすというのは大前提ですが、例えば写真!私は日頃あまり写真を現像しないのですが、年に1回だけ写真を整理することにしています。
 
 
そして、これ!という写真を何枚か現像して飾るようにしています。旅行や運動会、発表会、息子が頑張っている姿はもちろんですが 日常の様子、ふとした瞬間を撮影したものも必ず含めるのがポイント。
 
 
特別な日も、普通の毎日もこんなに楽しかったんだよね!
 
 
写真を見ることで楽しい記憶をさらに楽しいものとして、脳内に残すことができます。そのままのあなたが大好きで、大切なんだよ、と伝えるツールにもなります。
 
 
そして、冬休み明けも楽しい毎日を過ごせるのだ、と想像させてあげることが大切ですね。しっかりと心の充電をしておくことが、 スムーズに学校や園の生活に戻れることにつながります。
 
 

4.注意して欲しい!プレッシャーのかけすぎ

 
 
頑張って!って言いすぎるのはNGです!
 
 
沢山の刺激を受け疲労して、毎日頑張っている子どもにしたら、かなりのプレッシャーです。頑張っていない、って言われているように感じる子どももいるようです。
 
 
行き渋る=行かなくてはならない、と理解しているということ。行かないと分かっていても、行きたくない正当な理由が彼らの中にはあるのです。
 
 
でも、それを言葉に表現できない場合もあって、その気持ちを周りから理解してもらえないという苦しさを抱えている子もいるでしょう。
 
 
ですから、「本当にしんどくなったら無理しなくてもいいよ」と伝えてあげることも大事です。何が何でも園に行かないといけないのだ!とプレッシャーを与えることは逆効果になってしまいます。
 
 
 
 
2021年のカレンダーを家族の写真と共に飾るのも良いですね。カレンダーに登園日にさりげなく花丸をつけたり、シールを貼っておく。
 
 
「もうすぐ幼稚園だね」「先生元気かな~」などの会話をしておく程度で良いと思います。それだけで子どもはしっかり理解し、感じています。
 
 
年始のゆったりした時間。2021年も不安なく登園できるよう親子のコミュニケーションを大切にお過ごしくださいね。
 
 
不安の強い子どもを落ち着かせる方法はこちらでお伝えしています!
 
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執筆者:瀬名香織
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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