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新常識!AIスピーカーが発達障害の子どもの言葉と脳の発達に効果があるってホント?

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AIスピーカーは便利なだけでなく、家族のコミュニケーションを促すツールとして利用できるってご存じですか? AIスピーカーを使ってコミュニケーションを促せば発達障害の子どもの言葉と脳の発達にも驚きの効果があるんです。我が家の経験をお伝えします!
 

【目次】

 

1.AIスピーカーが我が家にやってきた!

 
 
皆さん、スマートスピーカー(AIスピーカー)ってご存じですか?
 
 
ウィキペディアで調べてみるとこのように書かれています。
 
 
スマートスピーカー (英: Smart Speaker)とは、対話型の音声操作に対応した機能を持つ。内蔵されているマイクで音声を認識し、情報の検索や連携家電の操作を行う。日本ではAIスピーカーとも呼ばれる。
 
 
2017年後半から日本でも発売され、AmazonやGoogleなどから様々なAIスピーカーが市場に出回っていますね。
 
 
すでに便利に使っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
昨年の11月、我が家にもAIスピーカーを導入しました。
 
 
朝は「おはよう」と声をかけると、今日の天気、気温、ニュースなど、あらかじめ毎日流すように設定しておいた様々な情報が順番に流れます。
 
 
その音声を聞きながら、朝食の準備をします。
 
 
 
 
料理をするとき、私はよく鍋をかけたまま忘れてしまうことがあるので、AIスピーカーのタイマーを使います。
 
 
料理をしていて手がふさがっていても、声で指示することでタイマーをセットできます。
 
 
猫の手も借りたいほど忙しい朝の、もう一つの手のような働きぶりです。
 
 
手が離せないときに動かなくても音声での指示を聞いてタイマーや音楽のスイッチを入れてくれるとは…AIスピーカーは忙しいお母さんの強い味方です!
 
 
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2.AIスピーカーが発達障害の子どもの言葉や脳の発達に良い理由

 
 
我が家の小2の娘は発達障害で、発達もゆっくりな子です。
 
 
娘はかなりAIスピーカーを使いこなしていて、よくAIスピーカーに様々なことを質問しています。
 
 
娘の様子をみているとAIスピーカーを使いこなすことは言葉や脳の発達にも効果があることを感じたのでお伝えしますね!
 
 

◆「質問する力」「聞く力」「伝える力」が伸びる

 
 
娘はAIスピーカーに、よく大好きなドラえもんやサザエさんなどのアニメについて質問しています。
 
 
「しずかちゃんのパパの名前は?」
「タラちゃんは何歳?」
 
 
と、こんなことを聞いていました。
 
 
発達障害の子どもは興味があることには取り掛かれるけれど、興味がないことには行動ができないことがありますよね。
 
 
質問の仕方が悪いと、AIスピーカーに「良く聞き取れません」と言われることもあります。
 
 
しかし、自分が聞きたくて興味があることだから、AIスピーカーが聞き取りやすいようにゆっくり言ってみたり、大きな声で言ってみたり、同じ意味でも違う言い方で言ってみたりと工夫しています。
 
 
AIスピーカーがどうしても答えてくれないと私にヘルプを出してくるのですが、そんな時は娘にわかりやすいように私が実際に質問して手本を見せてあげます
 
 
言葉がつたない子でもお母さんが上手にサポートして数を重ねていけば、だんだんと聞き方も上手になるし、語彙も増えていくことを感じています。
 
 
 
 

◆「考える力」「ワーキングメモリ」が伸びる

 
 
娘はよく私に、AIスピーカーから得た知識をもとにクイズを出してくれます。
 
 
私にクイズを出すためには、言葉を聞き取り、記憶し、問題を考え、伝えるという複数の脳の機能を使っています。
 
 
このように聞いたことを覚えてアウトプットすることは、発達障害の子どもが低いことが多いワーキングメモリを高める効果があります。
 
 
ワーキングメモリとは作業記憶ともいい、情報を一時的に覚えておく機能のことです。
 
 
ワーキングメモリが低いことは片付けが苦手だったり、衝動的に怒ってしまうなどの発達の特性から起る困りごとに関係していると言われています。
 
 
自分が好きなことや聞きたいことだから、じーっと聞いていて、よく覚えているんです。
 
 
ちなみに、私もよく娘にクイズ形式で問題を出すのですが、その時は3択にしているせいか娘も私に3択のクイズを出してくれます
 
 
3択のクイズって、正解の他に少し迷うような違う答えを2つ考えなくてはいけませんよね。
 
 
だから、3択の問題を作るのもかなり考える力が必要で、脳を使うことができるのでオススメです。
 
 
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3.AIスピーカーは令和時代にやってきた我が家の物知りおじいちゃん?!

 
 
2月1日のことです。娘が「明日、節分なんだよ~!」と学校で教わったことを教えてくれました。
 
 
私はその情報を知らなかったので、そうなの?いつもの節分は2月3日だけどなんでかな?と子どもたちと話をしていました。
 
 
子どもたちはなぜ2月2日が節分なのかという理由は知らなかったようです。
 
 
そこで「今年は2月2日が節分なのはなぜ?」とAIスピーカーに聞いてみました。
 
 
するとAIスピーカーの回答はこうでした。
 
 
「日にちがずれる理由は、太陽を一周する時間が365日ピッタリではないからです。」
 
 
この回答ではなんのことだかよくわかりませんでした。
 
 
AIスピーカーはこちらの質問したい意図とは、ずれた回答になってしまうこともあるのです。
 
 
こういう時は違う質問をしてみます。
 
 
「節分の意味は?」と聞いてみました。
 
 
AIスピーカー:
「節分は名前の通り季節を分けるという意味。
立春、立夏、立秋、立冬は季節の始まりの日であるため、それぞれの前日は季節の変わり目に当たり、それが節分だったのです。」
 
 
私:
「そうか~、今年は2月3日が立春なんだね」
 
 
すると「立春ってどういう意味?」と娘が聞いてきたのでそのままAIスピーカーに質問してみました。するとこんな答えが返ってきました。
 
 
AIスピーカー:
「暦の上で春が始まる日が立春。
立春の前の日が節分です。」
 
 
ここで中学生のお兄ちゃんがまとめてくれました。
 
 
「今年は太陽を一周する時間のずれの調整のため2月3日が立春になる。
立春から春が始まる。
立春の前日の2月2日が節分!」
 
 
「へえ、明日から春なんだ!」
 
「たしかに~!日中は日差しがぽかぽかしてたね~。」
 
「最近5時ごろでも明るくなってきたよね」
 
 
こうしてAIスピーカーに何度か質問することで節分と立春の意味と、今年は2月2日が節分になる理由を知ることができました。
 
 
娘は前日にピクニックをしています。
 
 
その時感じたぽかぽかの日差しや最近の日の長さに春の訪れを体感したことと、節分や立春の知識を結びつけることができました。
 
 
机上の勉強だけじゃなく体験と学びが結びつくと記憶はより強く残りやすくなります
 
 
AIスピーカーへの質問のしかたによっては一度で回答を得られないこともありますが、そういったちょっとした不便もあるからこそ、このように質問を変える工夫ができたり、会話が広がっていきます。
 
 
このAIスピーカーを使っていると、昭和生まれの私は「なんて便利な世の中なんだ!」と感動してしまいます。
 
 
私の子どもの頃、こういった暦や季節の行事のことは同居していたおじいちゃんに聞いていました。
 
 
おじいちゃんはいろいろなことを良く知っている物知りな人でした。
 
 
両親は忙しくて一緒にのんびり過ごす時間があまりなく、なかなか聞けるタイミングがなかったように思います。
 
 
だから、いつも近くにいるおじいちゃんにわからないことを聞くことが多かったのです。
 
 
さて、令和時代の我が家では、夫が単身赴任で不在のため、大人は私だけ
 
 
お母さんである私は日々、家事と育児と仕事にとワンオペでフル回転の忙しさです。
 
 
私が子どもたちにわからないことを質問されても、私のおじいちゃんがやってくれたように辞書を持ってきて、一緒にわからないことを辞書を引いて調べる、というのもすぐにはできないこともあります。
 
 
食事中の会話の途中で疑問がでてきても、
 
「食事中にスマホを出して調べるのも…」
 
後回しにしているうちに疑問に思ったことを忘れてしまいがちです。
 
 
でも、AIスピーカーがあれば、会話の流れで疑問に思ったことを、さっとその場で聞いてみることもできるのです。
 
 
なんでも教えてくれて我が家のコミュニケーションを促してくれるAIスピーカーはまるで「物知りなおじいちゃん」のような存在だなと感じます。
 
 
 
 
ここまで我が家でのAIスピーカーの活用をお伝えしてきました。
 
 
AIスピーカーを上手に使うと便利なだけでなく、親子のコミュニケーションツールになります。
 
 
AIスピーカーを上手につかって調べ物ができれば「伝える力」「聞く力」「考える力」を伸ばすこともできます。
 
 
今、もし子どもが読み書きに困りごとがあったとしても、発達障害の子どもたちが大人になった未来は今とはガラリと様子が変わる可能性があります。
 
 
これからの時代、技術の進歩で子どもたちが直面している苦手があっても、なんら困ることがない世の中になっていくかもしれません
 
 
日々忙しい現代人だからこそ、苦手や難しいことは環境を整えて対応することでクリアできることも、このAIスピーカーを導入したことから学んだことです。
 
 
これからのAI時代に備え、入門編として便利なAIスピーカーを楽しみながら活用してみてはいかがでしょうか?
 
 
母と娘の親子のコミュニケーションを良くしたら、年の差兄妹の関係も良くなった経験をご紹介しています。
 
 
 
 
発達障害の子どもの言葉と脳の発達をグングン伸ばす方法を多数配信しています。

 
 
執筆者:山本みらい
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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