ADHD 対応

「きょうだいげんか」でイライラしない!発達障害・グレーゾーンの特性に合わせた対応とは

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毎日のように起こる子どものもめごとに疲れていませんか?感情に任せた対応をしても子どもの気持が切り替わることはありません。そこで、発達障害・グレーゾーンでADHDの特性を持つ息子に行って上手くいった対応をご紹介します。
 

【目次】

 

1.「きょうだいげんか」にイライラしていませんか?

 
 
 
お母さんは子育てと家事、さらにお仕事もされていると一日があっという間に終わってしまいますよね。
 
 
やっと寝てくれたと一息つきたくても家事がまだ残っている…なんてことも。
 
 
お母さんは本当に休む暇がないくらいフル活動ですよね。
 
 
こんな毎日を過ごしていると、せめて「きょうだいげんか」さえ減ってくれればと思いませんか?
 
 

 
 
・仲よく遊んでいたと思ったら、泣き声が聞こえる
・テレビを見るにも、見たいものが異なってもめる
・ゲームの勝敗で負けたくなくてお騒ぎ
・兄(姉)が妹(弟)をからかって泣かせる
・兄(姉)が力で押さえつけようとする
 
など、あげればきりがないですよね…
 
 
泣き声が聞こえれば、家事を中断せざる負えなくなり、お母さんの気持も次第にイライラして何が原因かも確かめないで大きな声で兄(姉)を叱りつけてしまうことも。
 
 
そこで残るのは叱りつけた罪悪感と疲れだけ。無駄なパワーを使ってしまいお母さん自身が追い込まれてしまいます。
 
 
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2.発達凸凹キッズの「問題行動」

 
 
発達凸凹キッズの「問題行動」には3つの特徴があります。
 
 
➀認知力の弱さ
➁対人力の弱さ
➂身体力の弱さ
 
 
です。このうち、「きょうだいげんか」には➁対人力の弱さが関係しています。
 
 
対人力の弱さには
 
・感情をコントロールすることが難しい
・相手の気持ちが分からない
・すぐに怒る
・自分の問題点がわからない
・予想外のできごとに弱い
・融通が利かない
 
などがあげられます。
 
 
お子さんに当てはまるものはありますか?このような不器用さがトラブルの原因になっているのです。
 
 
ですから、いつもわざとけんかやトラブルを起こしているのではないということを分かってください。
 
 
発達の特性から出ている子どもの困りごとでもあるのです。
 
 

 
 

3.ADHDの特性が強い不器用な息子と妹のトラブルの日々

 
 
我が家にはADHDの特性が強い不器用な発達凸凹キッズの兄(小学2年生)とおしゃべりな定型発達の妹(年中)がいます。
 
 
基本的に優しい息子は、妹のことが大好きで一緒に遊んだりお世話をしてくれたり頼りになるお兄ちゃんです。
 
 
しかし、発達凸凹の特性から上手く関われないことや怒りをぶつけて泣かせてしまうことがよくあります。
 
 
特に、妹が成長して
 
・自分の意思を持つようになった
・言葉で言い返す
・兄の真似をしたがる
・すぐに泣く(泣いていじめられているアピール)
 
 
といったことでトラブルは多くなり、私も対応に困り疲れる毎日を送っていました。
 
 

 
 
息子の特性は
 
・妹の言動に腹が立って怒って暴れる
・すぐに手を出す
・わざと嫌がらせをする
・妹が泣くとさらにイライラして怒る
 
といったものです。
 
 
そのような息子の行動に以前は
 
・「やめなさい!」
・「何回いったらわかるの!」
・「ケガしたら病院にいかなくてはならないのだよ」
・「泣かせないで!」
 
怒りの声がけばかりでした。
 
 
当然その場は収まっても、次の日にはまた同じ言葉が出ていました。
 
 
「どうして毎日同じことをするの?」こんな気持ちばかりで毎日がとても苦しかったです。
 
 
不器用な息子は感情が高ぶると落ち着くのに時間がかかり、なかなか素直になれませんでした。
 
 
娘が泣いて騒げば騒ぐほど怒り、手が付けられませんでした。
 
 
けれど、毎日悩んでいたトラブルへの対応を変えたことで、息子が自分で気持ちの切り替えをできるようになってきたのです!
 
 
すると私の気持ちもとても軽くなり、多少のトラブルが発生しても冷静に対応できるようになりました。
 
 
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4. 息子のADHDの○○に合わせたトラブルへの対応とは

 
 
対応をどのように変えたかというと…それは息子のADHDの特性に合わせた対応にしたのです。
 
 
ADHDタイプの息子は自分の行動や言葉が否定されると、すぐにカッとなり暴言や手を出してしまいます。
 
 
そして、
 
・どうせ自分が悪い
・誰も自分のことを見てくれない
・どうしてそんなこと言うの
 
泣きながら訴えて、ますます怒るのです。
 
 
このような言葉は、子どもが怒りを感じると共に自分に対する自信をなくしてしまっています。
 
 
ですから息子の怒りを収めるだけでなく、自信も回復できる声がけの対応をしました。
 
 
息子と娘のトラブルはたいてい息子が原因です。
 
 
けれど、そこで一呼吸おいて息子の気持を考えます。そして、「○○だったんだよね」と息子の気持に共感するようにしました。
 
 

 
 
例えば
 
・「○○が嫌だったんだよね」
・「真似してほしくなかったんだよね」
・「急にビックリしたよね」
 
などと状況を見て声をかけました。
 
 
すると息子の怒りが収まってくるのです。
 
 
絶対に、責めるような言い方は厳禁です。落ち着いて優しい声でゆっくり伝えましょう。
 
 
お母さんの声が怒っていると、子どもの気持ちもヒートアップしてしまいます。
 
 
息子の怒りが落ち着いた頃に、
 
 
・「○○は危ないね」
・「優しく言うといいんだよ」
 
と伝えないといけないことは伝えるようにしました。
 
 
子どもの怒りが収まっていない状態で、危険だということを話しても伝わりません。必ず伝えたいことは子どもの気持が落ち着き、聞く耳を持った時にしましょう。
 
 
後はしばらくそっとしておきます。
 
 

 
 

5.対応を変えたことで見えた息子の変化

 
 
息子の特性に合わせて対応をしたことで次第に良い変化を感じるようになりました。
 
 
はじめは一人でぶつぶつ文句を言っていることもありますが、自分の気持が落ち着くと、「ごめんね」と妹に謝れるようになりました。
 
 
すぐに謝れないのは大人にもあることです。時間がかかっても謝った時には、笑顔でgoodサインも出しましょう。
 
 
謝れたということとそれを認めてもらえてということは自分への自信回復にもつながります。
 
 
子どもも大人も自分の気持ちに共感してもらうことは必要ですよね。
 
 

 
 
たとえ悪いことをしていても真っ先に叱るのではなく、まずは子どもの気持に寄り添って共感してあげてください。
 
 
お母さんが気持ちを分かってくれたという安心感が子どもの怒りを鎮めて、自信回復にもつながります。
 
 
お母さんが対応を変えることで子どもも変わります。
 
 
上手くいかないこともありますが、子どもと一緒に成長していきましょう。
 
 
「我が家の息子と似ている!」「兄妹げんかで悩んでいる」というお母さんのヒントになれば幸いです。
 
 
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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