ADHD グレーゾーン

怒りやすい子どもがスッと気持ちを切り替えることができるようになる対応とは

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怒りやすい特性のある子どもはトラブルを起こしやすいですよね。家の中でも妹や弟にすぐに怒って泣かせてしまいお母さんもイライラしてしまいます。そこで、お母さんがうまく対応して怒りやすい子どもが自分で気持ちの切り替えができる方法をお伝えします。
 

【目次】

 

1.妹弟を泣かせてしまう子どもに叱ってばかりいませんか?

 
 
きょうだいがいる家庭の困りごとの1つと言えば「きょうだいけんか」ではないでしょうか?
 
 
特に発達障害の子どもが上の子の場合、下の子を泣かせてしまうということが多いですよね。毎日の子育てに家事、さらに働いているお母さんにとって子どものけんかや泣き声は疲れが倍になり、次第にイライラが増す原因にもなります。
 
 
全くけんかをしないというのも社会性を学ぶという点では良くありませんが、怒りやすい子どもの場合は一方的に相手を責めてしまうことがほとんどです。相手を泣かせてしまい、つい叱りつけてしまうことが多いと思います。
 
 
しかし、叱ったから怒りやすさがなくなるということありませんよね。むしろ、ますます怒りやすい子どもになっていってしまっているのではないでしょうか…
 
 
それは叱られ続けることで脳が怒りやすくなってしまっているからです。怒りやすい脳ができてしまうと家庭だけではなく、学校での友達関係にもトラブルが起きやすくなってしまいます。
 
 
ですから、怒りやすい子どもへの適した対応をしてあげることが大切です。
 
 
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2.怒りやすい子どもには苦手なことがある

 
 
怒りやすい発達障害の子どもは自分の感情をコントロールすることが苦手です。ですから些細な事や大人から見たら「そんなこと」と思うようなことでもすぐに怒り、妹や弟を泣かせてしまうことが多いのです。
 
 
すると、泣かせたほうを怒ってしまいますよね。怒られた子どもは自分ばかり怒られるとますます卑屈になります。そして、また同じことを繰り返すのです。
 
 
怒りの背景には「自分の思い通りにならない」と言った感情があります。
 
 
この根底にあるものは
 
・相手への要求が強い
・固定概念が強い
 
ということです。
 
 
しかし、いつも自分の思い通りに相手は動いてくれません。相手の動きが気に入らないと…
 
・自分を馬鹿にしている
・自分の気持を分かってもらえない
・尊重してくれない
 
などと感じ、その負の感情を上手く処理できないのです。そのため怒りやすくなるのです。
 
 

 
 

3.妹の泣き声がばかりに叱っていた日々

 
 
ここで我が家のお話をさせてください。
 
 
我が家は注意欠陥多動性障害(ADHD)と自閉症スペクトラム症(ASD)を併せ持った不器用な発達凸凹キッズの兄(小学3年生)とおしゃべりな定型発達の妹(年中)の二人兄妹です。
 
 
どちらも明るくおしゃべりな性格なので、一緒に遊ぶことが多いです。
 
 
息子は、本来は優しい性格で妹のことが大好きなのでお世話をしてくれたり頼りになるお兄ちゃんです。しかし、発達凸凹の特性から怒りやすく、すぐに妹を泣かせてしまうことがよくあります。
 
 
妹が成長して自分の気持を言ったり息子と意見が違ったりすることが多くなると、ますます怒りやすくなり、泣かせてしまうことも多くなりました。
 
 

 
 
妹にしてみれば自分の気持をいっただけなのにすぐに怒るから怖い…と泣いてしまうのです。
 
 
息子の発達凸凹の特性を知るまでは、息子を叱ることばかりしていました。叱ることでやめるようになると勘違いをしていたのです。
 
 
しかし、それが間違いであり、適した対応をしてあげることが大事だと分かってからは落ち着いて対応できるようになりました。
 
 
私の対応が変わったことで、息子にも変化が出てきました。すると、今まであんなに困っていた息子の怒りと娘の泣き声が減ってきたのです。
 
 
これには、私の心も軽くなりました。どのような対応をしたのか次の章でお伝えしますね。
 
 
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4.たった1つ!怒りやすい子どもが気持ちを切り替えられるようになるコツ

 
 
怒りやすい子どもが気持ちを切り替えるために私がしたことは…気持ちを代弁することです。
 
 
怒りをあらわにして怒る兄の怖さに妹の泣き声がますますヒートアップしてしまいます。息子の怒りを落ち着かせるために、まずは娘の気持ちに共感します。
 
・「痛かったね」
・「怖いよね」
・「嫌だったね」
 
などと言って娘を落ち着かせます。
 
 
そのあとに
 
・「お兄ちゃんは○○だったんだよ」
・「お兄ちゃんも悲しい気持ちだよ」
 
などと息子の気持を代弁して伝えました。
 
 
感情のコントロールが苦手で自分の気持ちを伝えるのが苦手な兄に代わって、お兄ちゃんがどんな気持ちなのかということを妹に伝えることでお互いの気持ちをわかるようにしました。
 
 

 
 
怒りで気持ちの高ぶっている息子に話をかけても聞く耳を持てないので、まずは妹の気持を落ち着かせるほうが楽です。
 
 
一方、息子は自分の気持ちが代弁されることで自分の気持ちを分かってもらえてということが分かり、気持ちが落ち着きます
 
 
気持が落ち着くと、妹の涙にも気が付き冷静に話を聞くこともできます。そうなったら、優しく話しかけました。
 
 
叱ることがなくなると、自分自身もすごく楽になりました。
 
 
子どもの発達の特性を知り、叱ることから特性に合わせて対応するようにお母さんが変わることで子どもも変わります。これは、発達科学コミュニケーションで最初に伝えられることです。
 
 
子どもを変えようとしないで、まずはお母さんが変わることに視点をシフトチェンジしましょう!
 
 
お母さんのコミュニケーションが変わると子どもの脳の発達が加速して良好な親子関係の構築にもつながります。子育てのイライラが1つ減るとその分お母さんと子どもの笑顔が1つ増えますよ!
 
 

 
 
そんな積み重ねが日々の子育てが楽になるポイントかもしれませんね。 怒りやすい子どもの対応や妹弟の泣き声に疲れているというお母さんがいたらぜひ、試してみてください!
 
 
私の経験が参考になれば幸いです。
 
 
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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