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勉強についていけない子の支援獲得のため行動するのは今!一学期の個人面談がターニングポイントになった私の経験とは?

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早いものでもう6月に入りました。4月から頑張ってきたお子さんに勉強についていけない、元気がないなど心配事がありませんか。1学期の個人面談をきっかけに支援学級への転籍へ動いた私の経験とこの時期からお母さんの行動が必要な理由をお伝えします。
 

【目次】

1.勉強についていけないお子さんを心配していませんか?
2.実は小学一年生の不安はすでに入学前からあった私の経験
3.私が子どもの発達に違和感を持ちながらも行動しなかった理由
◆希望的観測
◆誰かが指摘してくれるはず
4.気になるところがある子のお母さんに1学期の個人面談での準備
◆聞きたいことをまとめたメモを用意する
◆サポートレターを用意する

 

1.勉強についていけないお子さんを心配していませんか?

 
 
6月に入りましたね。皆さんのお子さんの様子はいかがでしょうか?
 
 
学校にすっかり慣れて楽しく通っている
 
勉強についていけない様子が見られる子
 
ちょっと頑張りすぎてお疲れモードになっている子
 
 
いろいろなお子さんがいると思います。
 
 
4月から環境が変わった子どもたちのフォローに必死だったお母さんたちも、やれやれと一息ついているかもしれません。
 
 
また、新たな問題が起こり密かに悩んでいるお母さんもいらっしゃるかもしれません。
 
 
 
 
先日、娘が通う小学校から個人面談のお知らせのお手紙がきました。
 
 
もうそんな時期?!と驚くと同時に、そう言えば1年生の1学期の個人面談が娘にとって大きなターニングポイントだったな…と思い出されました。
 
 
1年生の1学期の個人面談で担任の先生から勉強についていけないことを告げられ、発達検査を受けたことで、娘が軽度知的障害域のIQだと知ることができたからです。
 
 
それがきっかけで通常学級から支援学級に転籍して、ガラリと環境を変える選択をしました。
 
 
そのおかげで今では娘は元気に楽しく学校で過ごしています。
 
 
その時の支援学級へ転籍する決断についてはこちらの記事をご覧ください。
 
 
 
この記事では子どもが必要な支援を受けるために、この時期に考えてほしいことをお伝えしています。
 
 
▼大人気▼発達グレーゾーンを卒業する方法が分かります
 
 

2.実は小学一年生の不安はすでに入学前からあった私の経験

 
 
我が家には現在支援学級在籍小学3年生の娘がいます。
 
 
0歳から保育園に通い、特に何も周囲から発達について言われることもなく普通に小学校に入学しました。元気で明るい女の子です。
 
 
小1の1学期の個人面談で勉強についていけていないことを先生から指摘されました。
 
 
それまで発達面を指摘されたことはなかったですが、母親のカンとでもいうか、ちょっとこの子は不器用で生活面でも苦手があるし、小学校で勉強についていけるかな…と心配なところもありました。
 
 
保育園の年長の11月に小学校で就学時健診がありました。最後に結果を伝える先生に
 
 
「ちょっと落ち着きないけど合格でーす!入学式でまた会いましょうね!」
 
 
と明るく言われましたが、思わず「え、ホントにいいんですか?うちの子、大丈夫ですか?」と、聞き返していました。
 
 
母親だから感じる違和感、実はその時すでに感じていたんです。
 
 
だけど、違和感を感じながらも私は全然行動しませんでした。
 
 
次項では違和感を感じながらも私が誰かに相談する行動へ向かなかった理由をお伝えしますね。
 
 
 
 

3.私が子どもの発達に違和感を持ちながらも行動しなかった理由

 
 
私が就学前に子どもの心配がありながら行動しなかった理由をお伝えします。
 
 

◆希望的観測

 
 
私は「子どもは勝手に育つだろう」と考える、良く言えばおおらか、悪く言えばちょっと適当な母親でした。
 
 
でも、片付けができない、文字にも興味がない、お話もあまり上手にできない娘には少々不安な気持ちがありました。
 
 
娘は人がたくさんいるところ環境の変化がとにかく苦手なのも、「なんでかな」と思っていました。
 
 
でも、誰からも指摘されることもなかったので、具体的に自分から調べるでもなく、どこかに相談に行こうとも思えなかったのです。
 
 
当時フルタイムの会社員で、娘が年長の4月から転職し新たな職場に勤めていました。
 
 
新しい職場で結果を出そうと必死に仕事をしていました。
 
 
それでなくても転職して1年目で休暇も少なく休みにくい中、必要最低限の休暇を取って2人の子どもの学校や保育園の対応をしていたのです。
 
 
心配だからどこかへ相談してみるなどという、新たに行動を起こす気持ちと時間の余裕がまったくありませんでした
 
 
自分が忙しいからうっすら心配事があっても「まあきっと、大きくなれば解決するかな」なんて考えていました。
 
 
まさに「希望的観測」です。
 
 
希望的観測とは自分のそうだったらいいな、そうであってほしいなという気持ちが判断に影響していることをいいます。
 
 
大きくなればこのまま放っておいても自然に解決するものという私の希望に基づいた根拠がない判断をずーっとしていたのです。
 
 
今思えば「希望的観測」を後押しするのに、自分の「忙しさ」「余裕のなさ」は重要なファクターだったと感じます。
 
 
 
 

◆誰かが指摘してくれるはず

 
 
ずっと見てくださっている保育園の先生にも発達に関して言われたことはないし、なにか発達に問題があれば誰かが指摘してくれるんじゃないかな?
 
 
と考えているお母さんもいらっしゃるかもしれません。
 
 
私もそんな風に思っていたのです。
 
 
ところが、保育園の先生はもしかしてちょっと苦手があることには気が付いていたかもしれませんが、おいそれと「発達が心配だから、専門機関にいってみたら」なんて口に出して言えないのです。
 
 
いくら経験があるとはいえ、本当に成長とともに自然に問題がなくなる子とそうでない子を医者ではないので診断できないですよね。
 
 
もし、誤解があれば親との関係を悪くする可能性があるです。
 
 
娘のように周囲の子どもを巻き込んでしまうような目立った困りごとがなく、本人だけが苦手なことに困っている場合は余計なことを言うことは少ないのでしょう。
 
 
もし私が保育園の先生に自分から心配事を相談していたなら
 
 
「こういった病院や専門機関に行ってみたらいかがですか?」といったアドバイスが受けられたかもしれません。
 
 
私は先生と面談する機会に「他になにかありませんか?」と先生に聞かれる場面でも、「特にありません」と答えていました。
 
 
そう答えてしまったら、それで終わりになってしまいますね。
 
 
今だから思うのですが、些細な心配事でも日ごろから違和感をメモして私が引っかかっていた
 
 
「いつもホールに集まるときに嫌がるのはなぜか」
 
場所見知りがひどいけれどどうしてか」
 
片付けができないけれど保育園の様子はどうか」
 
 
といったことをもっとこちらからしっかり聞いてみても良かったと感じています。
 
 
日々忙しいからとダッシュで保育園から帰っていないで、もっと保育園の先生と積極的にコミュニケーションを取る努力をしてもよかったな、と今さら後悔とともに思うのです。
 
 
もちろん聞いたからといってなにかこちらが欲しい答えが出てくることもないかもしれません。
 
 
でも、まずこちらから発信しないことには何も始まらないのです。
 
 
お母さんが何も相談もしないで一人悩みを抱えていたとしていても、誰かから子どもの発達を指摘されるなんていうことはない、と思っていてほしいのです。
 
 
母親のカンって当たっていると聞きます。
 
 
ですから、お母さんの違和感を放置してはいけないし、他力本願で待っていても誰かが助けてくれるわけでもなく時間が過ぎるばかりです。
 
 
これまで特にだれにも相談もせず、腰が重い私がようやく自分から動かないといけないと気が付いたのは娘が小学1年生の1学期の個人面談がきっかけでした。
 
 
担任の先生から特に発達検査を勧められたわけではないですが、私から
 
「発達検査って受けた方がいいですかね?」
 
質問し、教育委員会で受けられると聞き、行動につながりました
 
 
後に調べてわかりましたが、軽度知的障害の場合、娘のように小学校に入り勉強についていけないことがきっかけでわかることも多いとのこと。小学1年生で勉強についていけないことが心配ならちょっと立ち止まって考えてほしいのです。
 
 
私の場合、個人面談が7月、発達検査をうけられたのが9月末、発達検査の結果を聞いたのが10月です。
 
 
面談で発達検査を受けたいとお願いしてから、我が家のケースはかなりスムーズに進んだなと思います。
 
 
支援を受けるには発達検査の結果か診断が必要になってきます。
 
 
発達外来などはとても混んでいて予約が半年後と言うこともききますので、支援を受ける流れを確認し早めに動くことをおすすめします。
 
 
特に新入生の就学相談が始まる前のこの時期の方が、余裕をもって対応いただける可能性があります。
 
 
次年度からの支援に間に合わせることを考えると、親の動きだしは1学期からで早すぎることはないということを覚えていてほしいのです。
 
 
次項では1学期の個人面談で準備しておきたいことをお伝えしますね!
 
 

▼夏休み明け登校しぶりは学校と連携して対応しましょう!

 
 
 

4.気になるところがある子のお母さんに1学期の個人面談での準備

 
 
小学校で勉強についていけない、最近子どもに元気がないと気になるお母さんは、ぜひ個人面談の機会を有効に活用していきたいですね。
 
 
お伝えしてきたように来年度へ支援を受けることを考えているなら今が動き始めるタイミングでもあるので、個人面談の限られた時間を有効に使うためには準備が大切です。
 
 

◆聞きたいことをまとめたメモを用意する

 
 
先生にお聞きしたいこと、相談したいこと、子どもについて心配していることなどを先にメモしておくといいでしょう。
 
 
その場で話すことを忘れてしまったり、聞きたいことが聞けないのはもったいないです。
 
 
疑問に思うことは日ごろから記録に残してまとめておきましょう
 
 
話す時間がなくなっても知りたいことのメモをお渡しすればその場でなくても後日教えていただけることもあります。
 
 

◆サポートレターを用意する

 
 
子どもの得意な事、苦手な事などをまとめたサポートレターを先生に渡すといいでしょう。
 
 
個別面談は先生一人がクラスの全員の親と面談するので一人10分程度の短い時間を設定されていることが多いです。
 
 
伝え漏れを防ぐためにもいいですし、先生も書面で残っていれば後で見返すこともできます
 
 
先生も子どもに合った対応方法を知りたいと考えています。
 
 
お母さんが子どもを見ている目と先生が子どもを見る目は違っています。先生も情報があると助かります
 
 
家庭と先生との間で共通認識を持っておくことは子どもが学校で過ごしやすくなるためとても大切なのです。
 
 
 
 
いかがでしょうか。
 
 
ここまで個人面談から動き出した私の経験をお伝えしてきました。
 
 
お子さんに必要な支援を受けるにはお母さんの行動するタイミングも大切です。
 
 
先生とのコミュニケーションの機会となる個人面談でしっかりお子さんの学校の様子を聞いて、家庭と学校で子どもが安心して過ごせるようにどんな支援をしていくか、学校と家庭で上手に連携をとって作戦を立てていきましょう。
 
 
私の経験がみなさんの子育てのヒントになれば幸いです。
 
 
こちらからサポートレターのフォーマットを無料ダウンロードできます。ぜひお役立てください!
 
 
 
通常学級から支援学級に転籍する時のお母さんの不安感の解消方法をお伝えしています。こちらの記事を参考にしてくださいね。
 
 
 
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執筆者:笹原みらい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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