コロナ騒動でオンラインでの働き方が注目されていますが、実は、「オンラインで、しかも発達障害グレーゾーンの子どもの困りごと解決もできてしまう!」そんな働き方があるのをご存知ですか?この機会に、新しい働き方について考えてみませんか? |
【目次】
1.社会の「当たり前」から負のループにハマっていた会社員時代
新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言、そして休校…お仕事をしているお母さんたちにとっては大変な日々が続いていますね。
今回の緊急事態宣言を受けて、仕事についての価値観は大きく変わってきています。
リモートワーク推奨と言われてもそれに応じられる会社でなければ、感染を心配しつつ満員電車に乗って通勤しなくてはなりません。そんな毎日に疑問を感じていませんか?
発達科学コミュニケーションのトレーナーになる前の私も、会社員でした。
朝から晩まで仕事に追われ、終わらない仕事は持ち帰り夜な夜な処理し、発達障害グレーゾーンで育てにくい息子とのバトルに明け暮れる…という日々でした。
会社は簡単に休むことができないので、息子のことでいつ学校からの呼び出しがくるかと、いつもドキドキしながら仕事していました。
今も会社員として働いていたら、コロナで休みたくても休めない、そんな状況だったと思います。
当時の私は、
「仕事が大好きだし、キャリアも重ねたい。子どもはちょっと手が掛かるけど、それも親の仕事。ちゃんと社会で自立できるように子どもたちが成人するまで母さんは頑張って働く!」
と思っていました。いい悪いではなく、それが私の「当たり前」だったのです。
今回のコロナ騒動をきっかけに働き方について考え始める方が多い今だからこそ、元会社員の私が発達科学コミュニケーショントレーナーになった理由についてお話ししたいと思います!

2.目からウロコ!発達障害グレーゾーンの困りごとを解決できる働き方
発達科学コミュニケーショントレーナーになる前の私は、「会社も仕事も大好きだけど、手がかかる息子と向き合う時間が足りない」とジレンマを感じていました。
子どもの人生を見捨てずに応援できるのは私たち親だけだから、ちゃんとやってあげたい。
でも、発達障害やグレーゾーンの子たちの子育ては正直、将来的にもお金がかかる。だから働かないと…この葛藤のループがエンドレス…。
そんなときに発達科学コミュニケーションを主宰する吉野加容子さんのメルマガで、「発達のお仕事をしたい人!」という募集があったのです。
「仕事はしたい!」
「子どもの発達のことも、しっかりサポートしたい」
あれ?もしかしてこの両方を実現する道が…?!迷いました…とても迷いました…。
でも、「迷ってやらなくて他の人が活躍していたらきっと後悔する!」と思い、会社員歴20年の私は発達の専門家の道を選んだのです。
勇気を出して一歩踏み出したことを後悔していません。なぜだと思いますか?
それは、発達科学のことを詳しく学ぶことができ、思春期に差しかかった発達障害グレーゾーンの息子の困りごとを自力で解決できるようになったから。
そして、トレーナーとして活動することで、私と同じように子育てに困っているお母さんのサポートができるようになったからです。
仕事をする時間も自分で決めることができるので、急な変更にも対応しやすい働き方になりました。今回のコロナ騒動での予定変更や休校にも振り回されずにすんでいます。
「やる!」と決断したからこそ見えてくる景色がある、と今改めて痛感しています。

3.子どもの成長に「感動」「ワクワク」が大切な理由とは?
発達科学コミュニケーショントレーナーになってからの私は、仕事の時間を自分で決められるようになり、発達障害グレーゾーンの息子の困りごとも落ち着きました。
その当時から今でもずっと変わっていないのは、「感動」「ワクワク」にこだわること!
その理由は、発達障害やグレーゾーンの子たちの成長を加速させるには、ワクワクする体験をさせることがとっても大切だから。
私はどちらかというと平凡な毎日でも平気なタイプ。今日見た映画が楽しかったとか、ランチが美味しかったとか、いい買い物ができたとか…そんな毎日でも楽しいなーと感じます。
でも、発達の勉強をしていくうちに気づいたのです。そんな生ぬるい「楽しい」は我が家のグレーゾーン男子には効果がないことに!
言語発達がゆっくりで学習障害もある息子は、もともと脳の言語の領域を使うよりも非言語の領域を使う方が得意。
苦手な言語領域を必死になって育てようとするよりは、得意な非言語領域からの刺激の方が、脳の発達を加速させやすいのです。
しかも、分かりやすい刺激がいい!「ちょっといつもと違うでしょ?」というレベルの刺激は脳がスルーしてしまうことが多い。
だから、びっくりするくらい分かりやすくて楽しい体験をさせるのが良いんですね。
小さい頃から息子にはいろいろと体験させてきたつもりでしたが、息子に話を聞いてみると鮮明な記憶として残っていることは…あまりない!
私と息子の「楽しい」センサーには完全にズレがあったのです。
だから、私自身がもっと本気でワクワクを追求できる大人になって、子どもたちに「マジ、楽しい!」と感動する体験をさせ、成長を加速させる研究をどんどん進めていきたいのです!
子どもの発達を加速させるためには、まず大人が率先して世の中にある感動を吸収することが第一歩です。
びっくりするくらいわかりやすくて楽しい体験をさせてあげるためには、まずお母さん自身が感動できることが大切なのです!
だからこそ、お母さんはワクワク上手であってほしいと思いますし、私は、お母さんたちにワクワクを手渡せるようになるために発達科学コミュニケーショントレーナーとして活動しています。
お母さんの「感動するチカラ」が子どもの成長を支え、お母さんが変わることで子どもも変わり、成長していきます。
そんな感動を伝えられるお母さんになるために、まずは日々のちょっとした感動を探してみませんか?

例えば、いつも家族と一緒にすごせている毎日。これも決して当たり前のことではありません。大事な人がコロナで急に亡くなり、最期を看取ることもできなかった人がいます。
疲れて仕事から帰ってきても家に家族がいる。それは、本当は当たり前ではないんです。
今ある「当たり前の毎日」の中にも実は感動や感謝できることがたくさんあると思いませんか?
日々の生活で感動できるようになると、お子さんとたくさんの感動をシェアできるようになります。
それは、お母さんに気持ちの余裕ができるだけでなく、子どもにとって感動を体験することが脳の発達にもつながります。
最近いつ感動しましたか?
最近いつ感動をお子さんと共有しましたか?
今はコロナの影響で社会全体が暗い雰囲気ですが、こんなときだからこそ!お母さんが感動できる毎日を送って、その感動を家族にシェアしてあげてください。
コロナで自粛ムードの毎日の中でも、明るい気持ちになれますよ!
私はこれからも、「子どものワクワクする未来のために一歩踏み出したい!」と思っているお母さんを全力で応援していきます!
もしも、『発達について学びながら子どもの困りごとも解決できる』そんな新しい働き方に興味があるなら、ぜひチャレンジしませんか?
執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)