ADHD グレーゾーン

夏休みの車移動を楽しむ!発達障害グレーゾーンの子どものワーキングメモリと注意力を鍛える遊び3選

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夏休みにお出かけを予定しているお母さん。車移動の時の、お子さんのグズグズにイライラしていませんか?実は、家族で楽しみながら車の中でできる、発達障害グレーゾーンの子どものワーキングメモリと注意力を鍛える遊びがあるんです。
 

【目次】

 

1.発達障害グレーゾーンのお子さんとの車移動にイライラしていませんか?

 
 
夏休みにお出かけの予定はありますか?
 
 
今は、新型コロナウィルスの影響もあり、なかなかお出かけができない状況ですが、夏休みぐらいは、お出かけしてみようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
最近は、「密」を避けて、電車ではなく車を使われることも多いかもしれませんね。
 
 
車に乗っているとき、発達障害グレーゾーンのお子さんの様子はいかがですか?
 
 
・「まだ着かないの?」とグズグズする
 
・隣に座っているきょうだいと叩き合いになる
 
・前の座席を蹴ってくる
 
 
こんな行動に困ってはいませんか?
 
 
このような子どもに、「静かに座っていなさい!」と注意したり、「もうすぐ着くからね」となだめたりして、大変だった経験をされたお母さんは多いと思います。
 
 
最終的には、うるさい子ども達に、運転しているお父さんがイライラしはじめるなんてことになると…親子ともどもストレスがたまりますよね。
 
 
 
 
では、なぜ注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプの子どもは、車移動が苦手なのでしょうか?次項でご説明しますね。
 
 
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2.なぜADHDタイプのお子さんには車内がしんどいの?

 
 
ADHDタイプの子どもは、じっとしているのが苦手だったり、待つのが苦手だったり、感情のコントロールが苦手だったりします。
 
 
そのため、車の中でただ座って、何もしないで時間が過ぎるのを待つということは、とても辛いことなんです。
 
 
 
 
イライラしやすい状況な上に、きょうだいはすぐ隣に座っているので、ついちょっかいをだしてしまったりして、トラブルになりやすい環境ともいえます。
 
 
そんな車内では、子どもが楽しくなる活動をするのがおススメです!
 
 
楽しみながらやる活動は、子どもの脳を刺激して発達させることができます。
 
 
今回は、車の中でできるワーキングメモリと注意力を鍛える遊びをご紹介しますが、その前に、ワーキングメモリと注意力を鍛えると、どんないいことがあるかをご説明しますね。
 
 
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3.ワーキングメモリと注意力を鍛えるといいワケ

 
 
ここでは、ワーキングメモリと注意力についての簡単な説明と、鍛えるといいワケをご説明します。
 
 

◆ワーキングメモリ

 
 
ワーキングメモリは、作業や物事を進めるために一時的に保持しておく短期記憶のことで、作業記憶とも言われます。
 
 
発達障害グレーゾーン、特に、ADHDタイプの子どもは、ワーキングメモリがうまく働かないことがあります。
 
 
そのため、指示を聞いて適切な行動をすることが難しくなりがちです
 
 
しかし、ワーキングメモリを鍛えると、情報を一時的に記憶したり、整理したりする働きがうまくいくようになるので、
 
先生の指示通りに行動できるようになる
 
授業についていけるようになる
 
忘れ物がなくなる
 
というように、学校生活での困りごとも解消できる可能性が高まります。
 
 
 
 

◆注意力

 
 
注意力とは、
 
 
集中する力
 
・多くのものから自分に必要なものを見つける力
 
・いくつかのことに同時に注意を向ける力
 
・一つのことに注意を向けているときに、別のことに気づいて注意を切り替える力
 
 
の4種類があります。
 
 
ADHDタイプの子どもは、注意力が散漫なため、先生の話をじっと聞くことができなかったり、テストの問題をとばしたり、ケガが多かったりします。
 
 
注意力を鍛えることで、これらの困りごとを減らすことが期待できます。
 
 
では、ワーキングメモリと注意力を鍛えるにはどうしたらいいのでしょうか?今回は、夏休みに備えて、車の中でできる遊びをご紹介しますね。
 
 

4.ワーキングメモリと注意力を鍛える遊び3選

 
 
まずは、ワーキングメモリを鍛える遊びです。
 
 

◆ハイパーしりとり

 
 
これは、あまり景色が見えない高速道路を走っているときに、おすすめです。
 
 
ハイパーしりとりとは、ほかの人が1つ前や2つ前に言った言葉をもう一度言ってから、新しい言葉をつけ足す、少し高度なしりとりです。
 
 
例えば、「かめ」→「かめ、めだか」→「かめ、めだか、からす」→「めだか、からす、すいか」という具合です。
 
 
このしりとりは、もう一度言う言葉を1つにするか、2つにするかで難易度を変えられますので、お子さんに合わせて工夫してみてくださいね
 
 
なお、ハイパーしりとりが難しい場合には、普通のしりとりから始めてみてくださいね。
 
 

◆逆さ言葉

 
 
これも、周囲の景色があまり楽しくないときに、おすすめです。
 
 
逆さ言葉は、文字通り、言葉を逆さまに言う遊びです。例えば、
 
「ごんり」→「りんご」
 
「らじく」→「くじら」
 
「ぼんらくさ」→「さくらんぼ」
 
というように、お母さんが逆さ言葉を言って、お子さんがそれは何かを当てるという遊びです。
 
 
逆に、お子さんが逆さ言葉を言って、お母さんが答えるという方法も楽しいです。言葉を長くすると、問題を出す人にも答える人にも難易度が上がっていきますので、どんどん脳を使うことになります。
 
 
次は、先ほどご紹介した注意力のうち、特に集中する力と自分に必要なものを見つける力を鍛える遊びをご紹介します。
 
 
 
 

◆ナンバーチェック

 
 
これは、車のナンバープレートが見える一般道を走っているときにおすすめの遊びです。
 
 
ナンバーチェックは、お題を出した上でまわりの車のナンバープレートをチェックし、お題に合ったナンバーを誰が一番最初に見つけるかを競う遊びです。
 
 
例えば、お題として、
 
 
・「1」が入っているナンバー(「 」に0~9の数字を入れる。幼児向け)
 
 
・「あ」が入っているナンバー(「 」に好きなひらがなを入れる。ただし、「お」「し」「へ」「ん」のひらがなはありません。低学年向け)
 
 
・できるだけ遠い地名が入っているナンバー(高学年向け)
 
 
わが家では、「沖縄」「鹿児島」「旭川」「苫小牧」などを見かけたことがあります。
 
 
どっちが遠いかよく分からない場合には、帰宅してから地図で調べることで、日本地図の勉強にもなりました。
 
 
いかがでしたでしょうか?車の中が楽しくなる上に、脳を刺激して、ワーキングメモリと注意力を鍛えることができる遊びをご紹介しました。
 
 
車の中が退屈になってきたら、ぜひ試してみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:佐藤とも子
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 

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