幼児 行きしぶり

発達障害・グレーゾーン幼児の行きしぶり対策 子どものタイプ別先生への伝え方〜お子さんの特性チェックリスト付き〜

更新日:

発達障害・グレーゾーンが背景にある「行きしぶり」対策。園と上手に連携しながらピンチをチャンスに変える方法があります。子どもの特性をしっかり知って、上手に先生に伝えるにはどうすればいいか?タイプ別に対策方法をお伝えします。
 

【目次】

1.先生が「協力したくなる」お母さんは発達障害・グレーゾーンの子どもの〇〇を知っている!

 
 
6月のこの時期。
実は、幼稚園の子育て相談で「行きしぶり」に関する相談が急増する時期であるのをご存知ですか?
 
 
なぜ、この時期なのか?この時期の行きしぶりにはどんな対策が必要なのか?については、こちらの記事に詳しくご紹介しています。
 
 
 
 
私自身、幼稚園の現場で長くカウンセラーを務めてきました。 そして、お母さんたちの
 
 
「子どもが幼稚園に行きたくないって泣くんです」
「周りのお友達でもう泣いている子なんて一人もいないのに・・・」
 
 
と涙ながらに、ご相談に来られるお母さんをたくさん見てきました。
 
 
現場で先生方の相談にも乗ってきた、その経験から、園と上手に連携するお母さんはお子さんの「〇〇」をよ〜く知っている人だということが見えてきています。
 
 
なんだと思いますか?
 
 
答えは、子どもの「特性」をしっかりと把握しているお母さん。
 
 
〇〇障害、という診断名だけではなく、
 
 
「うちの子は、見通しが持てないと不安になりやすいんです」
「たくさん言われると忘れてしまいやすいので、家では、一つ指示をしたら、しばらく待つようにしています」
 
 
など、我が子の得意と苦手の特性をしっかり知っているお母さんであることが、連携をうまくいかせるコツなのです。
 
 
あなたはお子さんの特性をどのくらい把握していますか?
それを先生に伝えることはできそうですか?
 
 
次の章では、その具体的な方法についてご紹介します。
 
 
 
 
 
 

2.あなたのお子さんは何タイプ?簡単発達チェックリストで我が子の「行きしぶり」の理由を探ろう!

 
 
お子さんに発達障害の診断がある方も、グレーゾーンで診断はない方も、ぜひ、知って欲しいのが、子どもの「特性」を理解することで、行きしぶりの背景に潜む理由が推測できるということ。
 
 
理由が違えば、対策も違います。
 
 
闇雲に「行きなさい!」と引きずって園に連れていくことが、必ずしも得策ではないのです。
 
 
次の簡単なチェックリストで、まずはお子さんの特性を掴んでいきましょう!
 
 
次の質問に、「当てはまる」「まあ当てはまる」「当てはまらない」3択で回答してください。
 
① 落ち着きがない、集中力がない、考えなしに話したり行動したりなどの様子がみられる
 
② 空気を読んだり人の気持ちを理解することが苦手で、不安になりやすい
 
③ 物事の理解がゆっくりで、一つのことができるようになるのになんども同じことを言う必要がある。
 
 
*もっと詳細なチェックがしてみたい方は、こちらの電子書籍を是非手にとってください。
 
 特性別の園との連携のコツも詳細に書いています!
 
 
 
 
さあ、あなたのお子さんはどの質問にチェックが入りましたか? チェックリストの結果は次の通りです
 
 
①「行動」タイプ(ADHDタイプ)
<行きしぶりの理由>
このタイプのお子さんは、ルール「べき」に縛られることが窮屈で園に行きたくなくなっているかもしれません。
特に、ひとつ学年が上がったタイミングなどは、求められる役割や、ルールの難易度が上がり、お兄さんお姉さんとして振舞うことを求められることが、お子さんの「つまんない!行きたくない!」につながっている可能性があります。
 
 
<行きしぶり対策>
園で「楽しいこと」が待っている!と言う仕掛けで、行きたい気持ちを刺激してあげることができます。役割を与えてもらえるのもいいですね。
先生と相談しながら、本人が「園サイコー!」と思える仕掛けをするなど、本人のモチベーションを引き出すやり方を考えてみましょう。
 
 
②「社会性タイプ」(ASDタイプ)
<行きしぶりの理由>
園で起こった、たった1回の「嫌な記憶」が行きしぶりの引き金になっている可能性があります。ネガティブな記憶を覚えておく力が高いお子さんが多いですから、「また失敗しちゃうかも」という不安が行きしぶりの背景にある可能性があります。
 
 
<行きしぶり対策>
無理強いせず、嫌な記憶に負けないくらいの、ポジティブな記憶をお母さんとのコミュニケーションでしっかり貯めてあげると、スッと園に向かえる時がきます。先生にも「ゆっくり記憶対策をしてから園に通わせたい」旨を理由とともに説明できたら、「頑張って連れてきて!」と言わせなくてすみますね!
 
 
③ ゆっくりタイプ(言葉の遅れor LDタイプ)
<行きしぶりの理由>
先生のお話がよくわからないみんなみたいにササッといろいろできない・・・ということが本人の自信をくじいている可能性があります。
 
 
<行きしぶりの対策>
わかりやすい指示をお願いしたり、「伝わってるかな?」と、先生に少し丁寧にみてもらえると、お子さんが安心して通いやすくなりますよ。
 
 
全てがこの3つで説明できると言うことはありませんが、特性の違いによって、「行きたくない」の背景にある理由がこんなにも違う、ということをお母さんがまず知ってあげてくださいね!
 
 

3.「行きしぶり」を発達障害・グレーゾーン子どもが過ごしやすい園生活のきっかけ作りに変えていこう!

 
 
こんな風に、お子さんの「行きしぶり」をきっかけに、我が子の発達の特性や、発達障害の状態をお母さんがしっかり把握したら、そして、園との連携のきっかけをつかむことができたら。
 
 
「行きしぶり」が収まった後も、園との良い連携関係を続けることができます。「 あの時は、行きしぶり、大変だったね〜お母さんも、先生も頑張ったよね〜」といつか笑って振り返られる日が必ずきます。
 
 
一人で悩まず、ピンチをチャンスに変えていきましょう。そんなお子さん思いのあなたを、私たちはいつも応援しています。
 
 
もっと具体的な、園との連携方法が知りたい方は、電子書籍の中に詳しくまとめてありますので、ぜひ、手にとってみてください。新1年生向けに書きましたが、幼稚園や保育園にもそのまま応用できるはずです。
 
 
あなたとお子さんの明日を変えるヒントが一つでも見つかりますように!
 
 
 
 
執筆者:石澤かずこ
(発達科学コミュニケーション トレーナー)
 
 
元スクールカウンセラーがこっそり教える先生のホンネと対策
先生に応援される子の親は家の中で何をしているのか?
>>> ダウンロードはこちら!

▼子どもの発達がぐんぐん伸びる情報が毎日届きます!

-幼児, 行きしぶり
-, , , , , , ,

Copyright© パステル総研 , 2019 All Rights Reserved.