ADHD 対応

イライラに振り回されない!感情のコントロールが苦手な子どもと親子で成長できる4ステップ対応とは

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感情のコントロールが苦手な子どもはすぐに怒ってしまい、相手を泣かせてしまうことも多いですよね。幼稚園や学校でのトラブルにもつながると家の外での心配事が増えてしまいます。まずは家庭で気持ちを切り替えられるように上手に対応する必要があります。
 

【目次】

 

1.イライラに振り回されていませんか?

 
 
 
お母さんは子育てと家事、さらにお仕事もされていると一日があっという間に終わってしまいますよね。
 
 
やっと寝てくれたと一息つきたくても家事がまだ残っている…なんてことも。
 
 
お母さんは本当に休む暇がないくらいフル活動ですよね。
 
 
こんな毎日を過ごしていると、せめて「子どものトラブル」さえ減ってくれればと思いませんか?
 
 

 
 
・仲よく遊んでいたと思ったら、泣き声が聞こえる
・テレビを見るにも、見たいものが異なってもめる
・ゲームの勝敗で負けたくなくてお騒ぎ
・兄(姉)が妹(弟)をからかって泣かせる
・兄(姉)が力で押さえつけようとする
 
 
など、あげればきりがないですよね…
 
 
泣き声が聞こえれば、家事を中断せざる負えなくなり、お母さんの気持も次第にイライラしてしまい、何が原因かも確かめないで大きな声で兄(姉)を叱りつけてしまうことも。
 
 
そこで残るのは叱りつけた罪悪感と疲れだけ。イライラに振り回されて、無駄なパワーを使ってしまいお母さん自身が追い込まれてしまいます。
 
 
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2.怒りやすいのは発達凸凹キッズの特性が関係している

 
 
けんかが起こる理由や子どもがすぐに怒る理由は発達凸凹キッズの特性が関係しています。
 
 
発達凸凹キッズは脳の発達が未熟なところがあるために苦手なことが多いです。その苦手が問題行動として現れています。その問題行動は、
 
➀認知力の弱さ
➁対人力の弱さ
➂身体力の弱さ
 
といった3つに分けられます。このうち、兄妹や友達とのトラブルには➁対人力の弱さが関係しています。
 
 
対人力の弱さには
 
・感情をコントロールすることが難しい
・相手の気持ちが分からない
・すぐに怒る
・自分の問題点がわからない
・予想外のできごとに弱い
・融通が利かない
 
などがあげられます。
 
 
お子さんに当てはまるものはありますか?このような不器用さがトラブルの原因になっているのです。
 
 
ですから、いつもわざとけんかやトラブルを起こしているのではないということを分かってください。
 
 
発達の特性から出ている子どもの困りごとでもあるのです。
 
 

 
 

3.すぐに怒る息子のトラブルに疲れる日々

 
 
我が家には注意欠陥多動性障害(ADHD)の特性が強い不器用な発達凸凹キッズの兄と、3歳年下のおしゃべりな定型発達の娘がいます。
 
 
基本的に優しい息子は、娘のことが大好きで一緒に遊んだりお世話をしてくれたり頼りになるお兄ちゃんです。
 
 
しかし、発達凸凹の特性から上手く関われないことや怒りをぶつけて泣かせてしまうことがよくあります。
 
 
特に、娘が成長して
 
・自分の意思を持つようになった
・言葉で言い返す
・兄の真似をしたがる
・すぐに泣く(泣いていじめられているアピール)
 
 
といったことでトラブルは多くなり、私も対応に困り疲れる毎日を送っていました。
 
 

 
 
息子の特性は
 
・娘の言動に腹が立って怒って暴れる
・すぐに手を出す
・わざと嫌がらせをする
・娘が泣くとさらにイライラして怒る
 
といったものです。
 
 
そのような息子の行動に以前は
 
・「やめなさい!」
・「何回いったらわかるの!」
・「ケガしたら病院にいかなくてはならないのだよ」
・「泣かせないで!」
 
怒りの声がけばかりでした。
 
 
当然その場は収まっても、次の日にはまた同じ言葉が出ていました。
 
 
「どうして毎日同じことをするの?」こんな気持ちばかりで毎日がとても苦しかったです。
 
 
不器用な息子は感情が高ぶると落ち着くのに時間がかかり、なかなか素直になれませんでした。
 
 
娘が泣いて騒げば騒ぐほど怒り、手が付けられませんでした。
 
 
けれど、毎日悩んでいたトラブルへの対応を変えたことで、息子が自分で気持ちの切り替えをできるようになってきたのです!
 
 
すると私の気持ちもとても軽くなり、多少のトラブルが発生しても冷静に対応できるようになりました。
 
 

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4.感情のコントロール子が苦手な子どもへの対処法

 
 
対応をどのように変えたかというと…それは息子のADHDの特性に合わせた対応にしたのです。
 
 
ADHDタイプの息子は自分の行動や言葉が否定されると、すぐにカッとなり暴言や手を出してしまいます。
 
 
そして、
 
・どうせ自分が悪い
・誰も自分のことを見てくれない
・どうしてそんなこと言うの
 
泣きながら訴えて、ますます怒るのでした。
 
 
このような言葉は、子どもが怒りを感じると共に自分に対する自信をなくしてしまっています。
 
 
そこで、下記の4点に気をつけて対応をしました。
 
 

◆責めない

 
 
妹を泣かせると真っ先に息子に「なんでそんなことするの!」と責めていましたが、一呼吸おいてまずは自分自身の心を落ち着かせるようにしました。
 
 
自分の怒りの感情を抑えることで子どもの感情の背景を考えることや落ち着いて話ができるようになります。
 
 
絶対に、責めるような言い方は厳禁です。落ち着いて優しい声でゆっくり伝えましょう。お母さんの声が怒っていると、子どもの気持もヒートアップしてしまいます。
 
 

◆怒りを否定しない

 
 
子どもが怒ったことを否定することは感情を否定することになります。感情は自然とわいてくるものです。怒りの感情を出さないことが大切ではないですよね。
 
 
怒らないことではなく、怒りの感情をコントロールできるようになることが必要なので、「怒ってはダメ」や「怒ったことが悪い」と怒りの感情を否定しないように気を付けましょう
 
 

 
 

◆気持ちに共感する

 
 
息子の怒りを収めるだけでなく、自信も回復できる声がけの対応をしました。それが共感することです。
 
 
息子と娘のトラブルはたいてい息子が原因です。
 
 
けれど、そこで一呼吸おいて息子の気持を考えます。そして、「○○だったんだよね」と息子の気持に共感するようにしました。
 
 
例えば
 
・「○○が嫌だったんだよね」
・「真似してほしくなかったんだよね」
・「急にビックリしたよね」
 
などと状況を見て声をかけました。
 
 
すると息子の怒りが収まってくるのです。
 
 
子どもの気持に寄り添う声がけをすることで、怒りの気持ち以外の気持ちがあることを伝えていきましょう。子どもが怒りの感情のほかにもいろいろな感情の表し方があることを学んでいくことになります。
 
 

◆伝えたいことは落ち着いちてから

 
 
相手を叩いたすることはいけないことですから、してはいけないと伝えたいです。しかし、子どもの怒りが収まっていない状態で、危険だということを話しても伝わりません
 
 
ですから、息子の怒りが落ち着いた頃に、
 
・「○○は危ないね」
・「優しく言うといいんだよ」
 
と伝えないといけないことは伝えるようにしました。
 
 
必ず伝えたいことは子どもの気持が落ち着き、聞く耳を持ったにしましょう。
 
 

 
 

5.親子でステップアップを実感

 
 
息子の特性に合わせて対応をしたことで次第に良い変化を感じるようになりました。
 
 
はじめは一人でぶつぶつ文句を言っていることもありますが、自分の気持が落ち着くと、「ごめんね」と妹に謝れるようになりました。
 
 
すぐに謝れないのは大人にもあることです。時間がかかっても謝った時には、笑顔でgoodサインも出しましょう。
 
 
謝れたということとそれを認めてもらえてということは自分への自信回復にもつながります。
 
 
子どもも大人も自分の気持ちに共感してもらうことは必要ですよね。
 
 

 
 
たとえ悪いことをしていても真っ先に叱るのではなく、まずは子どもの気持ちに寄り添って共感してあげてください。
 
 
お母さんが気持ちを分かってくれたという安心感が子どもの怒りを鎮めて、自信回復にもつながります。
 
 
感情のコントロールが苦手な子どもへ上手な対応をするにはお母さん自身の感情もコントロールすることが必要です。お母さんが感情的な対応をしていては子どもも鏡のように同じ行動をしてしまいます
 
 
私自身、発達科学コミュニケーションを学んで実践したからこそ自分の感情を抑えて落ち着いて対応することができるようになりました。
 
 
だからこそ、「お母さんが対応を変えることで子どもも変わる」を実感しています。
 
 
つまり、親子でステップアップできるということですよね。上手くいかないこともありますが、子どもと一緒に成長していきましょう。
 
 
 
 
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執筆者:さとうみな
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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