ADHD 自閉症スペクトラム

発達障害・自閉症スペクトラム×ADHDの男子の発達の遅れを取り戻して学ぶ力を進化させるには、○○が必要です!~解放編~

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発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)×注意欠陥多動性障害(ADHD)の男子の発達の遅れを取り戻すためには、ワーキングメモリ機能を高めるといいと言われています。前回の記事では、ワーキングメモリの鍛え方をお伝えしました。でも、鍛えるだけでは、うまくいきません。今回は、解放する方法をお教えします。
 

【目次】

 

1 ワーキングメモリと発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)×注意欠陥多動性障害(ADHD)

 
 
前回の記事でワーキングメモリとは、何なのか。どうしたら鍛えられるのかについては、詳しくお蔦しました。興味がある方は読んでみてくださいね。IQの高い発達障害・自閉症スペクトラム×ADHDの男子の発達の遅れを取り戻して学ぶ力を進化させるには、○○が必要です!~鍛える編~
 
 
今回は、ワーキングメモリを鍛えるだけではなく、うまく付き合う方法について説明したいと思います。
 
 
ワーキングメモリとは、会話する、読み書き、計算の基礎にもなり、日常生活や学習には大切な機能のひとつです。情報を頭に一時的に記憶し、作業に使うための機能のことです。
 
 
ワーキングメモリの働きが低下すると、忘れ物が増えたり、何をしていたのか目的を忘れてしまって、集中力が途切れたりしてしまいます。
 
 
発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)×注意欠陥多動性障害(ADHD)の子どもは、ワーキングメモリが未発達なので、集中力が続かなかったり、学習がうまく進まなかったりするのではないかといわれています。
 
 
 
 

2 ワーキングメモリを解放する?

 
 
前回の記事では、ワーキングメモリの鍛え方をお伝えしました。
 
 
① ワーキングメモリを鍛えること。
情報を収納する部屋が小さいなら、大きくしてあげましょう。
 
 
② ワーキングメモリを解放すること。
部屋がいっぱいなら、片づけて、空きを作りましょう。
 
 
鍛えることも大切なのですが、鍛えるばかりがワーキングメモリをうまく使うための方法ではないんです。
 
 
学校や幼稚園で常に頑張っている子どもたち。鍛えるばかりでは、壊れてしまいます。
 
 
そこで使えるのが、ワーキングメモリを解放するという方法です。
 
 
パソコンのメモリと同じで空きを作ることによって、脳もうまく機能するようになるのです。
 
 
 
 

3 ワーキングメモリを解放するには、どうするの?

 
 
ワーキングメモリを解放するには、いっぱいいっぱいになっているワーキングメモリに空きを作る必要があります。
 
 
では、ワーキングメモリに空きを作るには、どうしたらいいのでしょう?
 
 
◆① メモをとる
頭に入っている情報をアウトプットして、忘れてしまう。忘れるという働きも大事な機能です。また、忘れるということで脳に空きが出来ます。
 
 
<我が家の場合>
うちの子は、視覚認知に問題があるらしく、字を書くことが苦手です。文字を書くことが苦手なのでメモを取ることも苦手です。そこで思いついたのが、スマートフォンの音声入力機能です。
 
 
でも、ただスマホを渡し、音声入力の仕方を教えて、「これで、メモしてね。」と伝えても、子どもがメモすることはありません。
 
 
我が家では、「好きな分野」&「ご褒美」を取り入れました。
 
 
STEP1
本が大好きなので、読書記録を作りました。読書記録何冊分でこの本と交換、というご褒美を用意。すると、読んだ本をドンドン読書記録として、音声入力機能を使ってアウトプットするようになりました。
 
 
STEP2
歴史に興味が出た息子。「リンカーンが生きていたのは、日本では何時代?」と質問してきたので、音声入力を作って一覧表にしてみることに。今まで、頭の中だけで考えていたことをアウトプットすることで理解が深まるということを学習したようです。
 
 
このように、メモを取ることの必要性を実感すると子どもはメモを取り始めます。
 
 
◆② 脳を休ませる
情報社会となった今の日本では、たくさんの情報が頭に入ってきます。脳を休めて、入ってきた情報を処理する時間を持ちましょう。
 
 
脳は同じ部分ばかりを使っていると疲れを感じます。そこで、時間を区切って脳の他の機能を使って、今まで使っていた脳を休ませましょう。
 
 
<我が家の場合>
時間を区切り、同じ作業が続かないようにします。
 
 
例えば、 好きなガンダムのプラモデルを40分間作ったら、少し苦手な文字を書く作業を20分行うようにします。苦手なことを続けるのは、難しくても好きな作業が間に入ると集中して作業できます。
 
 
園や学校で頑張っている発達障害や学習障害をもつ子どもたちには、ときおりワーキングメモリを解放して、空きを作る必要があります。
 
 
お子さんにあった、ワーキングメモリを解放する方法を見つけてくださいね!
 
 
 
 
執筆者:神山彰子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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