小学生 発達障害

発達障害でなかなかお着替えしてくれない子どもが、大好きなゲームを使った作戦で行動を習慣化できた話

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発達障害の子どもにご褒美作戦しているのに、いつまでたってもマイペースで動いてくれない。そのご褒美作戦、やり方が悪いだけかもしれません。ゲームに夢中な子どもの行動を習慣化することができる、最も大切な子どもへのプレゼントをご紹介します!
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもは大好きなこと以外は無関心!

 
 
私は、発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)の小2の娘が、いつまでたってもお着替えをし始めてくれないことに悩んでいました。
 
 
不登校中の娘は、外出も来客もない場合は1日中パジャマで過ごすことなんて珍しくありません。
 
 
私は、あの手この手でご褒美作戦を今までに何度も実践してきました。
 
 
お着替えできるように、その都度子どもが好きなお菓子のご褒美を与えて支度をさせることもありました。
 
 
「ご褒美作戦」が良いということは知っていたからです。
 
 
 
 
しかし、お着替えが習慣で身に付くことはありませんでした
 
 
それどころか、「お着替えできたらチョコ1粒あげるよ♪」なんていう可愛いご褒美では乗ってきてくれない状態に陥っていったのです。
 
 
いつの間にかわたしの立場と娘の立場は逆転。娘は「着替えてあげてもいいよ~」という状態です。
 
 
私も、外に出る機会が減っていると、ついついゴミ出し寸前になって慌てて洋服へ着替えることがあります。
 
 
お着替えを後回しにする娘の気持ちが解らないことはないんです。
 
 
けれど、大人の場合は、時計を見ながら
 
 
「そろそろ着替えなきゃ!!」
 
 
と、時間を逆算をして間に合わせることができると思います。
 
 
しかし、発達障害・ASDのマイペースな特徴の娘は違いました。
 
 
予定していた時間が過ぎてしまっても、大好きなゲームに夢中でお着替えのことなんて一切気にもしてくれません。
 
 
不登校中の娘にとって、1日中パジャマで過ごすことに対して何の不都合もないのです。
 
 
仕方なく、ゲームに夢中になっている娘を人形のようにどうにか頭や袖を通してあげながら服を着せることもありました。
 
 
発達障害の我が子はゲームに夢中になってなかなかやるべき行動をやってくれない…。
 
 
そもそもゲーム自体をたくさんさせて良いものなのかというところから気になるのに、そのゲームに夢中になっているせいで、毎日やるべき簡単な行動までしてくれませんでした。
 
 
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2.脳を喜ばせるご褒美作戦で、100%うまくいく?

 
 
「うちの子いつになったらお着替えし始めるんだろう。」
 
 
急がないといけない状況でも、いつまでたってもお着替えをしてくれない発達障害の子どもに疲弊しているお母さんはいませんか?
 
 
時間も気にせず、そのままダラダラと過ごしてしまうと学校や約束の時間にまで影響してしまい大変ですよね。
 
 
大好きなゲームには夢中。そんなに夢中になれるものがあるなら、やるべきこともやってくれよ…と思ってしまうのも当たり前です。
 
 
日々やるべきことはたくさんあるのに、最初のお着替えからつまずいている状況。まずお着替えしてくれないと1日が始まらないのに…。
 
 
毎朝同じことの繰り返し…もう勘弁してほしい…。
 
 
実は、お着替えをスムーズにできないのには理由があります。
 
 
それは単純に、「お着替えしたい!」というやる気がないからです!何か行動しようとするとエネルギーが必要になりますから、やる気がないとなかなか動けません。
 
 
では、そのやる気はどこからくるのかというと…ズバリ、ご褒美です!
 
 
大人でも、お給料がもらえるから頑張って働くことができますよね?子どもも同じです。
 
 
なぜ、ご褒美でやる気が起きるのかというと脳が喜ぶからです。
 
 
 
 
つまり、ご褒美脳が喜ぶことでやる気や行動力がアップするのです!
 
 
とはいえ実際は…
 
 
ご褒美作戦はしたけれど、物を与え続けないと動いてくれない。
 
 
ご褒美でなんとか動いてくれても、全く習慣化されない。
 
 
だから、悩んでいるんだというお母さんも多いのではないでしょうか?
 
 
良いとわかって実行した「ご褒美作戦」で苦戦していたわたしですから、その気持ちがよくわかります。
 
 
子どもが好きそうなお菓子などをご褒美にしてもうまくいかなかったので、子どもが大好きなものを利用してみたところ…なんと、うまくいったんです!!
 
 
ついに行動が習慣化されるようになりました!
 
 
では、そのやり方を次に紹介していきますね!
 
 

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3.子どもの行動が習慣化するほどに大変身したご褒美作戦とは

 
 
 我が家はこうやって、発達障害の子どもの行動の習慣化を達成しました!
 
 

◆①作戦その1・大好きなゲームを利用

 
 
わたしは、娘がお着替えしてくれるように!と、ゲーム好きの娘がずっとずっと欲しかった人気のゲーム機器を奮発して購入しました!
 
 
新しくゲーム機を増やすことに対してはかなり葛藤です。ゲームにさらに夢中になって、ますます行動しなくなる可能性もありますから。
 
 
ですが、私にとっては日々やってくる娘へのお着替えに費やす労力の方がずっとしんどかったのです。
 
 
このゲーム機をきっかけに娘のお着替えの意欲が沸いてくれれば私にとっては大当たりだ!という思いで、試してみることにしました。
 
 
結論から言うと、お着替えに100%無関心な娘が起きた瞬間喜んでお着替えをするようになったのです!
 
 
どうやって、発達障害・ASDでマイペースな娘がこのように急激に変身できたのか。
 
 
それは、ゲームのご褒美自動販売機方式にすることです!
 
 
わたしは、ずっと娘が欲しがっていたゲーム機器だけを用意したので、ソフトは購入していません。中身は空っぽです。
 
 
そのゲームソフトは、頑張って自分で購入しよう作戦です。
 
 
我が家では、〇〇ができたら何点!というふうに、できたことをポイントとして計算し、そのポイントがお小遣いになるというルールをつくっています。
 
 
ですので、ポイントをためればゲームソフトを手に入れることができるという仕組みです。
 
 
この自動販売機方式を使うことで、娘はゲーム機器が届いた翌朝から人が変わったかのように大変身!
 
 
娘は、自分が本当に欲しいモノ、大好きなモノの為なら一瞬でお着替えなんて簡単にできちゃったのです!
 
 
子どもだからご褒美はお菓子だろう…ではなく、本人の好きなものをご褒美にしたことで良い結果となりました。
 
 
しかし、ここまでのご褒美作戦ではきっと今までと同じです。
 
 
大好きなゲームがこの先もずっとなければ、娘は行動できないことはお見通しです。
 
 
そこで、ポイント作戦の他に実践した最も大切なもう1つのご褒美を私は毎回プレゼントしました。ゲームだけでは、まだ足りないんです!
 
 
 
 

◆②作戦その2・もうひとつの大切なご褒美

 
 
ゲームよりももっとも大切なご褒美とは…お母さんの褒め言葉です。
 
 
「おっ!ズボン履いてるね!!」
「自分で服選んだね!それいいね!」
「サッとお着替えできてすごいじゃん!!」
 
 
娘の行動を観察しながら、欠かさず褒め言葉のプレゼントをしました。
 
 
モノのご褒美をゲットした後もその行動を習慣にして身に付けて欲しいからです。
 
 
今までやってきた、モノを与えるだけのご褒美作戦ではモノを与え続けないとお着替えの行動をできるようにはなりませんでした。
 
 
けれど、今回の娘は違いました!
 
 
わたしが褒め言葉のプレゼントを与え続けたことの効力が発揮できたことを実感。
 
 
最初の1週間はゲームがしたい!という感情だけで張り切ってお着替えしていた娘。
 
 
1週間過ぎ、2週目、3週目に突入して、明らかにゲームへの意欲の感情が薄くなってきた今でも、娘は勝手に服に袖を通すようになっていたのです!
 
 
正に行動を習慣へと定着することができた体験でした。
 
 
大好きなモノのご褒美がなくてもお母さんの褒め言葉のプレゼントがあれば満足できるんです!
 
 
ゲームのご褒美は行動のきっかけ…継続・習慣化へはやはりお母さんの褒めのご褒美も必要なのですね。
 
 
発達障害の子どもへのご褒美作戦には、お母さんの褒め言葉をプレゼントすることも忘れずに、ぜひ2つのご褒美をセットでプレゼントしてあげてくださいね!
 
 
今度こそ、行動を習慣へと定着することができるご褒美作戦を成功させてもらえたら嬉しいです。
 
 
 
 
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執筆者:おおむらさえ
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
 
 

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