ADHD 対応

これで解決!発達障害・ADHDキッズが苦手なお片付けの克服法

更新日:

 

発達障害・ADHDキッズは衝動性や不注意という特性を持っているため。片付けが特に苦手です。ですが環境と声掛けさえあれば克服できるんです!まずはお母さんの観察力をUPさせてより効果的な対応をしていきましょう!
 

【目次】

 

1.発達障害・ADHDキッズがお片付けを苦手とする理由

 
 
あなたのお子さんはお片付けが得意ですか?
 
 
・何度言っても片付けない
・一つの遊びにすぐ飽きてそのお母さん出しっぱなしでいる
 
 
私の周りではこんなお声をよく聞きます。
 
 
どんな子どもであっても最初からお片付けが得意な子は少なく、興味を持たない子の方が大半ではないでしょうか。
 
 
 
 
発達障害キッズの中でも注意欠陥多動性障害(ADHD)のお子さんは特にお片付けが苦手と言われています。
 
 
それは元々持っている特性が原因になっている場合が多いから。
 
 
衝動性や不注意  ⇒ 片付けを開始しても違うおもちゃや興味に目が行ってしまう
 
 
記憶力が未熟  ⇒ 片付けようとするけれど、どこに片付けるのか覚えていられない
 
 
また視覚系の脳の発達が未熟の場合、散らかっていることに対しての居心地の悪さを感じないことがあります。
 
 
その場合は「なぜ片付ける必要があるの?」 と本人にしてみたら疑問でしかないんです。 
 
 
▼大人気▼発達グレーゾーンを卒業する方法が分かります
 
 

2.夜な夜な私一人で片付けていました…

 
 
我が家の年中の長男は発達障害グレーゾーンです。
 
 
ADHDと自閉症スペクトラム障害(ASD)両面持ち合わせているので 上記のような理由に加えて「こだわりが強い」という特性もあります。
 
 
そのため、
 
 
「このおもちゃは今日はここに置く!片付けるなんてありえない!」
 
「今遊んでいるんだから(自分の中では)片付ける時間じゃない」
 
 
と、こちらが声掛けしても全く動かなかったり、 おもちゃを移動させて満足なんてこともあったりしました。
 
 
こだわりが強い長男は自分のやり方を徹底しているんです…
 
 
特に困ったのがおもちゃを移動させること。
 
 
今日はこのおもちゃの隣で寝るんだ~なんてかわいらしいことを言うのですが、実際は朝になればその存在を忘れてしまう。
 
 
それが毎日毎日続くためどんどん家じゅうにおもちゃが広がっていきました。
 
 
 
 
押し入れの中、玄関、トイレの前、棚の上 等々
 
 
そうなってくると最初の片付けがまず
 
家じゅうに散らばっているおもちゃを集めること
 
から始めなければなりません。
 
 
ところが長男は自分のマイルールに沿って行動しているため、おもちゃを動かすことは拒否!
 
 
結果夜な夜な長男が気づかない間に私が片付けるのが日常でした。
 
 

▼ワーキングメモリ―を鍛えるお試しワーク付き!

 
 
 

3.解決ポイントはお母さんの観察力にあった!

 
 
では、発達障害・ADHDの特性なんだからこのまま片付けられないのは仕方ない…と納得しなくてはならないのでしょうか?
 
 
いいえ!
 
 
お母さんがじっくり観察して、周りを整えてあげれば自らできるようになってきます!
 
 
今回は2つポイントをお伝えしますね。
 
 

♦ポイント①家の動線と子どもの動きが一致しているか

 
 
1つ目は、家のゾーニングと子どもの動きにミスマッチが起こっていないかを観察することです。
 
※ゾーニングとはどの場所で何をするのか一目でわかるよう工夫することを指します。児童発達支援教室ではパーテーション等を活用することもあります。
 
 
大人でもそうですが、1つの行動に余計な工数があると 「めんどくさい」という意識が生まれます。
 
 
例えば、お子さんのプレイルームとおもちゃを収納するスペースは同じでしょうか。
 
 
おそらくその場合のおもちゃで遊んで片付けるまでの工程はこんな感じでしょう。
 
 
プレイルームに行く 
⇒ おもちゃを出す 
⇒ 遊ぶ 
⇒ 片付ける 
⇒ プレイルームから出る
 
 
ところが、もし収納スペースがプレイルームにない場合だとどうでしょうか。
 
 
収納スペースへ行く 
⇒ おもちゃを持ち出す 
⇒ プレイルームに行く 
⇒ 遊ぶ       
⇒ おもちゃをまとめる 
⇒ プレイルームを出る 
⇒ 収納スペースに行く 
⇒ 片付ける
 
 
こんな風に工程が増えますよね?
 
 
あなただったらどちらがいいでしょうか。
 
 
明白ですよね。
 
 
そのため、おうちのゾーニングを見直すというのはとても重要ポイントです。
 
 
お子さんの行動を観察し、そこに無駄な動きが発生していないか見てみてください。
 
 
動線が長すぎると、その間に片付けに対する興味がそれてしまう可能性があるので、お子さんが集中できる環境は大きなキーポイントになります。
 
 
 
 

◆ポイント②声掛けのタイミング

 
 
2つ目は声掛けのタイミングを意識すること。お片付けをする際、皆さんはどういった声掛けをしますか?
 
 
「今からお片付けするよ!はい、始め!」なんて余裕もなく声掛けしていないでしょうか。
 
 
発達障害・ADHDキッズには先が見えないと不安になる子がいます。
 
 
次の予定がわからないとパニックを起こしてしまうんです。
 
 
そのため、片付けを開始する直前だけ声をかけるのはNG。
 
 
まず遊び始める時に、やめる時のお約束(時間や回数など)を決めたうえで10分前や残り数回の程度で一度
 
「あと10分(〇回)で終わりだよ~」
 
と声をかけてあげてください。
 
 
そしてその次は5分前等、段階を踏んでいき
 
「あ、そろそろ終わりなんだな」
 
と本人に意識させてあげてください。
 
 
そうすると「お片付けの時間だよ」と言われたとき、心に余裕をもって取り組むことができます。
 
 
また、もしやめるタイミングは自分で決める!という我流の強いタイプのお子さんであれば、最初にやめるタイミングを子ども自身に決めさせてあげるというのもOKです!
 
 
その際の声掛けは、30分前くらいに余裕を持ってあげるほうがよいでしょう。
 
 
直前だとやめられなかった時にお母さんのストレスも増大するので、常に時間に余裕をもって伝えていくのがオススメです!
 
 
もちろん、約束通りにできたときは思いっきり褒めてあげてください。
 
 
我が家ではこの2つの対応を変えた結果、今では寝る前に自分が遊んだおもちゃを私の声掛けがなくても片付けるようになりました。
 
 
調子が良い時は、1歳になる次男が散らかしたおもちゃまでまとめてくれています。
 
 
片付けはできるようになると、自信につながるだけでなく、判断力や思いやりも身につくと言われています。
 
 
ぜひお子さんをお片付け上手にして、どんどん思考力の成長を促してあげてくださいね♪
 
 
 
 
お片付けが苦手な子どもが自ら片付け始めるきっかけ作りを多数お伝えしています↓↓
▼ご登録はこちらから!

▼小冊子プレゼント中です!

 
 
執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

-ADHD, 対応
-, , , ,

Copyright© パステル総研 , 2021 All Rights Reserved.