ADHD コミュニケーション

もうアレコレ口出さない!発達障害の子どもが自分から動けるようになるコミュニケーション

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発達障害の子どもの問題行動が目につき、その都度叱っても、言い聞かせてもなかなか改善しませんよね。子どもに肯定的なコミュニケーションをとることで、できることを増やし、叱らないで済む関わり方を習得しましょう。
 

【目次】

 

1.発達障害の子どもを叱らず、口を出さず…できますか?

 
 
「子どもを叱らずに育てた方がいい」などと言われるようになり久しいですが、そうした方がいいのかな…そうしなきゃ…と、頑張ってるお母さんがたくさんいらっしゃると思います。
 
 
それでもやはり「叱らないと子どもが言うことを聞かない!」と、叱りたくないのに日々叱ってしまうというお母さんも多いと思います。
 
 
注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんは、特性である衝動性の高さや不注意から、突発的にお母さんも対応しなくてはいけなくて、「叱らないぞ!」と思っていても、うっかりきつく叱ってしまうシーンがあります。
 
 
 
 
お店の商品を力強く握ってしまい破損させてしまう。
 
一緒にゲームをしていた友達にカッとなって暴言が出る。
 
家の鍵を何度もなくす。
 
 
問題行動が多すぎて、子どもに対して指摘する回数が多くなってしまうんですね。
 
 
最初は軽い指摘のつもりが、最終的には「どうしていつも!」と叱って終わる、ということも…。
 
 
また、年齢が上がるにつれ、一生このままだったら…と思うと、将来が不安で声をかけないわけにもいかず、声をかければ親子バトルに発展していく。
 
 
…という負のループに陥っている家庭もあるのではないでしょうか?
 
 
ある程度の年齢になった子どもに、いつも口出しをしていると「うざい!」と言われることもあります。
 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもがいる家庭で、叱らず、口を出さずにいられることなんて無理なんでしょうか。
 
 
「叱らない育児がいい」という風潮が負担になってはいませんか?
 
 

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2.そもそも「叱る」ってどういうこと?

 
 
子育てをしているとよく聞く、「怒る」「叱る」の違い。
 
 
「怒る」は感情的にぶつけるもの。
 
「叱る」はよりよい方向に導くために注意をしたりアドバイスをしたり、論理的に道筋をたててあげること。
 
 
そんな風に書いてあるものが多いと思います。
 
 
 
 
では、その「論理的に注意をする」ことをしない、というのが「叱らない」ということでしょうか?
 
 
注意もしなければアドバイスもしない。
 
 
そんなこと、発達障害・グレーゾーンの子どもにしたら、収集のつかないことになってしまいそう…と思いますよね。
 
 
結局叱るしかない、となり、子どもに何度も言いますが、子どもの行動が改善されることはあったでしょうか?
 
 

3.叱り続けても問題行動はなくならなかった

 
 
わが家のADHDタイプの小5の息子は暴言が激しく、そのたびに私は「そんな言い方しないの!」「やめなさい!」と叱っていました。
 
また、妹のものを雑に扱い、壊してしまうことがあれば「そんなことしないで!」と叱る。
 
 
間違っていることは正さないといけない。
 
 
そう思い、叱ったり、時には諭したり、その都度言い続けてきました。
 
 
だけど、一向に改善されることはありませんでした。
 
 
息子はいつも叱られてばかりでモチベーションは下がりますし、私も楽しくないです。
 
 
お互いに余計にイライラして終わりでした。
 
 
 
 
では、お母さんだけがガマンして「絶対に叱らないぞ!」と頑張ればいいでしょうか?
 
 
普段はガマンして、ガマンして、ガマンして…
最終的には爆発です。
 
 
叱っても改善しないし、ガマンして何も言わなくても改善しない。
 
 
改善しないのには理由がありました。
 
 

4.叱っても改善しない理由は脳にあった!

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもに何度叱っても改善されないのには脳の特性が大きく関係しています。
 
 
発達障害の子どもはネガティブな記憶をためやすいという特性があるので、「叱られた」というネガティブな記憶だけが残ってしまいます。
 
 
何を叱られて、それについてこれからどうやったらいいか、というところに繋がっていないので、次の行動に繋がりません。
 
 
だから、結局改善されない。
またお母さんに叱られる。
というループに陥ってしまいます。
 
 
 
 
また、いつも叱っているとお母さんの声がけはすべてネガティブなものと、子どもの脳は認識し、改善すべきことは伝わらず、その後もお母さんの声を脳がシャットアウトしてしまいます。
 
 
シャットアウトすると、いつ、どんなことを言っても、子どもには届かず、まさに「聞く耳を持たない」ということが脳のレベルで起きているんです。
 
 
叱っても改善できないのであれば、叱らないで改善できる方法にシフトしたいですね!
 
 
そのためには、お子さんを肯定するコミュニケーションに変えていくことで、自然と叱るシーンが減っていきます!
 
 

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5.頑張らなくても、いつでもできる肯定的なコミュニケーション!

 
 
叱られてばかりだと大人でもテンションは下がってしまいますよね。
 
 
想像してみてください。
 
 
「ここ間違ってる!いつも間違いが多いんだよな~」
と言ってくる上司Aと、
 
「いつも仕事が丁寧だよね~。ここだけ直してもらえる?」
と言ってくれる上司B。
 
 
上司Bについていきたい!と思いますよね。
 
 
子どももいつも叱ってばかりのお母さんの言葉は素直に聞けないですが、たくさん褒めてくれるお母さんの声は届きやすくなります。
 
 
叱られず、できてることを認めてもらうだけでポジティブになれます。
 
 
ポジティブになれる時に、人の脳は発達します。
 
 
そして発達することで、自分から動けるようになるというループを作っていきたいのです!
 
 
そのためにまずやりたいのは、子どもを絶対的に肯定する、ということです。
 
 
発コミュのレクチャー1では褒めテクをマスターします。
 
 
その中でも、いつでも使えて、とっても便利なテクニックが…
 
実況中継
 
です!
 
 
まさに名前のとおりで、子どもがやっている行動をお母さんが見たまま言うだけです。
 
 
食後、ハミガキを始めたら、「おっ!ハミガキしてるんだね~」
 
お茶碗のお米をきれいに食べたら「ごはん、キレイに食べてる~」
 
宿題を始めたら「宿題やるんだね~」
 
 
これだけでお子さんを肯定していることになります!
 
 
 
 
肯定されたその行動は子どもに定着していきますので、子どものできることがどんどん増えていきます。
 
 
次第に自分で考え、動けるようになっていくと、お母さんの叱る出番がなくなっていきます!
 
 
私は、できてることを伝えるだけでいいという、この実況中継を知って、あぁ、もうこれからはあれこれ言わなくても済むんだな、と思えて気が楽になりました。
 
 
「叱らないぞ!」「褒めよう!」と頑張らなくてもいいことが、気持ちを楽にしてくれました。
 
 
お母さんが頑張らなくても伝わる褒めテクで、うざい口出しを減らし、叱らずに済む生活を手に入れちゃいましょう!
 
 
 
 
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執筆者:津森あかね
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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