対応 発達障害

ひとつのことに集中が続かない発達凸凹っ子が集中できるようになる方法

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発達凸凹の子には、あちこち気が散って、ひとつのことに集中が続かない子がいます。なぜ集中できないのか?それにはいくつか原因があります。今回は、その原因とお母さんの正しい対応の仕方と「集中力の鍛え方」について、お話したいと思います。
 

【目次】

 

1.集中力アップで脳も成長します

 
 
「うちの子、集中力がなくて。」
 
 
お母さん達の会話によく登場する、子どもの「集中力」という言葉。
 
 
この「集中力」ですが、なぜこんなにも大事だと言われているのでしょうか?
 
 
学習面での効果はよく知られていると思いますが、この「集中力」が実は脳の発達に関わることはご存知でしょうか?
 
 
 
 
実は人間が何かに集中しているときは、脳のパフォーマンスが最大限に活かされている状態なのです。この時、脳は発達しています
 
 
これは、大人も子どもも一緒ですが、子どもの脳は大人に比べて、まだまだ未熟です。
 
 
特に発達凸凹の子どもは、この脳の発達がゆっくりな部分があるのです。
 
 
何かに集中して取り組むのと、あちこちに気が散りながらするのでは、その効果だけでなく、脳の発達の進み具合にも関わってきます
 
 
ですから、何かに「集中する」ということは、とても大切なことといえます。
 
 
発達凸凹の子には、一つの事に集中しすぎてしまうという子もいると思いますが、集中力が高いことは才能です!
 
 
それを強みと捉えて、状況が許す場合には、なるべく途中で中断せずに、ぜひ続けさせてあげて欲しいと思います。
 
 
ママの方から熱心に取り組んでいる内容に興味を持って、声かけをしてあげると、さらに得意が伸びていきます。
 
 
逆に、あちこちに気が散って、ひとつのことに中できない子もいます。
 
 
では、なぜ集中できないのか?その原因を考え、お母さんが正しい対応をしてあげると、発達の速度をぐーんと加速させることができるんです。
 
 

2.集中できない原因はネガティブな気持ち

 
 
集中している状態というのは、そこに「意識して注意を向けている」状態です。
 
 
逆に、集中できない時というのは、今からやろうとしている事が「それあんまりやりたくないな」と、興味がないときが多いんです。
 
 
大人であるお母さんも、実はこんな事、日常的にありますよね?
 
 
疲れているときや面倒だなと思っていることにはなかなか腰が上がらないのに、週末のお出掛けの為の準備は、どんどん進んじゃうなど。
 
 
嫌だなとネガティブな気持ちの時には、脳にかなり負荷が掛かるので、動き出すの沢山のエネルギーを必要とします。それが集中力のなさに繋がっている可能性があります。
 
 
 
 
また発達障害の子どもの中には、間違えること、失敗する事を極端に嫌う特性がある場合があります。我が家の長女もそのタイプです。
 
 
ネガティブな記憶が残りやすく、わからない、できない、失敗するかも…という気持ちを持ちながら物事に取り組むので、本来考える力は持っているのに、失敗が気になってしまい集中できない事があります。
 
 
では、実際どのように対応したらいいのか、お伝えしたいと思います。
 
 

3.お母さんの声かけで子どもは変わる

 
 

◆①「魔法の言葉」で動き出しをサポート

 
 
今まで集中できなかった事に対して、いきなり「好き」や「面白そう」と思うことは難しいと思います。
 
 
ですが、ネガティブな言葉を封印して「めんどくさいな」「やりたくないな」と言う言葉を使わないようになると、自然と「やってみようかな」という気持ちになるものです。
 
 
ですので、できればネガティブな言葉を家族で封印してみるというのはオススメです。
 
 
もしネガティブな言葉が出てきたら、「そうだよね。ちょっとめんどうな気持ちになるのもわかるよ。」共感しつつ、
 
 
魔法の言葉
 
 
「じゃあ、できるかどうかは別として〇〇だけやってみない?」
 
 
を使って動き出しのハードルを下げてみてください。 絶対に簡単にできることにするのがポイントです。
 
 
例えば、
 
 
「筆箱を机の上に準備してみようか!」からスタートし、
「鉛筆は何本使うかな?」
「消しゴムこんなに使ったんだね、勉強頑張ってるね」
 
 
などの声かけで気持ちを盛り上げます。
 
 

◆②集中しやすい環境づくり

 
 
宿題をやる場所にはなるべく、漫画や好きなキャラクターが視界に入らないように工夫する事がポイントになります。
 
 
脳には同じモノやコトを好む本能が備わっているといわれているので、勉強する場所を決めて環境を整える事で、 脳は集中しやすい状態に準備し始めます。
 
 
ですから、目から入る情報は脳に届きやすく、受け取りやすいお子さんが多いので、すっきりと片付いた環境づくりを試してみて頂きたいです。
 
 

◆③目標設定と「一緒にやってみよう!」の声かけ

 
 
「今日はここまでやろう!」
「何時までにやろう」
 
 
などの具体的で小さな目標を設定するという事です。
 
 
また何かさせたい時、脳が力を発揮するのは、親や先生が「一緒に考えよう・やってみよう」 と共に走ってくれる姿勢を示すことでパフォーマンスが上がるといわれています。
 
 
そのため、取り掛かりの腰が重いタイプのお子さんはぜひ集中し始めるまでは、「一緒にやってみよう!」と声をかけてみて欲しいと思います。
 
 
 
 

◆④できなかったときでもほめる

 
 
 「できたときに褒める」以上にやっていただきたいのが、「できなかった時も褒める」という事です。
 
 
できたという結果だけでなく、「できなかったけど頑張った」というプロセスの方を特に褒めすぎかな?と思われるほど、褒めていただきたいんです。
 
 
間違えてもいいんだ!頑張ればいいんだ!間違える事への恐怖心が薄れていき、チャレンジのハードルが下がっていくからです。
 
 
できたから褒めるではなく、できなくても頑張ったことを認めるという視点で、トライした事をたくさん褒めてあげる自信がつきます。そうすると、本来の考える力を発揮し始め集中することができるようになります。
 
 
発達凸凹キッズの成長の鍵は「集中力!」。ぜひお子さんをよく観察しながら試してみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:成瀬まなみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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