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発達障害・ADHDっ子の問題解決力も自然とUPする?!お片付け上手になるポイント

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発達障害・ADHD傾向の子どもはお片付けが苦手です。実は、片付けは「問題解決力」に繋がっていくことをご存じですか?ここでは片付けを通して自分で積極的に問題に挑戦する力をつけていくポイントをお伝えします。
 

【目次】

 

1.発達障害・ADHDタイプがお片付け嫌いな理由

 
 
皆さんのお子さんはお片付けが得意ですか?
 
 
発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)キッズはお片付けが苦手な傾向にあります。
 
 
それは脳の発達がアンバランスなために 注意力が散漫だったり、記憶力が未熟だったりといった特性をもっているから。
 
 
 
 
そもそもADHD傾向のお子さんは、目から入る情報に強いと言われています。
 
 
そこに不注意さが加わることで、片付けている途中で他のおもちゃや興味惹くものが目に入ってしまい、そちらに意識が向いてしまうんです。
 
 
また、意外と多いのがお母さんが決めた片付ける場所を覚えていないということ。
 
 
子どもの脳は発達途中真っ只中のため、大人と比べても記憶力が育っていません
 
 
さらにADHD傾向のお子さんはワーキングメモリが弱いと言われており、都度適切な対応ができない場合もあります。
 
※ワーキングメモリとは:脳に入ってきた情報を一時的に保管し、目的別に引き出される能力のこと
 
 
 
 
 
どちらにしても、脳の発達が凸凹なために、「片付ける」という行為が苦手になってしまっています。
 
 
だからと言って、いつまでもお母さんが片付けるわけにもいかないですよね。
 
 
実は、片付けは問題解決力を上げることにも繋がっています。
 
 
今後のお子さんの社会生活に大いに役立っていくため、ぜひ興味を持ってほしいところ!
 
 
ここでは、片付け上手になりながらお子さんの問題解決力を上げる秘訣についてお伝えします。
 
 

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2.なぜお片付け上手になると問題解決力がUPするのか

 
 
問題解決力とは「発生した問題を分析して原因を洗い出し、解決策を考え、解決に導くスキル」のこと。
 
 
この、問題点を洗い出し、解決策を考える、導くスキルは、色々な場面でお子さんを助けてくれます。
 
 
例えば学校や園でお友達とトラブルがあったとしても
 
 
「じゃあどうしたら?」
 
 
と冷静に判断することができるようになります。自分の状況を客観的に見ることができるようになるため、感情の脳が未熟な発達障害キッズにはぜひ身に着けてほしい能力なのです。
 
 
そしてお片付けとは「散らばったものを適切な場所に戻す」ことを指します。
 
 
この2つ、一見あまり関係性のないように見えますよね。
 
 
ですが、部屋が散らかっている状態を「発生した問題」と捉えたとしたらどうでしょうか。
 
 
「どうしたら部屋がきれいになるのか」という解決策を考えていくかと思います。
 
 
まさにそれが「問題解決力」!
 
 
そのため片づけが習慣化すると、問題解決力が上がっていくと言われているんです。
 
 
 
 
 
 
お子さんが「片付けることはいいことなんだ!」と思ってくれたら それはもう問題解決力習得の第一歩です!
 
 

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3.習慣化させる2つのポイント

 
 
では、実際にどうしたらよいのか。 大きなポイントは2つあります。
 
 

◆①「自分で決める」を経験する

 
 
最初から「どこに片付けるか自分で決めて」と言ったとしても、そもそもどうしてよいかわからないと思います。
 
 
そのため、まずはお子さんがやりやすい片付けの方法を、お子さんと一緒に考えてあげてください。
 
 
導入としておすすめなのが、一番大切にしているおもちゃの定位置を決めることです。
 
 
例えばお気に入りのクレヨンがあったとします。
 
 
「クレヨン、どこに置いたらいいかな。いっぱい遊べるところがいいよね」と言った声掛けをお子さんにしてみてください。
 
 
おそらく大切なものは自分にとって取りやすい場所に置くと思います。
 
 
そこを基軸に、「じゃあ、他のお絵描き道具も一緒にしておこうね」 等とお母さんが同じようなおもちゃをまとめてあげてください。
 
 
もちろんすべてと言うわけではなく、興味があまりなさそうなものはお母さんでまとめてしまってもOK
 
 
ここでは1つでも「決める」という経験をすることが大切!
 
 
自分で決めたというエピソードが記憶として残りますし、なにより自信につながっていきます。
 
 
片づけることはいいことなんだ!
 
 
というポジティブなイメージへ変わっていきます。
 
 
そのため気を付けたいのがすべて大人が片付ける場所を決め、それをお子さんに教えるというスタイルなんです。
 
 
さきほどもお伝えしましたが、大人と子どもでは記憶力が違います。
 
 
加えて、視野の広さは子どもは大人の6割程度だと言われています。
 
 
お母さんにとってよいと思う方法が子どもにとってもやりやすいかと言うと、 意外とそうではないことが多いのです。
 
 
特にこだわりの強い発達凸凹キッズにとってはその違和感が不快になり、「片付けたくない」 となってしまう可能性があるので注意してくださいね。
 
 
 
 

◆②継続しようと思える声掛け

 
 
片づける場所がある程度決まったら、今度は片付けを習慣化させていきましょう。
 
 
ここでのポイントは声をかけるタイミングです。
 
 
よくありがちなのがすべて終わってから「よくできたね」と褒めること。
 
 
決して悪いことではないのですが、これだけだとお子さんが結果だけよければいいと判断してしまう可能性があったり、習慣化さる前だと途中で飽きてしまう可能性もあります。
 
 
そのため、1つできたら褒め、1つできたらほめ、というように途中経過で声をかけていきましょう。
 
 
「クレヨン片付けてるね!」
 
「あ、ブロックまできれいになってる!」
 
「え、じゃあぬいぐるみも一緒に片付けちゃおうか」
 
 
と言う風に、細かく声をかけてあげることでお子さんの「できた!」という自信につながっていきます
 
 
ある程度慣れてくると、もしかしたら自分でやりやすいように少しずつ変えてくるかもしれません。
 
 
それこそまさに問題解決力が上がっている証拠!
 
 
子どもの脳は「どうしたらきれいに納まるかな」という思考でどんどん成長しています。
 
 
最初に決めた通りに片付けないからダメ! 結局ごちゃごちゃに箱に入ってる! とでき上がった形を評価するのではなく、
 
 
たとえ決めたところに片付けられなくても、「片付ける」という行動をしたことを褒めてあげてください。 
 
 
そうすると、お子さんはどんどん片付け上手になっていきますよ。
 
 
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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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