夏休み 対応

発達障害・グレーゾーンの子どもが片付けられない原因はコレ!効果的な対応法

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夏休みに部屋を片付けられない発達障害・グレーゾーンの子どもを前に疲れ果てているお母さん。片付けられない原因を知ることで効果的な対応が可能になります!夏休みを利用して、片付け力を鍛える秘訣をお伝えします!
 

【目次】

 

1.夏休みに片付けられない子どもにイライラしていませんか。

 
 
子どもが家にいる時間が長くなる夏休み。家の中は、常に散らかりがち。
 
 
お母さんも子どもも「暑いしなんだかイライラする!」状態かもしれませんね。
 
 
 
 
テレビで素敵なお部屋紹介を見たり、片付け上手な友だちのお家に行ったりして、
 
 
「うちもこんな家がいいー」
 
 
なんて子どもから言われると
 
 
「キミが片付けないから、うちは散らかってるんでしょ!」
 
と突っ込みたくなりますね。
 
 
もしくは、
 
「子どもに片付け習慣もつけてあげられない私って、なんてダメな母親。しかも自分も、正直片付けは苦手…」
 
 
と落ち込んでいるお母さんもいらっしゃるかもしれません。でも、落ち込む必要なんてないのです。
 
 
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2.片付けられない原因

 
 
それは、ずばり片付けは難しいからです!部屋を見て、散らかり具合を認識し、なにをどこに片付けるか考えて、体を動かして片付ける。
 
 
さらに、どう片付けるのか覚えていて、また体を動かす。または、もう一度部屋を見渡して、片付いているか判断する。
 
 
片付けが身についている人は、このたくさんの工程を、意識することなく脳で処理しています。
 
 
でも片付けられない人、まして発達障害・グレーゾーンの子どもは、この作業工程一つずつのどれか、または全部が苦手なのです。それが片付けられない原因です。
 
 

◆①「見るチカラ」

 
 
まず、「部屋を見て、散らかり具合を認識する」とは、どんなチカラが必要なのか考えてみましょう。
 
 
これは当然、「見るチカラ」が必要となります。「見るチカラ」が苦手だと、散らかった部屋を目で見ても、片付けるべきものが何かわからず、散らかっていても気にならないということが起こります。
 
 
発達障害&グレーゾーンの子どもたちは、よく視覚優位と言われていますので、「見るチカラ」が強いと思いがちですが、実はそうとも限りません。
 
 
視覚優位であっても、「パッと見ること」が得意なタイプと、「よ〜く見ること」が得意なタイプがあるのです。つまり観察力!
 
 
観察力が発揮されるのは、多くの場合、興味があるモノを見るときなので、部屋の片付けに興味津々!!なマニアックなお子さんでない限り、大人のように部屋の中を観察するのは容易ではないのです。
 
 
だからこそ、見落としがあって当たり前、汚くても気にならなくて当たり前なんです。
 
 
 
 

◆②「記憶するチカラ」

 
 
実際に片付けを始めて、スッキリした部屋になるまで片付けを完了させるには、「記憶するチカラ」を使います。
 
 
例えば、おもちゃをしまおうと手に持っておもちゃ箱にむかったまではよくても、しまうためにおもちゃ箱を動かしたとたん、他のおもちゃが目に付いて、しまうことを忘れて、持っていたおもちゃは足元に放置…。
 
 
これが、「記憶するチカラ」の弱い状態です。ここまで極端でなくても、片付けの途中で他のことを始めてしまうというのは、大人でもよくあることではないでしょうか。
 
 
よく言われることですが、発達障害・グレーゾーンの子どもは、一度に覚えていられることが少ないため、新しい刺激があると、片付けようと思っていたもののことは、意識の外に行ってしまうのです。
 
 
また、「記憶するチカラ」が弱いと、もとにあった場所が思い出せず、片付けることができません。
 
 
「片付けなさい」と怒られても、何をどこに片付けていいかわからず、片付けに取り掛かれないのです。
 
 
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3.夏休みは発達障害・グレーゾーンの子どもの苦手を伸ばすチャンス!

 
 
では、どのように片付けのチカラを伸ばし、片付けができるようになるのでしょうか。
 
 

◆①「見るチカラ」を伸ばす

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもに、手っ取り早く散らかっているという認識を持ってもらうには、片付いた状態の部屋の写真と目の前の部屋を比べて、「どこが違うかな?」と間違い探しのようにするのがおすすめです!
 
 
また、見ることを意識づけるために、プール用のゴーグルをつけて「片付け隊」に変身させてみたり、片付けを始めるポーズをしたり、BGMを流して、楽しい雰囲気を作り出しましょう!
 
 
脳の働きが高まって、見る力を引き出すことができるでしょう。
 
 
挑戦する場所はまず、机の上など限られた平面から。机の上のものをなくしたりそろえたりした後、きれいに拭いて、「きれいだね」と机をなでさせてみましょう。
 
 
できるようになったら、立体の場所の片付けです。何段もある棚、ソファーの周りなどを片付けます。立ったり座ったりして見る角度を変えながら行わなくてはならないので、トイレやお風呂などの掃除もいいですね。
 
 
はじめは子どもによって、細部にこだわってそこだけがきれいだったり、全体を大雑把にやってできたと言ったりすることがあります。
 
 
そんな時は「立って見たらどうかな」とか「虫メガネで見てもきれいかな」など、声掛けを工夫してみてください。
 
 
 
 

◆②「記憶するチカラ」を伸ばす

 
 
子どもが自分で、片付けの段取りを考えたり、片付けるものか捨てるものかを判断したりすることは、「記憶するチカラ」を伸ばします。
 
 
とはいえ、片付け初心者の発達障害・グレーゾーンの子どもには、お母さんが具体的に「○○を○○に片付けてね」と声をかけないと片付ける場所がイメージできません。
 
 
 
 
片づけたら場所と結び付けて褒めていれば、覚えて自ら片付けられるようになります。
 
 
「○○は△△に~♪」と歌ったり、「居場所クイズ!」として、子どもに「これはどこにあったでしょうか?3つ正解でアイスプレゼント!」などイベント風にしたり、楽しく「記憶するチカラ」を伸ばしていきましょう。
 
 
片付け途中で他のことを始めてしまう対策としては、声かけやアラームを使って何をしようとしていたのか思いださせましょう。20数える間に片付けすると決めて自分で声に出したり、耳から聞くことが有効です。
 
 
いかがでしたか?最後にひとつ重要なことは、子どもは片付けのチカラを伸ばしている最中と肝に銘じて、片付けに取り組み始めたら褒めることです。
 
 
こまめに褒めていれば、できることはステップアップしていくので、その子が褒められて嬉しいことを褒めるのが大切です。
 
 
片付けを使った脳トレ、ぜひ挑戦してみてくださいね。
 
 
さらにこちらの記事で、具体的なお母さんの対応が紹介されていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
 
 
 
 
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執筆者:大西ゆか
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

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