対応 発達障害

朝のゲームタイムを支度に切り替えるママの対応

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小学生の子どもが朝からゲームをしてイライラしちゃうママはいませんか?うちの娘が朝からゲームをしていますが娘の様子をみてゲームをしてしまう理由がわかると対応にも工夫ができます。今日はどんなマインドで子どものゲームを見守るかについてお伝えしますね!
 

【目次】

 

1.朝からゲームをしている子どもにイライラしていませんか

 
 
小学生の子どもが朝からゲームしていると、
 
 
・遊んでないで早く学校の支度しなさい!
 
・遅くなるから朝からゲーム禁止!
 
 
なんてイライラしてしまいませんか?
 
 
実は以前の私もそうでした。
 
 
 
 
朝からゲーム禁止!と言っていたお母さんだったのですが、子どもの様子を見ていて気が付いたことがあり、最近は朝からゲームしていてもいいんじゃないかとおもっています。
 
 
どうしてそう変わったのかというのをお伝えしますね!
 
 

2.発達障害の子どもがゲームが大好きな理由

 
 
発達障害の子ってゲームが好きな子多いですよね!
 
 
ゲームって発達障害の子どもにとってやりたくなる要素があるからなんです。
 
 

◆ゲームからご褒美がたくさんもらえるから

 
 
まず一つ目は、ゲームは脳のご褒美システムを使ってとてもはまるように研究されて作られているからです。
 
 
ゲーム会社はゲームを売らないといけないですから、工夫を凝らしてどんなゲームだとはまってもらえるか研究し尽くしています。
 
 
だから子どもははまるし面白いからやりたいんですよね!
 
 
特にADHDの傾向がある子はこのご褒美システムに反応しやすい子が多いんです。
 
 
 
 

◆ルールが明確だから

 
 
2つ目はゲームってやることが決まっていてルールがわかるし繰り返しできるから子どもにとって安心なんです。
 
 
発達障害の子は見通しが立ちにくいので不安になりやすいのです。
 
 
だからルールがわかりやすくて明解、さらには何度も同じことを繰り返すことができるゲームがすきなんですね。
 
 
特に自閉症スペクトラムの傾向があると、見通しが立ちにくいことから不安になりやすいので、ゲームをしていると安心して落ち着けるって言うこともあるんです。
 
 

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3.娘が朝からゲームをする2学期特有の理由

 
 
我がやの娘は自閉症スペクトラムの傾向もADHDの傾向も併せ持ち、少々発達がゆっくりなゆったりIQっ子で特別支援学級に在籍しています。
 
 
娘を見ていて今の時期ならではの理由があることに気が付きました。
 
 

◆行事が多い

 
 
何と言っても、2学期は行事が多いのです。コロナ禍で縮小傾向にあるとしても今年は10月に運動会があり、11月からは娘の小学校では恒例のマラソンもあります。
 
 
運動が苦手な娘はそれだけで学校に行きたくないのですが、毎日運動会の練習があり疲れて大変なんですね。しんどいし、やりたくないのに頑張らなくてはいけない運動会の練習。
 
 
さらに感覚過敏という特性があり、大きな音が苦手な子なんです。
 
 
特に運動会のピストルの音が苦手なので、運動会はでたくありません。
 
 
感覚って人それぞれなので、感覚に敏感さがある子にとってピストルの音は慣れるものではありません。耳元で大音量の音を聞かされているくらいの衝撃があったに違いありません。
 
 
そんな状態だったら、運動会には出たくないのは当然ですし、毎日そんな嫌な事ばかり考えているのでは疲れてしまいます。
 
 
だから、学校へ気持ちが向かないから朝ゲームをすることで気を紛らわせたりしているのかなと感じました。
 
 
 
 

◆勉強が難しくて大変

 
 
また、2学期になると勉強が本格的に進んできて難しくなってきます。
 
 
娘はゆったりIQっ子で勉強が苦手なので支援学級では本人のペースで進めていただけますが、交流学級で理科や社会を受けています。
 
 
理科は実験ならやりたいけれど、興味のない単元になってくると特に勉強が難しいと感じていたようでした。
 
 
脳の特性で勉強に苦手さがあると勉強が皆と一緒に進められないというのは本人にとって辛いんじゃないかと思います。
 
 
そんな中でも、本人はできるだけついていこうと頑張っていたのです。それは疲れるだろうし心配していたことでもありました。
 
 
娘は気持ちが学校に向かないために、朝は好きなゲームをして気持ちを癒しているんだなと感じていました。
 
 
けれども、娘は学校を休むのは嫌なので、娘の気持ちに寄り添いながらゲームもやりながら朝の時間を過ごすことにしています。
 
 
日々試行錯誤しながら、朝ゲームをしている娘が朝の支度へも気持ちが向きやすくなる対応をお伝えしますね!
 
 

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4.朝の支度が進まないときのママの寄り添いマインド

 
 

◆スキンシップや話を聞く

 
 
娘は朝目が覚めると私の布団に潜り込んでくることが多いので、そこで十分にスキンシップを取ります。
 
 
そこで「今日はこんなことがあるね!」とか「給食は○○だね!楽しみだね!」
 
 
「仲良しの○○ちゃんは今日は来るのかな?」とか、学校に行きたくなるような楽しいことを思い出せるように会話をして、学校に行きたい気持ちを掘り起こしています。
 
 
時にはここで、学校に行きたくない原因をポロっと言うことがあります。
 
 
このことを聞き逃さずにそうなんだねーと共感して話を聞いていくことが、心の落ち着きを取り戻していきます。
 
 
そして、学校に行きたくない原因について先生にお伝えして、対応してもらったりしています。
 
 

◆一緒にゲームの画面を見て会話

 
 
娘は布団から出るとすぐにゲームを始めます。
 
 
先に支度をしてから!と言いたくなってしまいますが、それはしません。
 
 
しばらくゲームをさせておいて、こちらの準備ができたら「ご飯だよ」と声をかけます。
 
 
ココでなかなか動き出さないときには、「どれどれ、何がそんなにたのしいの?」と脇にいって娘がやっているゲームをのぞき込んで、興味を示しながらゲームのことについて会話をします。
 
 
この時間は1~2分くらいでしょうか。ひとしきり夢中になっているゲームについて説明してもらい、共感したり感心したりした後、「そろそろご飯だよ」ともう一度声をかけます。
 
 
すると、ゲームをやめて動きだすことが多いです。
 
 
ゲームをやめたら「ゲームやめられたね!」と褒めます。
 
 
こういう感じで一旦寄り添うと切り替えが進みやすいことがわかりました。
 
 
 
 

◆ご褒美で次の行動を促す

 
 
それでもなかなか切り替えができないことも多いので、ご褒美を設定して切り換えをします。
 
 
娘の場合、朝からちょっとおいしそうなお菓子や果物があったら大抵切り替えはうまくいきます。
 
 
今日はいただきもののとらやのひとくち羊羹があったので、それをご褒美に「〇〇分までに学校の支度ができたら、学校に行く前に羊羹食べていいよ!」と言ったら、もうあっという間に支度が進みました。
 
 
娘の場合、ルールを守りたい子なので、学校を休むというのは本人は望んでいないことです。気が進まないけれど、学校には行きたいのです。
 
 
ですから、娘のその気持ちによりそってちょっとだけ、背中を押してあげられるようにご褒美を設定してあげると行動ってグンと進むのです。
 
 
ADHD傾向の子はこのご褒美がとても良く効きます。お母さんもストレスなく、脳の特性を利用するくらいの気持ちでご褒美を使ってもいいんです。
 
 
そして、「いつもより早く支度ができたね!」と、ニコニコで送り出してください。
 
 
いががでしょうか?
 
 
いろいろな理由で朝からゲームをする子どもがいると思います。
 
 
朝からゲームをしてしまう子どもの気持ちによりそって、どうして朝からゲームをするのか原因を考えて対応していくといいのです。
 
 
学校に行きたいけど、辛いこともあって学校へ気が進まないという子どもがゲームで気持ちを癒していることもあると分かると、ただゲームを禁止したり取り上げたりして学校に行かせるのは違うと気が付きます。
 
 
子どもに寄り添ったほうが実は親も楽な気持ちになれます。
 
 
私の経験が参考になればうれしいです。
 
 
 
 
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執筆者:笹原みらい
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 

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