感覚過敏による子どものかんしゃくがぐんと収まる!朝の環境作りのポイントとは?

感覚過敏に苦しむ発達凸凹キッズは、ストレスからかんしゃくを起こすことも多く、そんな子どもの対応をするお母さんも、しんどいし、つらいことでしょう。今回は特に忙しい朝にできる感覚過敏の子どものための朝の環境作りのポイントをご紹介しますね。
 

【目次】

 

1.日常生活をおびやかすほどツライ!感覚過敏に苦しむ発達凸凹キッズたち

 
 
みなさんは感覚過敏ってご存知ですか?
 
 
感覚過敏とは、五感から受け取る刺激を過剰に強く感じてしまう状態を言います。
 
 
その症状や度合いには個人差があり、聴覚と視覚に過敏性を持つ方や、味覚だけという方もいらっしゃいます。
 
 
コロナ禍の現在、みんなが当たり前のようにマスクをした生活をしていますが、接触過敏の場合はマスクの中で籠るもわっとした感じや、耳に当たるヒモへの違和感が強い方もいらっしゃるようです。
 
 
実際私も視覚過敏を持つ人間です。
 
 
元々重度の片頭痛もちで、20代の頃は1年ほど頭痛外来に通院していました。
 
 
その時困っていたのが、カーテンの隙間からきらっと差し込む鋭い自然光。
 
 
見た瞬間に片頭痛を起こしてしまうのです。
 
 
せっかく天気も良くて、日光浴したら気持ちのよさそうな日であっても、私にとってみたら爆弾を着火させるような、ちょっとげんなりする日でもありました。
 
 
このように、感覚過敏は誰もが体質として持っているものではありますが、発達凸凹キッズは特にその過敏さが強く出る場合があります。
 
 
目で見てわかるものではないので中々理解されないのがこの感覚過敏のツライところ。
 
 
にもかかわらず、症状がある人間としては日常生活を脅かすほど厄介なものでもあります。
 
 
そのため、それぞれに合った対策というのが必要です。
 
 
 
 

2.感覚過敏が引き起こすかんしゃくに悩まされていました

 
 
我が家の5歳の息子は、自閉症スペクトラム障害(ASD)注意欠陥多動障害(ADHD)の発達凸凹キッズです。
 
 
感覚過敏の中でも視覚過敏聴覚過敏触覚過敏を持っています。
 
 
特にひどいのが視覚過敏で、私と同様朝の差し込む光を極度に嫌がります
 
 
今現在はだいぶ落ち着き、暴れることはなくなりましたが、酷い頃は朝起きた時に差し込む太陽光を見た瞬間、
 
 
「まぶしい!」
 
 
と叫んでかんしゃくを起こしていました。
 
 
毎朝のおはようで始まる1日が、当時はかんしゃくで始まる1日だったんです。
 
 
ただでさえ朝は何かと忙しい時間。それなのに起きて開口一番が「まぶしい‼」と暴れまわる息子に正直辟易していました。
 
 
当時は、朝が来るのがとても怖かったです。
 
 
朝一番から機嫌が悪いため、もちろん身支度は全然進まない
 
 
登園する時間になっても「行きたくない」と渋り始める
 
 
毎日が戦争でした。
 
 
 
 

3.感覚過敏はなくならないの?

 
 
感覚過敏は性質上なくなることはありませんが、弱めることは可能だと、経験者として私は思っています。
 
 
弱めることで、多少「まぶしいな~」と感じることはあっても、不快指数はかなり下がるので少し気を付ければ日常生活に支障なく過ごすことができます。
 
 
ではどうやって弱めるのか?
 
 
それはストレスを軽減させてあげることです。
 
 
体調が悪かったりストレスが強い場合、感覚過敏は余計に強く表れます。
 
 
そのため、感覚過敏とは関係のないことでも、本人にとってのストレスを軽減させてあげることで感覚過敏の出方も抑えることができるんですよ。
 
 
 
 

4.ストレスが軽減する!感覚過敏に苦しむ発達凸凹キッズのための環境づくり

 
 
では実際に、息子の感覚過敏を軽減するためにわが家で行ったことをご紹介しますね。
 
 

◆①日頃の声掛けを変える

 
 
かんしゃくに対して向けていた意識を、本人の好きなことや得意なことに向けて、褒める回数を増やしていきました
 
 
それまでは毎日起こすかんしゃくに、こちらも敏感になっていて、「いい加減にしてよ!」と泣き叫んでいる息子をいさめることが多々ありました。
 
 
もちろんこれは逆効果な対応で、輪をかけてかんしゃくが酷くなることも分かっていたのですが、自分の感情を抑えることすらできない状態になっていたんです。
 
 
褒める回数が増えてからは、声をかけるだけで威嚇してくるくらい攻撃性の高かった息子が私に心を開いてくれるようになり、徐々に柔らかい表情が増えていったんです。
 
 
私が対応を変えたことで、家の中は安心できる場所と本人の中で認定したのでしょう、かんしゃくの出る回数がぐっと減りました。
 
 
 
 

◆②環境を整える

 
 
日常のストレスが減ったとしても、感覚過敏を持っている以上0にすることはできません。
 
 
そのために視覚過敏に対してできる対策を考えました。
 
 
私が行ったことは遮光カーテンをノン遮光カーテンに変えたことです。
 
 
え?それだけ?
 
 
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
 
 
我が家の場合、子どもが寝るスペースはリビングに併設されていて窓がありません。そのため寝る時は最小限の常夜灯のみ。
 
 
その暗い部屋からリビングに出たときに一気に明るくなる。
 
 
このギャップが視覚過敏を引き起こす原因と考えました。
 
 
暗いトンネルから出るとまぶしさを感じますよね。それに近いものと考えられると分かりやすいかもしれません。
 
 
ですから、このギャップをできるだけ埋めて、意識が徐々に覚醒するのに合わせて光を取り入れる量を増やしたんです。
 
 
これが我が家では効果抜群!
 
 
本人が起きるまではカーテンを開けることはできませんが、家族としてもノン遮光の透けてくる光で朝は過ごせますし、本人も元気よく「おはよう!」と言って起きてきてくれるようになりました。
 
 
いかがでしたでしょうか。
 
 
もしご家族に感覚過敏の方がいらっしゃいましたら、ストレスと環境、この二つを意識してお家の中を整えてみてあげてくださいね。
 
 
 
 

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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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