すぐに手が出る!発達障害の子どもの衝動的な行動が激減する環境作りのポイント

すぐに手が出る、子どもの衝動的な行動に困っているお母さんはいませんか?特に入園や入学を控えたお子さんのお母さんにとっては、なんとかしたい課題ですよね。実は子どもの衝動的な行動は、特性に合わせた環境作りで減らすことができるんですよ!
 

【目次】

 

1.子どもの衝動的な行動に困っていませんか?

 
 
感情が爆発すると「すぐ手が出る」お子さんに悩んでいるお母さんはいませんか?
 
 
特にこれから入園や入学を控えている状況であれば、新しい環境で、我が子がお友達をたたいたり、噛んだりしてケガをさせてしまわないか心配になりますよね。
 
 
実は、すぐに手が出るといった衝動的な行動は、発達凸凹キッズの特性によるものかもしれません。
 
 
季節が変わり目は外的環境が変わるので、衝動的な行動が特にひどくなる傾向があります。
 
 
だけど、その前にお母さんがしっかり対応することで、子どもの負担を最小限にしてあげることができるんです。
 
 
発達凸凹キッズの衝動的な行動の理由を知って、ぜひこれからの入園、入学シーズンを安心して迎えられるようにしていきたいと思いませんか?
 
 
 
 

2.瞬間湯沸かし器のような息子の衝動的な行動に悩んでいました

 
 
わが家には年中になる5歳の息子がいます。以前は癇癪を起こすとすぐに手が出てしまい、どうすればいいのか悩み続け、 本当に苦しかったです。
 
 
普段は明るく元気な息子が、癇癪を起こすと一変して暴力的になる。
 
 
特に主人とは折り合いが悪く、癇癪を起こし暴れ始める息子を羽交い絞めにして制する主人と、ますますひどく暴れ泣き叫ぶ息子。
 
 
激怒した主人が部屋に閉じ込めたり、家から引きずり出そうとする…。
 
 
当時の私は妊娠していて、激怒する主人の気持ちも十分に分かっていたのでどうすることもできず、泣き疲れた息子を抱きしめることしかできませんでした。
 
 
 
 
いまでも思い出すだけで涙が出るほど、苦しい時間でした。
 
 
瞬間湯沸かし器のように急に態度が変わる息子に、「今のどこが怒るポイントだったの?!」と当時の私は全く理解できず、頭を悩ませていました。
 
 

3.発達凸凹キッズの衝動的な行動にはワケがある

 
 
発達凸凹キッズは、その特性が衝動的な行動につながりやすい傾向にあります。
 
 

◆①不安が強い

 
 
発達凸凹キッズの不安がとても強いという特性は、相手のちょっとした言葉や態度が衝動的な行動につながることがあります。
 
 
相手の言葉や態度を「攻撃されている」と感じ取り、本能的に防衛体制に入り、反射的に手が出てしまうのです。
 
 

◆②ネガティブな記憶を溜めやすい

 
 
発達凸凹キッズは、ネガティブな記憶を脳にためやすい傾向があり、ある出来事で感じた不快感を抱えたまま長い時間を過ごすことも少なくありません。
 
 
そして、不快を感じた出来事に近い現象を体験したことをきっかけに、その不快感が強くよみがえり手が出てしまう、などのケースもあるのです。
 
 
 
 

◆③好奇心旺盛

 
 
好奇心が旺盛なことはとても良いことなのですが、発達凸凹キッズにとっては、それも衝動的な行動につながってしまうことがあります。
 
 
お友だちが何かやっているところに、「面白そう!」と急に割り込んでしまい、それを指摘されると怒って手が出てしまうケースが多くみられます。
 
 
いかがですか?
 
 
このように、発達凸凹キッズの衝動的な行動の背景には何らかの刺激があります。
 
 
ということは、どのような状況で、何が刺激になったのかを把握できれば、事前に予防できるということなのです。
 
 

4.衝動的な行動が激減!子どもが穏やかになる環境作りの3つのポイント

 
 
では、刺激に敏感な凸凹キッズの衝動的な行動を予防するための環境づくりに必要な3つのポイントをご紹介しますね。
 
 

◆①刺激になるものを取り除き予防する

 
 
一見なんの理由もなく突発的な行動に見えたとしても、手が出るなどの衝動的な行動にも必ず理由があります
 
 
例えば、
 
 
・遊んでいたころを急に邪魔された
 
・次から次へと「これやろうね」と指示が飛んできた
 
・相手が自分のことを見てくれなかった
 
・自分のペースを乱された
 
・太陽の光がまぶしかった
 
 
など、こちらからしたらほんの些細なことでも、発達凸凹キッズにとっては、とてつもないストレスなのです。
 
 
最初は小さなストレスだったとしても、積み重なって大きく膨らむと、ちょっとしたことでも敏感に反応してしまうようになります。
 
 
実際長男には感覚過敏があり、特に視覚には敏感です。
 
 
「朝起きたときにカーテンを開けている窓から差し込む光が嫌だった。」
 
 
これだけでも充分な理由に値します。
 
 
朝の「おはよう」が癇癪から始まることもしょっちゅうでした。
 
 
我が家ではカーテンを遮光からノン遮光に変え、本人の意識がはっきりするまではカーテンは開けないようにしています。
 
 
このように、原因を取り除くだけでもかなり効果があります。
 
 

◆②落ち着く環境をつくる

 
 
本人にとっては外での活動はとても疲れるもの。
 
 
外的刺激に弱い発達凸凹キッズは環境の変化に敏感なため、こちらが思っている以上に疲れやすいという特徴があります。
 
 
そのため、家では安心して落ち着ける環境を整えてあげることが大切です。
 
 
我が家はしっかり睡眠をとって翌日に備えられるよう、20時過ぎると照明をダウンライトに変えます。
 
 
それまではテレビ等、本人が好きなことをさせますが、時間になると「ムーディタイムだよ~」と言って明かりを落とすんです。
 
 
そこからは親子のまったり時間として絵本を読んだり、本人が好きなおもちゃで遊んだり、今日のできごとを振り返ったりしながら眠くなるまで過ごします。
 
 
そして布団に入ってから「今日も花マルだったね。大好きだよ。また明日ね」と頭をなでるなどスキンシップをしながら伝え、眠るようにしています。
 
 
 
 

◆③肯定し記憶を書き換える

 
 
できたことを褒めると、ネガティブなことがあっても、ポジティブな記憶に書き換えていくことが可能になります。
 
 
朝目覚めが良かったら「おはよう!」と笑顔で迎える。
 
 
ご飯をきちんと食べられている時に「食べてるね」と声をかける。
 
 
肯定されたことは本人の中でも良い行動として定着していきます。
 
 
「予防」と「肯定」で悪いパターンを良いパターンに変えていく、というのが成功のポイントです。
 
 
衝動的な行動が目立っていた息子は、5歳になった今では優しく頼もしいお兄ちゃんとして私を助けてくれます。
 
 
友だちとも一緒に遊べるようにもなってきました。
 
 
瞬間的に怒ることはあっても、すぐに自分で冷静になり、「〇〇が~だったから嫌だったんだ。だから怒ったの」と言葉で説明してくれるまでになったのです!
 
 
衝動的な行動は子どもからのSOSです。
 
 
そのSOSを少しでも感じたら、できることからぜひ始めてみてくださいね!
 
 
 
 

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執筆者:仲田なぎさ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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