幼少期からの脳を育てる順番が鍵になる!発達障害グレーゾーンの子の”10歳の壁”対策とは?

発達障害グレーゾーンの子にとって、学習面・生活面で周囲との差をより感じやすくなる「10歳の壁」を知っていますか?発達段階の転換期になってから慌てない為に大切なのは、幼少期からの対策なんです。そこで鍵となる脳を育てる順番についてお伝えします!
 

【目次】

 

1.お子さんの年齢が上がるにつれて心配事が増えていませんか?

 
 
2歳のイヤイヤ期、4歳の反抗期など、やっとひと山越えた!と思っても、成長段階ごとにできる事が増えていく一方。
 
 
成長過程の反応として、ママを悩ませる壁どんどん出てきますよね。
 
 
それ以外にも、小1の壁、小4の壁と、年齢が上がるごとに心配事は減らず、むしろ増えていくばかり…という事はないでしょうか?
 
 
その上、発達障害グレーゾーンのお子さんの子育ては、なかなか一筋縄では行かないこともたくさんあります。
 
 
本当に日々の子育てに、私たちママは頑張っていますよね!
 
 
そんな中、 10歳の壁と言う言葉を聞いたことがありますか?
 
 
この時期は、いも虫が蝶になる為にサナギに変態していくのと同じくらい大きな変化が起きる時期と言われています。
 
 
素直でかわいかった子が、突然反抗するようになってきたり、何も話してくれなくなったり…親としても戸惑う事が多い時期です。
 
 
 
 
この頃の子どもの脳内では、神経回路が繋がることで自分を取り巻く周りの人との関係や、置かれている立場などから客観的に考え判断する力がついてきます。
 
 
ですが、幼児期に土台となるための脳の箇所がしっかりと作られていないうちに、情報をインプットする脳ばかり刺激してしまうと土台が育たず、脳全体のバランスが崩れてしまうのです。
 
 
そこで、10歳の壁を迎える前に幼児期から気をつけたい、脳を育てる順番についてお伝えしていきますね。
 
 

2.10歳の壁に差し掛かる前に特に気をつけたいのが脳を育てる順番なんです

 
 
脳はそれぞれの機能ごとに、①からだ、②あたま、③こころを司る形で大きくは3つに分かれています。
 
 

◆①からだの脳

 
 
からだの脳は、脳の奥の方にある部分です。
 
 
・姿勢を保つ
・食べる
・寝る
・呼吸する
 
 
など、生きていくために必要な機能であり、0〜5歳くらいにかけて主に作られます。
 
 
その後も、からだの脳は体力をつけるだけでなく脳神経も育つ大切な場所なので、意識的に身体を動かす機会を増やす事が大事です。
 
 
特に、6歳から12歳は運動神経が著しく発達する時期という研究結果があり、「ゴールデンエイジ」と言われています。
 
 
その中でも6歳から9歳までは特に脳の神経回路の発達が急速に進みます。
 
 
この時期に運動を通して様々な動きをする事が、10歳の壁を迎えるまでに取り組んで起きたい最も大切な事になります。
 
 
 
 

◆②あたまの脳

 
 
あたまの脳は、大脳新皮質というシワシワの部分と小脳で、主に1歳くらいから育ち始め、18歳くらいまで時間をかけて育っていきます。
 
 
・言葉の発達
・手先を使った細かな作業
・話す、読む、計算する、考える
 
 
といった認知や記憶の機能を司る部分です。
 
 

◆③こころの脳

 
 
こころの脳は、前頭葉と言われる脳の前の部分で、およそ10歳から15歳頃につくられはじめ、早くても大人と同じレベルに達するには18歳くらいまでかかると言われています。
 
 
・人を思いやる
・想像力を働かせる
・感情のコントロールをする
・コミュニケーションをとる
・行動を抑制し我慢する
 
 
など人間らしい脳の働きを担っています。
 
 
実は、この脳の育つ順番というのが健やかな脳を育てるためには、とても大切なのですが、順番通りにできていないことも多いんです。
 
 
特に現代は、情報が溢れています。
 
 
そのため、中には五感の刺激や、体を使った遊びなどが足りないまま、知識を詰め込むような勉強ばかりしてしまうという事が起こりやすいのです。
 
 
特に外が寒い冬や厳しい暑さの夏などは、なかなか外遊びするよりも家の中でのゲームや動画などの遊びが 増えていませんか?
 
 
我が家もまさにそこが毎日の悩みどころでした。
 
 
次の章では、運動が苦手でからだを動かす事が好きではなかった我が子が、あたまの脳ばかり刺激をしていた為に起こった、我が家の失敗談についてお伝えします。
 
 

3.脳を育てる順番を間違えていた頃の私の失敗

 
 
我が家の小学3年生の発達障害グレーゾーンの長女は、体の使い方に不器用さがあるので、小さな頃から遊具で遊んだりする事があまり好きではありませんでした。
 
 
鉄棒やうんていも苦手で、走るのも人一倍遅い為、外で遊ぼう!と声をかけてもなかなか遊びたがりませんでした。
 
 
ですが、パズルやブロック遊び、塗り絵は好きなので、嫌がらずに何時間でも集中して遊んでいました。
 
 
その為、私も正直なところ家の中で遊ばせる方が楽ですし、下に小さな妹もいたため、家での遊びが中心の毎日でした。
 
 
そのような毎日を送っていた結果、幼稚園に通うようになってもブランコも怖くて自分では漕げない、ジャングルジムも登れないという状況になってしまったんです。
 
 
幼児期にからだの脳への刺激が十分でなかった為、その頃は初めて触るものが極度に苦手でした。
 
 
体験・体感が少ないので、やってみたい!という意欲よりも「怖い」が先に来るようになってしまったんです。
 
 
 
 
現代の子どもたちは、快適な生活環境が当たり前なので、ヒヤッとするお風呂場の床の皮膚刺激や、でこぼこ道をバランスをとりながら歩くという経験もほとんどありません。
 
 
この頃の反省としては、運動を通して意識的にバランス機能などを刺激していく事が必要だったという事です。
 
 
そこから、今からでも遅くない!とからだの脳への刺激を意識して、我が家で取り組んできた事についてご紹介しますね。
 
 

4.幼児や低学年期が大事!発達障害グレーゾーン子育てでやって欲しい超簡単10歳の壁対策とは?

 
 
みなさんは、からだの脳を育てたい!と思った時、どんな事をすればいいとイメージしますか ?
 
 
・外で思いっきり走る
・何かスポーツを習う
・公園に積極的に連れていく
 
 
こんなイメージはないでしょうか?
 
 
もちろんこのような事も大事ですが、アクティブに動く事が苦手なママには少しハードルが高い気がしませんか?
 
 
実はからだの脳を鍛えるためには、指先を使う、物に触る、動きを止める、なども含まれるんです。
 
 
ですから、下に小さいお子さんがいて、外で思いっきり上のお子さんを遊ばせるのが難しい!仕事があり平日の公園遊びは時間的に難しい!というママへ。
 
 
ぜひこちらのお家の中でもできるからだの脳の鍛え方を参考にしていただけたらと思います。
 
 

◆指先を使う・触る

 
 
まず、料理のお手伝いがもっとも手軽でおすすめです!野菜のスジをとったり、お米を研いだり、冷たい水に触ったり、料理はまさに感覚刺激の宝庫!
 
 
目と手を両方使う作業が多く、目と手の協調運動のトレーニングにもなりますし、集中力も必要です。
 
 
また、発達凸凹キッズが苦手とする段取りが料理には必要なので、お手伝いを通して段取りを立てていく力も学ぶことができます。
 
 
 
 
または、テーブル拭きや、洗濯物たたみも、手や指先と目の動きの両方を使いますので、お料理はちょっとまだ心配と言う方は、こちらからトライさせてみるのもオススメです。
 
 
からだの脳を鍛えながら、お子さんの自立にもつながっていきますので、ぜひ小さなお子さんでも「楽しく簡単に」できる事からチャレンジさせてみてください。
 
 
野菜を洗う、ヘタをとる、混ぜる、拭く、たたむなどが最初はおすすめです!
 
 

◆動きを止める

 
 
からだを動かしたいのに、動きを止めるの?と思われるかと思いますが、動きを一時的に止める!と言うのもからだの脳を使う事になるんです。
 
 
家の中でママが動かなくても、お子さんが楽しく体を動かしながらできる運動としてオススメなのが「片足バランス」です。
 
 
これなら、キッチンで食事を作りながら、声かけをするだけでできますし、洗濯物をたたみながらでもできますよね。
 
 
もしもう少し動くスペースが確保できるなら、「だるまさんがころんだ」もとってもオススメです。
 
 
鬼を注意深く見ながら、動く・止まるを繰り返す事が、脳の発達に良いとされていますので、こちらも効果的な遊びの一つです。
 
 
いかがでしたか?
 
 
脳を育てる順番を間違えてしまうと、その結果、こころの脳も育たず10歳の壁が立ちはだかる頃、ちょっとしたことでバランスを崩しやすくなります
 
 
すると、ただでさえ不安定になりがちな思春期に、我慢ができずにすぐにキレたり、ちょっとしたことで不安定になって問題が起きてしまう可能性が高まってしまうんです。
 
 
そうなる前に、脳を育てる順番を間違えない!土台となるのはからだの脳!
 
 
ここをポイントにしていくと、幼少期からの日々の取り組み方も変わっていきますよね。
 
 
出てくる言葉の数が少なめ、癇癪が落ち着かない、文字を覚えるのが苦手そう、そんな風に感じたら、まずはドリルをやらせなきゃ!という考えは今日で卒業です!
 
 
そんな時は、まずは手や指先、全身を使って、どんな風にからだの脳から育てていこうか?という点を考えてみてくださいね。
 
 
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執筆者:成瀬まなみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
 
 
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