小学校入学準備<実践編> 自閉症スペクトラム

衝撃の事実!集団生活では社会性が伸びない!?発達障害の子どもの社会性を確実に伸びる新ステップ

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小学校入学で心配なこと第1位、「友達関係」。機会社会性に課題がある発達障害・グレーゾーンの子どもを持つお母さんはどうやって子どもの社会性を伸ばすか、悩んでいるかもしれません。実は子どもの社会性は学校ではなくおうちで伸びるんです!
 
 

【目次】

 

1.自閉症スペクトラムタイプの発達障害・グレーゾーンの子どもの友だちとの付き合い方 

 
 
発達障害・グレーゾーンの子どもたちの多くは、対人関係に課題を抱えていると言われています。
 
 
自閉症スペクトラム(ASD)タイプのお子さんなら、
・1人で遊ぶのが好き
・みんなの遊びの輪に入れない(入らない)
・自分の好きなことばかり話して会話がかみ合わない
 
 
ということがよく見られます。私の息子は自閉症スペクトラムの診断がありますが、やはり友だちとの付き合い方やコミュニケーションはかなり独特です。
 
 
友だちが集まって何かで遊んでいても、我関せずで大好きな電車に夢中。
自分が話したいことだけ話して、相手の話は聞いていない。
テレビで覚えたセリフを繰り返してコミュニケーションを取ろうとする。
 
 
こういう息子の姿を見るのはもう慣れっこですが、このままでいいとは思いません。
 
 
私のように、発達障害やグレーゾーンの子どもを育てるお母さんたちは、「なんとか友達とうまくやれるようになってほしい」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
実際に<発達科学ラボ>で調査した小学校入学後の心配ごとに関するアンケートでも、友達問題はトップにランクインしました。
 
 
主なご意見としてあがったのは、
 
 
“自分から話しかけられない。気の合う友達ができるか心配“
 
 
“同じ幼稚園から同じ小学校に上がる子がいない” 
 
 
“お友だちのことは大好きだが、マイワールドを展開しがち。注意されてしまうことが多くて心配”
 
 
という声でした。
 
 
 
 
お子さんが楽しい小学校生活を送るために、友達はとても重要な存在。お母さんの心配は尽きませんよね。
 
 
今日は、「小学校生活」を将来から考えてみませんか?
 
 

2.集団生活を送っていれば社会性が伸びるのか?

 
 
春は環境が大きく変わります。対人関係に課題を持つ子どものお母さんたちに焦りが走る季節かもしれません。
 
 
社会性を伸ばしたい。うまく学校で過ごしてほしい!と思っているお母さん、ここで少し考えてみましょう。
 
 
小学校でお友だちとうまくいかないと社会性が育めない。集団生活の場でしか社会性を伸ばすことができないと思っていませんか?
 
 
本気でこう思っていらっしゃる方、昭和ヒトケタ生まれの私の祖母と全く同じ考えをしていますよ!
 
 
息子が診断を受けた幼稚園年少さんの頃のことです。息子の独特なコミュニケーションを見て祖母も「アレ?」と思ったらしく、私に聞いてきたんです。
 
 
「息子くん、幼稚園は行ってるの?」
「いつから通ってるの?」
「遅すぎるでしょう!もっと早くから通わせないからこうなるんだよ!」
 
 
社会性やコミュニケーション能力が集団のなかでこそ育つと信じているからこそ、こういった発想になるのではないでしょうか。
 
 
では、実際に集団に入れたから社会性が伸びるのか?
私はそうとは言えないと思います。
 
 
自閉症スペクトラムタイプの子どもはそもそもひとり遊びが好き。友だちとのやりとりに喜びを見出すタイプではありません。そんなタイプの子どもを何のフォローもなく集団に放り込んでも友だちとガッツリ遊んだりおしゃべりしたりなんてことはないでしょう。
 
 
みんなの輪に入らずに自分ひとりで好きなことに集中して大満足!というのがオチです。
集団生活をしていても、同じ空間にいるだけ。友達と遊ばず、話もせず…という状態で社会性が伸びるでしょうか?
 
 
もちろん答えはNOですよね。
 
 
ということは、集団生活を送ってさえいれば子どもの社会性は伸びるというのは間違っているということです。「学校に行って友だちと会えば…」と思っているお母さん、本当に「会ってる」だけかもしれませんよ。
 
 
いますぐ昭和ヒトケタ生まれと同じ考えは卒業してください!
 
 
 
 

3.新常識!子どもの社会性を伸ばす場所は「おうち」なんです!

 
 
さて、ただ集団生活を送っていても社会性が伸びるわけではないということをお伝えしました。ではどうやったら社会性を伸ばすことができるのでしょうか?
 
 
集団生活を送っていても社会性がうまく伸びて行かないのは、「そもそも友だちに興味がない」ということもありますが、もうひとつ原因があります。
 
 
それは、人が多すぎるということ。
 
 
集団生活を送るなかで、少しずつ友だちへの興味が芽生えてきても、誰に、どんなタイミングで話しかけたらいいのか分からない。
 
 
そうこうしているうちに別の遊びに変わってしまった…
 
 
結局しかけられず、遊べず、話せず…ということ、よくあるのではないでしょうか。
 
 
こう考えてみると、発達障害・グレーゾーンの子どもたちが集団生活のなかで社会性を伸ばすことはハードルが高いといえます。
 
 
ですから、思いっきり人数を少なくしましょう!
どこまで少なくするか?
 
 
まずは1:1で十分です。
たったひとりでも愛情と信頼を持った関係を築くことができれば、その人とのやりとりをお手本にして少しずつ交流の輪を広げていけるからです。まずは1人でいいんです!
 
 
ではその最初のひとりは誰にしましょうか。
そう!お母さん、あなたです!!
 
 
生まれてから今日まで、深い愛情を持って育ててこられたお母さん。あなたこそお子さんにとって「最初のひとり」です。まずはお母さんとしっかりした信頼関係を築いてください。
 
 
お友だちも、先生も後回しでいいんです。もっというと、お父さんもきょうだいも後回しでいい!
 
 
お母さんとしっかりした関係が築けた後で、少しずつ広げていけばいいんです。
お母さんの次はお父さん。
お父さんの次はきょうだい。
きょうだいの次はおじいちゃん、おばあちゃん。
 
 
友だちなんてかなり難度が高いです。人付き合いの応用編です!最終ステージと言ってもいいぐらいです。まずは基礎編。家族、まずはお母さんからスタートしましょう。
 
 
もう小学生なのに、社会性が…コミュニケーション能力が…と焦っているお母さん。ぜひ1:1の関係のなかで「人付き合い」の成功体験を重ねさせてあげてください。
 
 
小学校入学前の今こそ、親子のコミュニケーションをスムーズにして、信頼関係をしっかり作る時間にしてください。親子のコミュケーションがスムーズになれば、社会性の基礎になるだけでなく、自信とやる気も出てきます。
 
 
自信を持って小学校生活をスタートさせてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:丸山香緒里
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)

 

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