発達障害・グレーゾーンの育てにくい子が3ヶ月で変わる
非常識な おうち発達支援
〜壮絶子育てを体験したママたちのお悩み解決ストーリー21〜
吉野加容子 著
定価 1,430円(本体1,300円+税)
- 発売日 :2023年7月23日
- 仕様 :四六判/272ページ
- ISBN :978-4-9913024-0-4
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内容紹介
発達障害グレーゾーンの子育てについて、今までいろいろな情報を調べ、いろいろな方法を試してきたのに状況は良くなるどころか悪くなる一方で困っているママ。そんな一生懸命なママほど、「うまくいかない子育てや発達支援の常識」にとらわれている可能性大です。
著者が20年間の発達支援の経験で見つけた、子どもの脳の発達を遅らせる発達支援の「捨てたい7つの常識」と、脳が育つ「おうち発達支援の7つの新常識」を解説。
そして、壮絶な子育て体験をしてきたママたちの「発達のお悩み解決ストーリー」には、発達の困りごとを解決するエッセンスが詰まっています。年齢も、特性も、悩みごとも、さまざまなストーリーを掲載しました。自分と同じような子育ての悩みを抱えているママは、どうやって子育てをしているんだろう?という疑問に答えてくれるストーリーです。
3000人以上が実践した「子どもの脳を育てる親子のコミュニケーション」を一部マンガでも紹介しています。
ストーリーの1つを朗読しています。ぜひ視聴してみてくださいね↓
目次
はじめに
◉子どもの脳を直撃する!? 絶対にやってはいけない親子の会話
◉「もう無理……」と落ち込むママへ。接し方を学ぶだけで世界が変わります!
◉子どもを伸ばすカギは、名もなき人生のストーリーにある
第1章 本当に効果が出る! 非常識な「おうち発達支援」のヒミツ
◉みんなが発達のグレーゾーン! 「普通」を目指すのは、もうやめよう
◉脳を発達させて、脳の癖を育て直そう!
◉疑ってほしい「発達支援」の常識
◉こんな思い込みは捨ててしまおう! 発達支援がうまくいかない7つの常識
◉本書の賢い読み方・活かし方
第2章 発達のお悩み解決ストーリー<幼児編>
◉ママが運動会から逃げ出すほどのひどい癇癪持ちの園児4歳
◉集団活動で一人だけ遅れる自分に自信を失っていた園児4歳
◉ダウン症が判明してから3年間叱り続けても、問題を起こしていた園児3歳
◉天才すぎて周りに理解してもらえない…。衝動性の強いADHD園児6歳
◉思い通りにならないと怒り出し、友達トラブルが絶えない園児6歳
◉料理を工夫しても、偏食がひどく食事のたびに泣き叫ぶ園児4歳
第3章 発達のお悩み解決ストーリー<小学生編>
◉毎日学校から電話がかかってくる! トラブルメーカーだったADHD小2男子
◉不安が募ってパニック…。繊細すぎて自分から行動できないHSC小2女子
◉自閉スペクトラム症で言葉が話せず、こだわりも強くて、いつもイライラしていた小1女子
◉毎日親子ゲンカを繰り返し、勉強についていけなかった小3男子
◉言葉のキャッチボールが苦手で、ユーチューブのゲーム実況にハマる小3男子
◉サッカーの習い事で勝ち負けにこだわり、癇癪を起こしていた小1男子
◉「人生をやり直したい」とつぶやいた二次障害を抱える小2男子
◉こだわりが強く、学校がキライで家で大暴れしていた小2女子
◉好奇心旺盛だけど、不注意、忘れ物、居残りで、登校を嫌がるようになった小5男子
◉自分勝手な要求を繰り返しては、登校しぶりで荒れていた小1女子
第4章 発達のお悩み解決ストーリー<思春期編>
◉手強い思春期は問題だらけ!通知表に1と2しかなかった不登校の中学生
◉24時間ママべったりの母子分離不安…。母子登校を続けていた高学年男子
◉友達に暴力をふるって1ヶ月の停学処分になった中学生
◉気難しさとこだわりと癇癪で、家がカオス状態になった思春期女子
◉暴言・暴力で「うるせーよ!」が口癖の中学生
第5章 コレだけやればうまくいく! 発達の悩みを解消するコミュニケーション
◉たった1つの会話の型を学ぶだけでうまくいく! 発達科学コミュニケーション
◉ステップ1 今を肯定して楽しく会話をスタートする
◉ステップ2 行動したくなる提案をする
◉ステップ3 子どもの感情に巻き込まれずに待つ
◉ステップ4 自信がつく言葉で会話を終える
おわりに
◉後悔のない子育てを
◉子どもを成長させたいなら、まず大人が成長しよう! そして、成長することの楽しさを伝えよう!
◉子育ての悩みが解決したら終わりじゃない。子育ての感動を届ける人生へ!
◉13歳 男の子のお母さん
自分と似たような苦労をされたお母さんの体験談が多く載せられていて、自分だけではなかったと大変救われました。そしてどん底からあきらめず、子どもを見捨てず、頑張ってこられたお母さんのように、自分もなりたいと思えました。具体的な方法、継続できそうな方法が書かれてあり、今まで読んだどんな本よりも心に刺さりました。まずは脳を楽しませる会話をこころがけること、それから子どもにはいつも口角をあげた顔を見せることをしようと思いました。すると、一日で効果が見え始めていることにびっくりしています。
◉9歳・10歳 女の子のお母さん
”捨てたい常識”に書いてあるやり方が普通だと思っていましたが、それだとうまくいかないと知り、参考になりました。ママ達のストーリーを読んで、私よりも苦労している人がたくさんいる、でもちゃんと悩みを解決できていて安心しました。子どもにかけて良かった言葉がたくさん書かれていたので同じようにやってみます。
◉30代男性・20代女性のお母さん
実体験には、何にも勝る「説得力」を感じました。脳科学に基づいた「親の言葉かけ」や「親の行動」が、子どもとの関係を修復し、子どもを成長させることがリアルに語られていました。この体験談がどれも「成功」していることに「希望」を抱く子育て中の親御さんが多いのではないでしょうか。もうすでにその悩みを解決している人がいることの心強さ。どれだけ学んでも「結果」に結び付かない苦しみを「終わりにできる!」ことこそ、希望の光だと思います。最初の章での「常識を覆す」提案が、様々な実体験によって裏付けられています。もう20年早く、この本に出会いたかったです。
◉5歳・7歳 女の子のお母さん
子育てや教育に関する仕事をしつつも、自身の子育てでは悩みも残っており、それを完全に払拭したいと思い、吉野さんの本を読んで勉強させていただいています。皆さんそれぞれのエピソードがありつつ、共通することも多く感じました。子どもたちの原理原則は共通するのだと感じました。癇癪や暴言が数週間でおさまってきた話など、勇気をもらえるお話ばかりでした。また、年齢があがってからでも、やり直せるというのも良かったです。
息子の暴言・暴力に悩んでいました。周りに同じような経験をしている方はいないので不安しかなかったのですが、色んな方の経験談を知れたことで、悩んでいるのが1人じゃないのだと気付くことができました。
著者紹介
吉野加容子(よしのかよこ)
発達科学コミュニケーション代表。学術博士。脳科学をベースにした脳の発達支援が専門。発達障害の子どものための特別支援教育や発達心理学を学ぶ中で、発達支援には脳科学の知識が欠かせないと気づき、大学院で脳科学の研究に着手。その後も企業の脳科学研究、医療機関での発達支援に従事したのち、脳科学、教育学、心理学のメソッドを合わせた独自の発達支援プログラム「発達科学コミュニケーション」で、子どもの発達を加速する「発達科学ラボ」を設立し独立。約20年間、発達に悩む親子へのカウンセリング、発達支援を行ってきた実績を持つ。自身が医療過疎の地域で育った経験から、すべての子どもに発達支援を届けたい想いで始めたオンラインを活用した発達科学コミュニケーションの講座は日本全国・海外から利用され3000組を超えている。著書に『脳を育てる親の話し方』(共著、青春出版社)、『脳が喜ぶ子育て』(共著、世界文化社)、『発達障害とグレーゾーン 子どもの未来を変えるお母さんの教室』(青春出版社)がある。
お悩み解決ストーリーの執筆者紹介