1.甘やかして育てたらわがままになる?
赤ちゃんが生まれたら、たくさん可愛がってあげたい!
そんな風に思っているプレママは、たくさんいるのではないでしょうか?
小さくて愛らしい存在に、自然と抱きしめたくなったり、優しく話しかけたくなったりしますよね。
その一方で、「甘やかしすぎるとわがままになってしまうんじゃないか?」と不安になることもあるかもしれません。
ですが、迷わないでください!声を大にして言います!
「赤ちゃんはチヤホヤして育てましょう!」
なぜなら、これには、脳の育ちと深い関係があるからなんです。
2.チヤホヤで脳が育つのはなぜ?
では、なぜ「チヤホヤ」することが赤ちゃんの脳の発達に良いのでしょうか?
その理由を赤ちゃん側の視点と、脳の発達の視点から見てみましょう。
①赤ちゃんから見える世界
生まれたばかりの赤ちゃんにとって、周りの世界は全て新しく感じられます。
お腹の中とは、音や光、匂い、全てが未知の体験です。
では、見るもの、触れるもの、感じるもの、全てが初めての場所の時、大人だったら、どんな風に感じるでしょうか?
想像してみてください。
目が覚めたら、言葉が通じない海外にいたとしたら、どうですか?
何の準備もしていない状態で、不安でいっぱいになるのではないでしょうか?
赤ちゃんは、まさにそんな不安でいっぱいな状態で生まれてくるんです。
そんな時頼りになるのは、お腹の中で聞いてきた、「ママの声」や、無条件に可愛がってくれる大人の存在です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自分自身で何が心地よく、何が不快なのかを理解することができません。
プレママやパパの役割は、赤ちゃんにとって「心地いい」感覚を伝え、安心できる環境を提供することなんです。
その方法が「チヤホヤ」なんです!
②脳の発達の視点から
赤ちゃんは、「チヤホヤ」されることで、自分が大切にされていることを感じ、安心感を得ます。
この安心感が、人への信頼感になります。
身近な大人、つまり、プレママやパパへの信頼感が、赤ちゃんの「安全基地」となり、まだ知らない周りの世界へと興味関心を広げていくことができるんです。
プレママやパパが安心できる存在になること、そして、安心できる人との一対一の関係をしっかり築くことが、赤ちゃんの時期に絶対に必要な、脳の栄養になります。
安心できる人の存在があるからこそ、不安な新しいことでも、やってみようと思えるようになります。
不安になったら安全基地に戻れば大丈夫とわかるから、新しいことを覚えていくことができます。
この、「新しいことを覚えていく」ということが、「脳が発達する」ということになるんです!
赤ちゃんの時期にチヤホヤして安全基地をしっかり作ることが、全ての発達の土台になります。
具体的にどんな方法があるのか、次の章でお伝えしますね!
3.プレママも楽しい!人への信頼感が育つチヤホヤ育児
赤ちゃんと笑顔で触れ合ったり、たくさんの愛情を注ぐことは、プレママにとっても幸せな時間。
そして、それが赤ちゃんの発達にも大いに役立つのです!
Let’sチヤホヤ!プレママにおすすめの方法を紹介します。
笑顔:赤ちゃんは大人の表情をよく見ています。目があったら笑顔!
笑顔になると口角があがり、脳が幸せを感じるようになっています。
プレママ自身も幸せな気持ちになれますよ!
たくさん写真を撮る:写真は、後で見返すことができるので、脳の働きで言うと「思い出す」ことにつながります。
競うように抱っこ:赤ちゃんは、見たり聞いたりする力よりも、触覚の方が優位に働きます。
抱っこされることで、赤ちゃんは体で安心を感じることができます。
「かわいい♡」と言う:赤ちゃんは言葉よりも、表情や声のトーンなどで情報を受け取ることを先に覚えていきます。
たくさん「かわいい♡」と声をかけることで、赤ちゃんは自分の存在を認識し、自己肯定感へとつながっていきます。
いかがでしたか?
こんな方法でいいの?と思ったかもしれませんね(笑)
いいんですよ!全力でチヤホヤしましょう。
チヤホヤされることで、「ママが安心できて心地がいい」という、赤ちゃんにとってポジティブな記憶が残り、脳が育つための土台ができます!
妊娠中の今から、どんなチヤホヤをしようか、ワクワクしながら過ごしてくださいね!