妊娠中がベストタイミング!ママだからできる発達障害を予防する子育て

赤ちゃんの脳が育つ出産準備
妊婦健診で健康面の指摘があり、「もし、赤ちゃんに障害があったら、どうしたらいいんだろう…」と不安になっていませんか?この記事では、発達障害の子育て経験と、ママだからできる、発達障害を予防する子育てについてお伝えしています。

1 「もし、生まれてくる子が発達障害だったら…」そんな不安をどう乗り越える?

 

妊娠中のお悩みの上位にある「赤ちゃんの健康」

 

  • ちゃんと大きくなってるかな?
  • 元気に生まれてきてほしい!

 

赤ちゃんの様子が見えないからこそ、どのプレママも必ず考えることではないでしょうか。

 

妊婦健診でプレママの体のことや、赤ちゃんの発育に指摘があった場合、

 

「もし、赤ちゃんに障害があったら、どうしたらいいんだろう…」と不安になっていませんか?

 

  • 発達に障害があった時に、気づけるのか?
  • 心配になったら、どうしたらいいのか?

 

悩み始めてネット検索してみたものの、「発達障害は治らない」「相談しましょう」「様子を見ましょう」「気にしすぎはよくない」などの言葉に、モヤモヤしているママもいるのではないでしょうか。

 

発達障害は、脳の特性です。

 

現代の医療で、治すことはできませんが、実は、発達障害は予防することができるんです!

 

 

 

 

2 発達障害って何?診断と考え方

 

「予防する」というのは、赤ちゃんの脳の特性を変えていく、ということではありません。

 

脳の特性と上手に付き合いながら、発達障害による「困りごと」を予防していくことで、社会の中での障害にならない、ということを表しています。

 

まずその前に、「発達障害」の定義や診断と、今の日本での考え方を見ていきましょう。

 

 

発達障害とは?

 

発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。

※厚生労働省HPより https://www.mhlw.go.jp/

 

医学的には、脳の機能や神経回路がうまく機能していない状態のことを言います。

 

 

発達障害の原因は?

 

発達障害を引き起こす要因やメカニズムは、はっきりと解明されていません。

 

遺伝的要因と環境要因の両方が関係していると言われています。

 

例えば、親が遺伝子を持っていたとしても、必ず子どもが発達障害になるとは限りませんし、逆に、親が遺伝子を持っていなくても、出産時の酸欠や低体重が原因になることもあります。

 

 

 

 

発達障害はいつ頃わかる?

 

診断がつくのは早くて3歳頃と言われています。

年齢が低い場合、障害の特性と、年齢や個人の性格との区別が難しいために、誤診のないよう経過観察をするのが一般的です。

 

なぜ、3歳頃かというと、言葉や社会的なスキルが発達し始める時期なので、他の子と比べて「ちょっと違うかな?」と気づきやすくなるからです。

 

 

どんな風に診断されるの?

 

診断は、専門の医師や臨床心理士によって行われます。

 

保護者からの聞き取りや、子どもの行動の観察で、日常生活でどのような困りごとがあるのかのを確認し、

 

発達検査で、言語や運動の発達、社会性などの評価を行います。

 

診断の基準に該当し、かつ、困りごとの度合いが日常生活に支障をきたしている場合に診断名がつきます。

 

逆に言えば、特性があったとしても、日常生活に困りごとがなければ、診断にはならない、ということになります。

 

 

発達凸凹」や、「グレーゾーン」と言われています。

※診断名ではありません。

 

 

障害の「社会モデル」という考え方

 

2006年国連で採択された「障害者権利条約」も、社会モデルの考え方がベースになっています。

 

障害は個人の心身機能の問題だけでなく、社会環境や仕組みが合わさって作り出されているという考え方です。

 

障害による障壁を取り除くことが、社会の責務であるとされています。

 

例えば、立って歩くのが困難な人が車いすを使用すれば移動が可能であり、車いすで階段が登れなくてもスロープやエレベーターが整備されていれば施設内の移動にも困りません。

 

困りごとを予防していくことになりますね。

 

しかし、日本では、まだまだ医学モデルの考え方が根強く、それ以外のやり方が普及していない現状です。

※医学モデルとは、簡単に言うと、問題を治療・改善すると言う考え方。

 

次の章では、子どもの発達障害がわかった頃の、わが家のエピソードを紹介します。

 

 

 

 

3 うちの息子が学習障害って診断された!ー私がしたこと

 

わが家には、学習障害の息子がいます。

 

小学校3年生の時に、診断名がつきました。

 

診断がついて、困りごとが解決したか?というと、解決どころか悪化してしまったんです。

 

発達障害の特性は変えられないから、特性に合わせた特別な対応をしなくては。

 

苦手なことはなくしてあげたい思いから、息子がやりたいかどうか、ではなく、とにかくやらせよう。

やらせれば、きっとできるようになるはず。

 

その結果、反発するように暴言を言う、ゲームやYouTubeをなかなかやめられない勉強なんて見向きもしなくなってしまいました…

 

知的な遅れはなく、友だちトラブルもない息子は、先生から「集団の中で個別の対応は難しい」と言われてしまい、学校でのサポートを受けることが難しい現実がありました。

 

困り果てて、息子のためにできることを探していた時に出会ったのが、「ママの声かけで、発達を加速させる、脳科学に基づいたコミュニケーション」でした。

 

私が普段のコミュニケーションを変えただけで、暴言が落ち着き、やりたいことを見つけて挑戦するように変わっていったんです。

 

 

 

 

4 発達障害を予防する!ママの声かけで脳を育てるのは、0歳がベストタイミング!

 

発達障害の診断に関わらず、脳を発達させることで、子どもの困りごとを予防することができます。

 

子育てに困ってからでも、いつからでも育て直すことはできます。

 

ですが、まだ子どもが生まれる前のプレママに、この方法をお伝えしているのには理由があります。

 

赤ちゃんは、発達の土台ができる時期

 

発達の土台の中で特に大切なのは、人との関係です。

 

なぜなら、子どもは大人の力を借りて発達していくからです。

 

0歳は、人を信じる気持ちの根っこになる、ママやパパとの愛着が育つ時期です。

 

ママやパパのコミュニケーションで、子どもを発達させることができることがわかっているからこそ、

 

妊娠中に知っておくことで、生まれてすぐから土台を作ることができれば、子育てに迷い悩む時間を、赤ちゃんとの楽しい時間に変えることができるんです。

 

妊娠中だからこそ、今からできることをしておきたい!

 

そんなプレママを全力でサポートしています!

 

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