1 新生児の育て方、どうすればいいの?
妊娠後期に入ると、いよいよはじまる赤ちゃんとの生活に、期待と不安がいっぱいではないでしょうか。
物の準備はOK!
お世話の仕方も習った!
その他の心配事に
「新生児って、何がわかるの?」
「新生児の赤ちゃんと何を話せばいいかわからない…」など、
新生児との過ごし方や育て方がわからず、ちゃんとできるか不安を感じていませんか?
この記事では、新生児の頃の赤ちゃんの発達と、ママの声かけで発達をサポートする、具体的なコミュニケーションをお伝えしています!
2 新生児ってこんな頃!
まずはじめに、新生児の頃の赤ちゃんの発達について見ていきましょう!
赤ちゃん側から見た世界をのぞいてみましょう。
ようこそ!赤ちゃん♡おなかの外の世界へ!
新生児頃〜3ヶ月頃は、赤ちゃんの人生のプロローグ!
発達科学ベビケーションでは、発達をわかりやすく伝えるために、
ハッピー♡プロローグ期と呼んでいます。
生まれる前のおなかの中はこんな感じ
- 羊水に浮いていて、無重力
- 音はくぐもって聞こえる(静か)
- あったかい
- 狭い呼吸しなくていい
- 食事しなくていい など
おなかの外はこうだった!
- 重力を感じて手足が思うように動かない
- まぶしい!
- いろんな音が聞こえる
- 暑かったり寒かったり
- 広すぎる!
- 呼吸は必須!
- 栄養は口から摂る など
赤ちゃんにとっての世界は、こんなに変わるんです!
ハッピー♡プロローグ期は、環境の変化にさまざまな刺激を受けながら、自分のカラダの感覚に気づいていく、とっても大事な時期!
発育・発達の土台になっていきます。
この頃の赤ちゃんは、
視力は0.02くらい(横抱きの授乳の時が見える距離)
聴覚や触覚は、ほとんど、おなかの中でできあがって生まれてきます。
感情は、『快・不快』の2種類から始まります。
つまり、音を聞いたり、触れられたことがわかったりと、刺激を受け取ることはできるのですが、
感情が2種類なので、「感じ方」がまだまだ未熟な状態といえます。
こうするとこうなる、という脳のネットワークができていない、ということになります。
3 ママの声かけで発達をサポートする!コミュニケーションのポイント
この頃の赤ちゃんとのコミュニケーションは、感情の『快・不快』がポイントになります!
感情や愛着が育つママの声かけをお伝えしますね!
①快の感情が育つ声かけ
ママの気持ちや行動を言葉にして伝えましょう。
「抱っこしようね!」
「ママのこと、見てたね〜♡」
ママが関わることで、心地いいと感じる快の状態がわかるようになります。
②不快を快に変えてくれる、ママの存在に気づく声かけ
欲求に応えながら、「実況中継」しましょう!
「おむつ汚れて気持ち悪かったね。ほら、キレイになったよ!」
ママが「不快」を取り除いてくれるとわかり、ママへの愛着の気持ちが育ちます。
いかがでしたか?
新生児の育て方は、難しくて特別なことをしなくてもいいんです。
発達のポイントをおさえた声かけに変えるだけで、ママが赤ちゃんの発達をサポートすることにつながります!
新生児の時期はあっという間!
コミュニケーションのポイントを知っていると、新生児の赤ちゃんの成長を逃さず楽しめるママになれますよ^^