妊娠中の準備で不安解消!ママの「育てる力」について、4回シリーズでお伝えしています。
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前回までは、赤ちゃんとママが本来もっている力を発揮するために、まず、ママの「育てる力」にフォーカスしていきましょう♪
赤ちゃんが、新しいことができるようになる「発達」の栄養になるのは、ママの『コミュニケーション』なんです、というお話をしてきました。
3回目の今日は、具体的にどんなコミュニケーションがいいのか?生まれる前からやっておけることをお伝えするので、最後まで読んでみてくださいね!
心を育てるってどういうこと?
健康な心と体を育てましょう!一度は聞いたことがある言葉ではありませんか?
ママとしても、わが子には健康に育ってほしい!と願うものですよね。
健康な体は、食事や運動、生活リズムに気をつけるといい、というのは、経験からわかると思います。
では、「心が健康」ってどういうことなんでしょう?
そもそも、心ってどこにあると思いますか??
ウィキペディアで調べてみました!
心は、非常に多義的・抽象的な概念であり、文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指し、感情、意志、知識、思いやり、情などを含みつつ指している。
ウィキペディア参照
要は、目に見えない抽象的な概念、ということを言っていますね。
抽象的な概念である「心」を育てるために、具体的に何をしたらいいのでしょう??
そもそも、心って、人の体のどこにあるのでしょうか?
心の正体
実は、心というのは、脳にあるんです。
感情、意志、知識などとありますが、それらを司っているのは「脳」というのはイメージがつきやすいのではないでしょうか。
例えば、嬉しい、悲しいなどの感情が湧いた時、脳の中ではどんなことが起こっているかというと、
見たり、聞いたり、触れたりして感じたことを、過去の記憶と瞬時に照らし合わせ、危険か安全かなど判断して湧き起こると考えられています。
見る、聞く、触れるなどインプットして、動く、考える、話すなどのアウトプットにつながるネットワークができていきます。
このさまざまなネットワークができていくこと、太くなっていくことを「発達する」と表しています。
心のが育つとは、脳が発達する、ということなんです。
心を育てるためには、脳を育てよう!
だからやることはシンプル!脳のネットワークを太くしていく関わりをすればいいんです^^
発達には、自分からやりたくなることが必要です。
赤ちゃんには、育つ力が備わっていますが、お腹の中とは違う不安な世界では、安心してやってみようとすることが難しいんです。
赤ちゃんにとって大事なコミュニケーションは、安心できること!
不快を取り除いてあげたり、心地いいと感じている関わりをしてあげたりすることです。これが、心を育てることになるんです!
おすすめのコミュニケーションは3S
Smile 笑顔で
Sweet やさしい声で
Slow ゆったりと
言葉よりも、感じとることの方が得意な赤ちゃんには、ママの3Sは効果抜群!
赤ちゃんが生まれた時に、心を育てるママのコミュニケーションが習慣になっているよう、妊娠中の今から、身近な人にも3Sでコミュニケーションを始めてみるのがコツです^^
簡単にできるので、ぜひ、パパや家族にお願いをする前に、笑顔で、やさしい声で話しかけてみてください。
突然お願いするよりも、ずっと気持ちよく聞いてくれると思いますよ!