【1歳でよく泣く・癇癪・手がかかる子】実は才能だった⁉︎泣きに隠れた3つのチカラ

1歳
「うちの子、周りの子と比べてよく泣く気がする…」「かんしゃく?」1歳児の泣きの対応に悩んでいいませんか?実は、1歳児の「泣き」や「癇癪」は成長のサイン!泣きに隠れたチカラを伸ばすママの関わり方を紹介します。

1歳児の癇癪とは?普通の「泣き」とどこが違うの?

1歳を過ぎ、「また泣いてる…」「うちの子、癇癪(かんしゃく)持ちなのかな…」そんなふうに心配になること、ありませんか?

泣き止むまで待ってるだけでいいのかな…と対応も迷ってしまいますよね。

 ですが! 実は「よく泣くこと」も、見方を変えると成長のサインなんです。

ではまず、「癇癪(かんしゃく)」について知っておきましょう。

 

 

癇癪とは、気持ちをコントロールできずに爆発してしまうこと

たとえば、

  • 思い通りにならず大声で泣きわめく
  • 地面にひっくり返ってバタバタする
  • ママがなだめても泣き止まない

こんなふうに、子ども自身でも感情がコントロールできず、あふれてしまっている状態です。

 

一方、一般的な「泣き」は、

  • お腹がすいた
  • 眠い
  • さびしい

など、理由があって泣いているもの。ママの声かけや対応で、比較的落ち着きやすいのが特徴です。

つまり、1歳児の泣きも癇癪も、スタートは同じ。違いは、泣きの激しさや、長さにあります。

では、なぜ同じような状況でも、癇癪に発展する子としない子がいるのでしょうか?

 

 

 

1歳児の癇癪が起こる5つの背景

1歳児の癇癪が起きるかどうかは、子どもの発達段階や性格、環境などが複雑に絡み合っていて、背景には次の5つがあります。

 

  1. 発達の違い

脳の成長スピードは一人ひとり違います。
脳が未熟な乳幼児期は、感情のコントロールが難しいため、爆発しやすい子もいれば、感情を抑えてフリーズしてしまう子もいます。

 

  1. 性格(気質)の違い

生まれつきの性格(気質)も影響します。

  • 好奇心旺盛で我慢が苦手な子
  • 穏やかでおとなしい子

など、それぞれ感じ方や反応が違います。

 

3. 家庭環境や育て方の違い

子どもがどのような環境で育てられているかも、癇癪の起こしやすさに影響を与えます。
たとえば、子どもが欲しいものをすぐに与えられる環境で育つと、思い通りにいかないことにフラストレーションを感じやすくなるので、癇癪を起こしやすくなることがある、などです。

規則正しい生活や、欲求を満たしてくれる大人の存在などの安心できる生活環境が、子どもの情緒を安定させ、癇癪の発生を減らすことがあります。

 

  1. ママ・パパの反応

子どもの癇癪に冷静に対応できるかもカギです。
感情に巻き込まれず、落ち着いてサポートできると、癇癪が長引きにくくなります。

 

  1. 疲れや体調不良

体調が悪かったり寝不足だと、大人もイライラしやすいですよね。
子どもも同じで、体の状態が感情の爆発を引き起こすことがあります。

 

 

 

手がかかる1歳児の泣き:実は才能のサイン?隠れた3つのチカラ

1歳児の「泣き」や「癇癪」は悪いことばかりではありません!見方を変えると、よく泣く子には、未来につながる3つのチカラがあるんです。

 

① 感受性が豊か

感受性(かんじゅせい)とは、周りのことを感じ取るチカラのことです。

よく泣く子は、

  • 周りの小さな変化に気づく
  • いろんな感情を感じやすい

そんな敏感さを持っています。

これは、大人になったときに、「人の気持ちがわかる」「芸術的なセンスがある」などのチカラにつながることも♪

 

② コミュニケーション意欲が強い

泣くことは、子どもにとって大事なコミュニケーションの手段です。

よく泣く子は、「ママ、わかって!」 という思いが強い証拠。

手がかかると感じる毎日でも、「人と関わるチカラ」がぐんぐん育っているサインです^^

 

③ 自己主張力が高い

泣いて自分の気持ちを表現できる、というのは、自分の気持ちを持っている証拠です。

これは、大人になったときに、困難を乗り越えていくときに役立つ、大切なチカラです。

 

 

泣きや癇癪を成長に変える!ママの関わり方4つのステップ

1歳児の泣きや癇癪を成長に変えていく、ママの関わり方の4つのステップを紹介します!ポイントは感情を知るお手伝いと、切り替えのサポートです!

 

ステップ① 否定せずに受け止める

「また泣いて!」「なんでそんなことで泣くの!」と怒ると、逆効果。
子どもが泣きやむまで、静かに待つのがコツです。

感情の脳が興奮している時は、子どもにママの声かけは届きません。

子どもの脳の中で、ネガティブな感情が暴走している状態だからです。

早く泣き止ませようと説得したりはせず、「泣き止むまで待ってるよ〜」のスタンスがコツです。

 

そのために、ママがメンタルを整えることが必須!

ママ自身も感情的になっていると、考える脳のエリアが働かなくなっています。(頭に血がのぼって、余計なこと言っちゃった…なんてことが起きるのは、こんな理由からなんです)

そんな時は、まず深呼吸
落ち着いたら、外の空気を吸う・静かな場所に移動するなど、五感での感じ方を変えると、切り替えやすくなります。

 

ステップ② 切り替えをサポート

ママの感情が落ち着いたら、

  • 「抱っこしよっか」
  • 「お外にお散歩しよう」
  • 「お茶のもっか?」

など、子どもが好きなことを提案し、切り替えをサポートしてあげましょう。

1歳の子どもは、気持ちの落ち着かせ方も、切り替え方も、一つ一つ学んでいる途中。なので、「泣き止んで!」と言われてもその方法がわからなくて、できないだけ。

ママのサポートで、気持ちを切り替える体験を重ねていきましょう。

コツは、ママが切り替えた時と同じ、五感の感じ方を変えること!目に見えるもの、匂い、光、音などが変わることで、切り替えやすくなります。

 

ステップ③ 言葉で代弁してあげる(感情ラベリング)

子どもの感情が落ち着いてきたら、

  • 「イヤだったね」
  • 「悲しかったね」 など、子どもの気持ちを代弁してあげます。

オノマトペ(例:「え〜ん」「プンプン」)やジェスチャーを添えると、1歳の子はよりわかりやすいです。
感情に名前をつけてあげることで、子どもは、少しずつ自分の気持ちに気づけるようになります。

※注意:声かけで感情がぶり返す場合は逆効果になるので、無理に言葉をかけず、次のステップで、気持ちを落ち着かせることに。

 

ステップ④ 落ち着いた後にたっぷり抱きしめる

泣き止んだら、「涙止まったね」「泣くのおしまいしたね」と声をかけ、たっぷり抱きしめてあげましょう。

この声かけと対応で、子どもは「切り替えられた!」という成功体験を積んでいけます。

 

 

いかがでしたか?

困ったように思える1歳児の「泣き」や「癇癪」も、見方や捉え方を少し変えて関わるだけで、子どものチカラに変えることができます!

ママの声かけで、親子の笑顔の時間を増やしていきましょうね♪

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