寝る前にかんしゃくが激しかった
Rくんのお話の続きです。
今回は「かんしゃくが起こる理由」と
「穏やかに過ごせるようになる3つの対応」
についてお伝えしますね。
< 癇癪が起こる3つの理由 >
① 感情コントロール力が未発達
イヤなことが起きた瞬間に感情が爆発!
「イヤ」を強く感じすぎたり
どう表せばいいかわからない
② 強いこだわり
思い通りにならないと強いストレスに…。
①の「うまく表せない気持ち」も重なり
さらに混乱する
③ 脳は繰り返したことが定着する
「思い通りにならなかったら騒ぐ」という回路を
優先的に使うようになってしまう
この3つの理由のため
かんしゃくがエスカレートしてしまうのです。
でも、大丈夫!
かんしゃく以外の方法で
気持ちが伝わる
新しいルートを作ればいいのです。
Rくんのママにしてもらった
対応3つ紹介します!
<怒らず伝えられるようになる3つの対応>
① できている瞬間を見逃さず褒める
「おはよう!起きたね」など
当たり前の行動をすぐに言葉で認めていく
脳科学的に「やめさせる」より
「増やしたい行動を褒める」方が定着します
② 子どもの気持ちを代弁する
「ごはんイヤ!バナナ!」と
怒ってスプーンを投げた時は
まず安全を確保し、落ち着くまで待つ
落ち着いたタイミングで
「バナナが食べたかったんだね」
と気持ちを言葉にします。
③ 子どもに2択を選ばせる
「バナナ先に食べる?ごはんにする?」など
その時にやる予定の行動で
どちらを選んでもOKな選択肢を提案
子どもが選んだら「選べたね!」と褒める
選ばなくても「どっちもイヤなんだね」と認める
そうすると
「わかってもらえた!」
と感じることができ
落ち着いていきます。
この3つを続けたことで、
Rくんは「泣き叫ぶ」から
「気持ちを言葉で伝える」へと少しずつ変わり
夜も穏やかに眠れるようになりました^^
注意点がひとつ
②の対応をした時に
一時的にかんしゃくがひどくなることがあります
なぜなら、
いつもみたいに泣いても
うまくいかないと感じているから
ここがママの耐えどき!
きっと大丈夫
落ち着いたら、抱きしめて
たくさん褒めてあげよう!など
褒める準備をして待ちましょう^^
かんしゃくは、成長の過程で
脳が学んでいるサインです!
子どもに伝わる正しい対応で、
変化成長をサポートしていきましょう♡
ぜひ、やってみてくださいね!