育てにくさを感じた時、誰に相談しますか?
発達支援センター? 病院? 療育?
それともインターネットで検索?
でも実際には──
「まだ小さいから様子を見ましょう」
と言われて
「一体なにを見ればいいの…?」と
ますます不安になってしまうママが
少なくありません。
私たちのコミュニティには、
発達障がいやグレーゾーン
診断はついていないけれど
「育てにくさ」を感じてきた
ママたちがいます。
発達支援センターや病院、
療育、民間の支援機関、
ペアレントトレーニングなどを
試しても変化がなく、
発コミュにたどり着いたのです。
現在は約7000組の親子が
受講した実績があります。
そのママたちに、
「発達の違和感に気づき始めた時期」
をアンケートした結果ー
0〜1歳で気づき始めたママが6割、
2歳になると8割という結果でした。
これはあくまでママの主観で、
このコミュニティ内での
数値ではありますが、
私はこう感じました。
ママたちの感じる“違和感”は正しい!
ママは、365日わが子を見ています
そのママが感じる違和感は
わが子をよく見ているからこそ
気づけるものです。
ですが、今の世の中は、まだまだ
「診断がつくかどうか」が
基準になっている風潮があります。
だから相談しても
「まだ小さいから様子を見ましょう」
「専門家に相談してください」
と、家庭に丸投げされてしまうことも…。
初めて子育てをするママにとって、
それはとても大きな負担。
悩むのは当たり前なんです。
実際、「3歳までに脳の8割ができる」
と言われるほど、
0〜3歳は“脳が育つゴールデンエイジ”。
※「三つ子の魂百まで」や
「三歳児神話」は
科学的根拠がないとされていますが、
この話はまた別の機会に^^
この大切な時期に、
「診断がつくほどではないから」と
合わない対応を続けてしまうと、
困りごとはどんどん悪化してしまいます…。
私自身がそうでした。
だからこそ伝えたいんです。
もし今、育てにくさを感じていて
「この対応、合っていないのかも…?」
と思っているママへ。
ママの声かけで脳を育てれば、
わが子の成長を
加速させることができます!
年齢が小さくても、
ママにできることがあるんです。
ここからは、ママが共通して抱えている
“困りごと”を少し深掘りしていきましょう。
発コミュを学ぶママたちが
最初に感じた悩みは
こんなものがあります。
- かんしゃくが激しい
- 強いこだわりがある
- 寝る前に毎晩のように大泣きする
- 指さしをしない、ことばが遅い
どれも
「うちの子、ちょっと気になるな」
と思うサインです。
実は、
これらの行動の根っこに
共通しているものがひとつあります。
それは…
「ことばの発達」 です。
「ことばの発達」と聞くと、
“単語を話すこと”“言葉を覚えること”を
想像しがちですが
実はもっと奥が深いんです。
ことばは、脳の中で
「自分の気持ちを知る」
「行動するための指令を自分に出す」
「相手の気持ちを感じる」
「自分の思いを伝える」など
子ども自身の成長や
人と関わるために必要な土台となる力と
つながっています。
つまり、
かんしゃくが多いのも、
こだわりが強いのも、
寝る前に大泣きするのも
うまく気持ちを伝えられない、
伝わらないもどかしさから
生まれているのです。
だからこそ、
ママとのコミュニケーションが
“ことばの発達”のカギで
困りごとを解消する
1番の近道になるのです!
この日々のやり取りの中で
子どもの脳はぐんぐん育っていきます。
ママが日常の中でできる
“声かけの工夫”だけでも
子どものことばの伸び方は
大きく変わるのです。
次の記事では、私がこの【ことばの発達】を
大切にしている理由と
どんな変化が起きたのかを
お伝えしますね。