3回に分けて
登園前の大泣きについて
その理由と対応のコツを
お伝えしています^^
感情的にならず
やさしく対応しているのに
どうして毎日泣くの?
どうして登園しぶりが長引くの?
実はこれ、
ママが悪いのではなく、
脳のメカニズムが関係しているのです。
今日はその仕組みを
ママがしがちな“4つの誤解” に
分けてお伝えしますね。
【誤解①】
気持ちに寄り添えば落ち着く
泣いているわが子を前に、
「行きたくないんだね」
「不安なんだよね」
と気持ちを受け止めるのは
素敵なことです。
ですが、一方で
寄り添った言葉をかけることは
“不安を言葉で強調する”
ことにもなるのです。
寄り添うことそのものが
悪いのではなく、
子どものタイプによっては
寄り添いが
逆効果になることがあります。
【誤解②】
泣いたらすぐ抱っこすればいい
安心させてあげることは
とても大切。
抱っこも寄り添いも、
もちろん必要です。
ですが、
不安が強いタイプのお子さんの場合
もともと
些細なことで不安を感じやすい
脳の特徴があります。
その状態で、
“泣いたらすぐ抱っこ” が続くと、
「本当は大丈夫なこと」まで
“やっぱり不安なことなんだ” と
認識してしまうのです。
その結果、
”抱っこじゃないと安心できない”
と誤って覚えてしまう
安心を与えるのは良いことだけれど、
安心の“タイミング”がズレると
不安が育ってしまうことがあるのです。
【誤解③】
やさしくすれば大丈夫
そもそも朝の時間帯は、
目覚めたばかりなので
ぼんやりしていることもある時間帯。
体は起きていても
脳が覚醒していないことが
あるんです。
そんな時は
やさしく声をかけても
脳が働いていないので
“行動できない”のです。
【誤解④】
泣き止むまで待てば、そのうち慣れる
「しばらくすれば落ち着くかな」
「今日は特別に泣いてるだけかも…」
そんなふうに様子を見ること、
誰でもしますよね。
ですが、
毎朝泣いてフリーズする行動が
“くり返されている” 場合は、
脳の中で “不安を感じる回路” が
どんどん強化されてしまいます。
本人の意思と関係なく
“不安を感じる”ことが
脳のクセになってしまうため
様子見だけでは変わらないんです。
ーーーー
じゃあ、一体どうすればいいのか?
それは…
脳が育つ順番で
声かけすればいいのです^^
次の記事では…
実際に声かけを変えて
登園しぶりがなくなったママが
どんな声かけに変えたのか?
お伝えしますね。
ママの朝が少しでもラクになりますように。
