保育士時代
毎日たくさんのママたちと
お話ししてきたのですが、
「朝の支度が進まなくて…」
「何度言っても動かないんです」
そんなお悩みを
本当によくお聞きしました。
保育園は、
ママの出勤時間に合わせて登園
幼稚園なら
バス時間や登園時間が決まっている
ことがあるので
お子さんの行動がゆっくりだと
朝からバタバタしてしまいますよね。
では、どうして
行動に時間がかかりやすいのでしょうか?
理由としては
・次に何をするか
見通しが立ちにくい
・集中が続かず
行動につながりにくい
・時間の感覚がまだ育っていない
・耳からの情報を受け取るのが苦手で、
声かけだけでは
なかなか動けない
といった、
発達の未熟さが
理由になっていることが
ほとんどです。
そんなこと言われても
「もう何回言ってるのに疲れます…」
そう感じてしまうのも
無理はありません。
私の子どもたちも
同じタイプだったので
まったく同じことで悩んでいました。
毎朝、
時計とにらめっこしながら
何度も声をかけるのに、
返事をしても動かない!
はじめはやさしく声かけても
「また?」と思ってしまうと
「もう、早くして!」
急かしてしまうことが
たくさんありました^^;

保育士として担任していた時も
集団のペースから
遅れがちなお子さんがいたのですが
その子たちに、効果があった方法が
砂時計でした。
時計を見て行動するのは
幼児さんには難しいのですが
行動がゆっくりなお子さんは
さらに、
見ている視点を切り替えるのも
時間がかかることがあります。
たとえば、
着替えながら、
壁にかけてある時計に注目するって
難易度が高いんです。
砂時計なら
✔ 目で時間の流れが見える
✔ 「このくらい」の感覚がつかめる
✔ 短い時間でも達成感を味わえる
✔︎ 場所を変えられるので、見つけやすい
というメリットがあります。
わが家では
まず100円ショップの
短い時間の砂時計から使い始めました。

すると
「間に合ったよ!」
と、ゲーム感覚で
準備に取り組めるようになりました^^
✔ 何をすればいいかわかる
✔ 終わりが見える
子どもの「わかる」を
視覚でサポートすることで
つい、声をかけ過ぎて
親がイライラしてくるのを防げて
朝の空気が
ぐっと穏やかになりました。
行動が遅い=やる気がない
ではありません。
脳の特性に合ったサポートがあると、
やる気のスイッチを
子どもが自分で入れることができるので
行動できるんです^^
もし、
「朝の支度が毎日つらい」
「何度言っても動かない」
そんなお悩みがあるなら、
見える工夫”や
“分かりやすい仕組み”を
取り入れてみてくださいね^^
褒める場面をつくることができるので
脳が育つ声かけの
チャンスが倍増します♪
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