1歳からできる!「目が合わない」が変わる 見る力を育てる“かんたん遊び”4ステップ

1歳
目が合わない1歳の子の発達に不安を感じるママへ。見る力を育てる4ステップの遊びを紹介。発達の土台を楽しみながら育てるヒントが詰まっています!

「目を合わせたくても、合わない…」1歳のわが子の発達が心配

他の子よりも、見る力の発達がゆっくりな気がする…

目を合わせたいのに、合わせてくれない!どうしたらいいの?

…と、1歳のお子さんの、「目が合わない」ことに悩んでいませんか?

 

1歳のお子さんの見る力は、ママとの1対1のコミュニケーションで育ちます!

 

ママがやることは、お子さんに見る練習をさせることではありません。なぜ、目が合わないことがあるのか理由を知ることと、お子さんと1対1で楽しく遊ぶだけでいいんです^^

 

この記事では、保育士時代に人気だった、見る力を育てるかんたんな遊びを紹介しています!

特別なモノの用意なしで、読んだ後はすぐにできる遊びなので、最後までぜひ読んでみてくださいね。

 

 

目を合わせるのが難しい3つの理由

「なんで、人の顔をじっと見ないことがあるの?」と疑問に思いますよね。1歳の子どもにとって、“人を見る”って、じつは難しいこと

実は、人の顔を見る=高度なスキルなんです。
その理由を、わかりやすく3つにまとめました。

 

① 目で「見る力」は、まだ発達の途中

1歳の子は、まだ視力や目の動きをコントロールする力が未熟です。
私たち大人は自然に目を合わせたり、目で人の動きを追ったりしますが…

1歳児にとっては、

  • 顔の中で「目」を見つける
  • そこにピントを合わせる
  • じっと見つめ続ける

 って、実はすごく難しい!

だから、目が合いにくいのは「まだ練習中」というサインでもあるんです。

 

 

② 「人を見るより、物が面白い」時期

この時期の子どもは、
✅ 色が変わるもの
✅ 音が鳴るもの
✅ 自分で動かせるもの
など、目に見えて楽しいものに夢中になりやすいです。

 

ママやパパの顔よりも、おもちゃのボタンやキラキラの風船の方が楽しい!だからつい、そっちを見ちゃう。

これもごく自然な発達の流れです。

 

 

③ 人とのやりとりの「楽しさ」をまだ知らない

1歳は、人と関わる力が育ち始めるころ
まだ「顔を見て、反応してもらうって楽しい!」という体験が少ないこともあります。

たとえば、

  • 見つめあってニコッと笑い合う
  • ママの変顔にキャッキャ笑う
  • 名前を呼ばれて「ん?」と振り向く

こうした“目を合わせて楽しかった!”経験が積み重なると、人を見る時間がだんだん増えていきます。

 
 

1歳からできる!見る力が育つ遊び4ステップ

「目が合わない」は、「これから育つ力」

ママと一緒に楽しむ中で、少しずつ“見る力”を育てていくことができるんです。

見る力を育てていく、具体的な方法を4ステップでお伝えしますね!

ステップ⓪:お子さんの見る力を把握しよう!

  • ボールを転がしたら、目で追いかける?
  • ガラガラを振ると、そっちを見ようとする?
  • 遠くにあるおもちゃを、じっと見てる?

▶ こうした様子があれば、「見る力の入り口」が育ってきているサインです◎

 

 

ステップ①:“見ると楽しい!”体験を重ねよう!

おすすめ遊び:

  • キラキラ光るおもちゃをゆっくり左右に動かす
  • 好きなおもちゃを布で隠して、「ばぁ!」と見せる
  • シャボン玉を飛ばして、目で追って見る

▶ 「見るとワクワクする!」経験が、目を合わせる土台になります。コツは、今できていることをたくさん楽しむこと!できると楽しい、わかると楽しいという経験から、子どもの「もっとやってみたい!」発達への意欲が育ちます。

 

 

ステップ②:ママの顔っておもしろい!

おすすめ遊び:

  • 変顔してみせる(お子さんがママの顔を見たら、口を大きく開けたり、ほっぺを膨らませたり、唇を震わせたり、舌をレロレロ動かしたり)
  • 「おでこぴったん」「こっつんこ」などのふれあい遊び
  • いないいないばぁ遊び

ママの顔がおもしろい!と感じると、子どもが自分からママの顔を見ようとするようになります。大好きなママの顔をもっと見たい!と思わせるのがコツ。思い切りふざけちゃってもOKです♪

 

 

ステップ③:やりとりが生まれる遊びにステップアップ

おすすめ遊び:

  • ボールを交互に転がす
  • 「まてまて〜!」追いかけっこ遊び
  • 「見つけた!」と声かけしながらのかくれんぼ
  • ぬいぐるみで「こんにちは〜」ごっこ遊び

▶大好きなママと一緒に、大好きなモノを使って遊ぶことで、自分とママ、自分とおもちゃの1対1の関係の理解から、ママとおもちゃと両方へ同時に興味を向けながら遊ぶことができるようになります。これは、3つの関係の理解ができるということで、ママの促しで同じものを見るようになるため、興味関心が広がっていくためのひとつの発達段階になります。

 

子どもが笑ったら、大成功!
目が合わなくても、すこしでも表情が動いたら、ハナマル!ママも自分にハナマルをつけてあげてくださいね。

 

「こっちは興味なかったか〜…じゃあ、こっちはどう?」という風に、お子さんの「好き!」のツボを見つける発掘!と思って、ママも楽しんでみてください^^

 

こんなことやってみたら、めちゃくちゃ楽しかったです!といった感想や、気づいたことなど教えていただけると嬉しいです^^

今日の小さなハナマルを見つけていきましょうね!

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