寝る前のスマホやゲームがやめられない子に効果的な「話してくれてありがとう」の声かけ  

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今回は、

寝る前のスマホやゲームが
やめられない子に効果的な
「話してくれてありがとう」の声かけ   

についてお話します。

子どもが
寝る時間になっても
ゲームやスマホばっかり。

 

夜ふかしが心配になった
ことはありませんか?

 

もしかすると、

ゲームやスマホは、

ぐるぐる思考から
解放するための手段になっているかも

しれません。

 

例えば、

「今日のあの言い方、まずかったかな…」

「あの時、もっとうまくできたはずなのに」

そんなふうに、
ぐるぐる考えこんでしまうこと

私たちでも、経験したことは
1回や2回ではないはずです。

 

特に

小学校高学年から中学生にかけては、
「自分の行動を振り返る力」が
ぐんと伸びる時期です。

 

寝る前に考え事をしてしまうのは、
脳科学的には、
成長できている証しともいえます。

 

しかし、

親としては、
寝る前のゲームや動画が
長引くことは、

何とかしたい問題ですよね。

 

寝る前のぐるぐる思考の正体とは
何なんでしょう!

 

実は、

ぐるぐる思考は「考えすぎ」ではなく、
「誰かに聞いてほしい気持ち」が
行き場を失っている状態。

 

はき出せていない状態なんです。

 

 

だからこそ、
ほんの些細なお子さんの言葉に

 

お母さんのたった一言
「話してくれてありがとう」
という声かけで

お子さんの気持ちを
吐き出させてあげてほしいんです。

 

たとえば、こんな場面で

 

「今日、友達とちょっとケンカした」

→ 「そうだったんだね。話してくれてありがとう。」

 

「うざっ」

→「正直な気持ちを話してくれてありがとう。」

 

この一言で、

“自分の気持ちを吐き出せてよかった”

“今度何かあったときには、
相談してみよう”

と感じられるからです。


 

これまで
スクールカウンセラーとして
子どもたちの声を聞いていると

案外、

「お母さんに相談しようと思わなかった」

「相談しようとも思ったことがない」

と話し手くれる子どもたちが多いこと。

 

しかも、決して、
親子関係が悪いということではなく、

お子さん自身が、
とっても真面目

お母さん思い、お父さん思いだからこそ
心配させられないという思いが強いお子さんが多いんです。

 

何かこまったことがあっても、
自分の心の中に閉まっておこうと
するのが自然になっているんですね。

お母さんには、

お子さんがどんな些細なことを話しても、

普段から
「話してくれてありがとう」の声かけを
あえて、伝えてほしいんです。

 

もっと将来、
大きな壁にぶつかった時に
誰かに上手に相談できる
大きな一歩にもなります。

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