子育て中のママの寝不足になる原因
子どもを育てるママにとって、十分な睡眠をとるのは簡単ではありませんよね。
ママが寝不足になる原因をご紹介します。
寝かしつけの苦労
子どもががなかなか寝つかない、
寝てもすぐ起きるといった状況が続くと、
ママの睡眠時間はどんどん削られてしまいます。
幼児期の子どもに必要な睡眠時間は、
１０時間から１３時間と、個人差が大きいのも特徴です。
保育園などの昼寝の時間が長すぎることで
夜、寝つくのに時間がかかることがあります。
このような様子が見られたたら
園の先生と相談して、昼寝の時間を短縮してもらうなどの
対策をとってもらうとよいでしょう。
家事や仕事との両立
育児だけでなく、家事や仕事をこなさなければならないため、
夜遅くまで家事をしていたり、
仕事の準備のため、早朝に起きなければならないこともあります。
精神的ストレス
育児のプレッシャーや
孤独感、責任感から、
気持ちがリラックスできず、寝つきが悪くなることがあります。
日中にさまざまなストレスを受けることで、
私たちの脳内のバランスが崩れやすくなっています。
特に、
幸福ホルモンと呼ばれる「セロトニン」は、
ストレスの影響を受けて減少しがちです。
このセロトニンの減少が、
夜の睡眠に大きな影響を与えていることをご存知でしょうか？
実は、
セロトニンは、
夜になると「睡眠ホルモン」として知られる「メラトニン」に変換されます。
つまり、
日中に十分なセロトニンが分泌されていないと、
メラトニンの分泌量も減少し、
寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりするのです。
日中にセロトニンを減らさない工夫をすることで
ママの寝不足を解決することができます！
お家でできる簡単な方法をご紹介します。
親子のふれあいでママの睡眠の質が高まる
睡眠の質を高めるために必要なホルモンは
幸福ホルモンと言われるセロトニンです。
セロトニンを増やす方法のひとつが、
「親子のふれあい」です。
スキンシップや会話、遊びを通じて親子が心を通わせることで、
セロトニンの分泌が促されることがわかっています。
たとえば、
-
ハグをする
-
手をつなぐ
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一緒に笑う
-
おしゃべりを楽しむ
-
一緒に軽い運動をする（お散歩やストレッチなど）
といったシンプルなふれあいでも、
脳は幸福を感じ、セロトニンの分泌を促進します。
実は、
スキンシップをとるとベストなタイミングは
ママがイライラした時！
子どもがかんしゃくを起こしている時
子どもに何度、注意をしても、聞かない時
には、イライラしますよね。
そんな時に、
子どもにスキンシップをとります。
人は何か行動すると
行動に見合った言葉を発しようと
脳が働き始めるので、
子どもにかける言葉も穏やかになり
ママのイライラが落ち着いてくるからです。
親子のスキンシップによってセロトニンが増えると、
夜のメラトニン分泌量も安定しやすくなり、
その結果として、睡眠の質が向上します。
ママだけでなく、子どもにも同じ効果が期待できるのです。
忙しい日々の中で、
子どもとのふれあいの時間がつい短くなりがちですが、
少し意識してスキンシップや会話を増やすことで、
親子ともに心身の健康を整えることができます。
セロトニンの増加
↓
メラトニンの増加
↓
質の高い睡眠
↓
日中のやる気
というポジティブなスパイラルを生むために、
ぜひ親子のふれあいを大切にしてみてくださいね！
